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税理士ブログ

 

不動産相続deハピネスセミナーVol.2

  2017/08/04

先月より始まった「不動産相続deハピネスセミナー」ですが、今月も開催します。

このセミナーは「不動産を通して幸せをつなぐ」を理念として今年4月に設立された一般社団法人不動産相続支援協会が主催となり、その理念に共感した司法書士や税理士(つまり私)などが講師をし、不動産相続にまつわる法律の取り扱いについての啓蒙活動を目的として行っています。

 

今回のセミナーは8月22日火曜日の14時より行いますが、講師は私が務めさせていただきます。

不動産を所有しているかどうかに関わらず、「我が家は相続税が発生するのか?」と気になっているご家庭も多いのではないでしょうか?

ご存知の通り平成27年の基礎控除額の大幅な引き下げにより、相続税の対象となる人が増えました。

テレビや雑誌で頻繁に取り上げられるようになり、それまで相続税は「お金持ちの世界の話し」と思っていたのが、ちょっとした財産を持っていたら一般家庭でも関係してくるかもしれない、さて我が家は相続税がかかるのだろうか、と関心を持っている方も多いでしょう。

そこで、今回のセミナーでは相続税の大枠についてざっくりとお話しをすることで、「我が家は相続税が発生するのか?」を判断するための情報提供をしたいと考えています。

 

ただ、税金の話しというのは色々な数字が出てきてなかなかに複雑です。

セミナーでも時間の関係もあってざっくりとしたお話ししかできませんので、「我が家は相続税が発生するのか?」がわりと切実な問題だという方は、是非ともセミナー終了後の個別相談会にもご参加いただきたいと思います。

やはり個別にお話を伺う方が、こちらとしてもより確かなことをお伝えできますので。

 

お申込みの窓口は不動産相続支援協会事務局となりますので、お手数ですが事務局宛にお電話願います。

 

≪不動産相続deハピネスセミナー Vol.2≫

■日時:平成29年8月22日(火)

セミナー 14時~15時  個別相談会 15時~16時(要事前予約)

■会場:札幌市中央区民センター2階会議室(札幌市中央区南2条西10丁目)

■お申込み・お問い合わせ先:一般社団法人不動産相続支援協会 事務局 担当:山本 ℡011-206-4405

 

戦略マーケティングを学んでも成果に繋がらない人

  2017/08/03

髙田先生には毎月札幌にお越しいただいて戦略マーケティングに関するセミナーやグループコンサルをおこなっていただいているのですが、もちろん札幌だけでなく全国各地、場合によっては海外にも数多くのクライアントがいらっしゃいます。

そしてその多くの方が髙田先生から戦略マーケティングを学び、実践をすることによって成果をあげています。

ただ中には残念ながら学びを成果に繋げられない人もいるそうです。

以前、髙田先生に「どういう人がコンサルを受けても成果に繋げられないのですか?」と聞いてみたところ、答えはこうでした。

 

「それはこちらがどんなに原理原則に基づいて仮説を立てて『試しにこういうことをやってみたらどうですか?』とアドバイスをしても『でも・・・』『だって・・・』とやらない理由ばかり並べて、行動に移さない人ですね」

 

例えばものすごい低い価格設定をしている人に対して「あなたが提供している価値からしたらその価格設定は安すぎです。もっと適正価格に引き上げましょう」と言っても「【でも】業界の平均価格はこれぐらいで、引き上げたら誰も買ってくれなくなるから・・・」とか「【でも】私みたいな無名な人間がそんな強気な価格設定しても見向きもされないから・・・」と、即拒否されるといった具合です。

 

また、「営業」という言葉に対しても「相手が必要としていないものを無理やり売り込む」というイメージを持っていて「【でも】営業なんて絶対したくない」と即否定されることも多いそうです。

 

こういうモードになっている人に対してはどんなに建設的なアドバイスをしたとしても、全て「でも・・・」「だって・・・」で返ってくるので、堂々巡りになってしまい、話が全く進みません。

 

しかも皮肉なことになかなか売上があがらなくて困っている人ほどこうした傾向にあり、もともと戦略マーケティングを学ばなくても営業力があり売上をあげていた人は逆に「なるほど、早速やってみます!」と素直に受け入れて、実践し、成果を出されます。

 

正直言って自分でビジネスをしている人がこうした価格設定なり営業に対するネガティブなイメージを持っていると成果をあげることは非常に難しいと言わざるを得ません。

 

本当はビジネスで顧客に貢献をして喜んでお金を支払ってもらい、売上があがって顧客もハッピー、自分もハッピー、そんな状態になりたいと願っている。

でもその一方で「自分が高い料金なんてもらえるはずがない」とか「営業で売り込むなんて嫌だ」「断られるなんて死んでも経験したくない」といった強力なブレーキをかけている。

 

こうした自分の可能性にブレーキをかける思考の枠組みのことを「制限的パラダイム」とか「メンタルブロック」と言います(以下「制限的パラダイム」で統一します)。

 

とりあえずビジネスに限定して話を進めると、上記のような制限的パラダイムの中で生きている限り、どんなに戦略マーケティングのことを学ぼうが、効果的なアドバイスをもらおうが、「でも・・・」「だって・・・」と理由をつけて行動せず、成果をあげることができません。

 

しかもやっかいなことにこうした思考の枠組みというのは長年かけて築き上げられたもののため、「その考え方を今すぐ変えなさい!」「はい、分かりました!」と簡単に変えることはできません。

 

しかしまずはこの制限的パラダイムを突破する必要があります。

どんなにビジネスを推進するための学びをしたりアドバイスを受けても、その推進力を上回る強力なブレーキをかけていては決して前には進めないからです。

まずはブレーキを解除するなり、ブレーキの力を弱めなければなりません。

 

こうした自分の制限的パラダイムの存在を知り、それを突破するための方法は色々とあるようです。

私は専門ではないので、どんな種類があってどんなやり方なのかといったことは全く分からないのですが、私が実際に体験し、かつ、効果があった学びであればご紹介できます。

 

それがアチーブメント社が開催している戦略的目標達成プログラム「頂点への道」講座です。

この講座は座学から始まり段階的にプログラムを受けていく設計になっているのですが、特にこの制限的パラダイムにフォーカスされているのが、体験型学習である「ダイナミックコース」「ダイナミックアドバンスコース」です。

これらはいずれも3日間に渡って行われる講座で、さまざまなシチュエーションの研修を体験する中で、ビジネスに限らずさまざまな自分の制限的パラダイムの存在を知り、それを突破していくという内容になっています。

 

私も約2年前にこれらの講座を受講する中で「あぁ、自分にはこんな制限的パラダイムがあったんだ」と気付くことができ、また、それらの全てではありませんが、いくつかの制限的パラダイムを突破することによって、ビジネスでも人間関係でも良い成果を出すことができるようになりました。

 

この講座はなかなかに過酷です。

仮に講師(この2つの講座の講師は先月札幌で講演された佐藤英郎先生です)が「その考え方を今すぐ変えなさい!」と言って「はい、分かりました!」と簡単に変わるようなら誰も苦労しないですし、わざわざ時間とお金をかけて講座を受ける必要もありません。

そもそも「他人と過去は変えられない」と言われているように「変われ!」と言われても人は変われないのです。

ですので、この講座は自分が主体的に変わり、自ら制限的パラダイムを突破していけるように少々刺激的な内容となっているのです。

 

もしもビジネスだけでなく様々な場面で「でも・・・」「だって・・・」とネガティブな反応ばかりしてしまう自分を変えたい!と思っている方がいらっしゃるようでしたら、この講座を受けてみてはいかがでしょうか?

 

ただ、いきなりこの「ダイナミックコース」「ダイナミックアドバンスコース」を受講することはできません。

まずは座学できちんと原理原則を学ぶ必要があります(原理原則を学ばないと、「どの原理原則に照らし合わせて自分が制限的パラダイムを持っているのか」というモノサシを持てませんので)。

 

その座学が「スタンダードコース」又は「テクノロジーコース」となります。

 

そしてその「テクノロジーコース」が9月に札幌で開催されます。

9月7日から9日までの3日間、朝から晩までびっちりと成功の技術、原理原則を学びます。

 

今日の主題に戻りますが、ご自身でビジネスをされている方で、そのビジネスを推進する上で強力なブレーキになる制限的パラダイムを有している人は、この制限的パラダイムを突破してブレーキを解除しない限りは、望んでいる成果を出すことは叶いません。

そのような方には、是非ともこの機会に「テクノロジーコース」を受講していただき、その流れで必ず「ダイナミックコース」「ダイナミックアドバンスコース」も受講して、その制限的パラダイムを突破していただきたいです。

 

その上で戦略マーケティングというマーケティングの原理原則を学べば、必ず行動に繋がり、成果を出すことができると確信しています。

 

※「頂点への道」講座に関してはアチーブメント社のコチラのサイトにてご確認ください。

 

↓昨年の札幌でのテクノロジーコース受講後の写真

髙田稔先生無料講演会「なぜ戦略マーケティングが必要なのか?」

  2017/08/02

毎日のように戦略マーケティングを学ぶことの重要性について語っているので「ブートキャンプに興味あります」と言っていただけることが増えました。

ただ、それでも「マーケティングは難しそう」とか「髙田先生がちょっと怖そう」という理由で受講を躊躇しているというケースが多いです。もったいない。

戦略マーケティングの理論やフレームワークは、今までマーケティングについて学んだことが無い方にとっては少々とっつきにくいものかもしれません。

または逆に大学の授業で学問として触れていると「難しくて面白くないもの」という悪いイメージを抱いているかもしれません。

 

まぁ確かにマーケティングを学問として掘り下げて研究していくというのは、それはそれで有意義なことかもしれませんが、私が企画している戦略マーケティング・ブートキャンプは学問として掘り下げることを目的とはしていません。

マーケティングの理論やフレームワークを理解していただき、それを自社のビジネスに活用して、継続的に利益が出る仕組みを作ることを目的とした「超実践的」な内容となります。

それでも理論ばかりを説明されると抽象的になってイマイチ理解できなかったり退屈してしまうかもしれません。

その点、髙田先生は誰もが知っているような有名企業や有名商品・サービスの事例を取り上げながら、「この商品・サービスが上手くいっているのは戦略マーケティングのこの理論に裏付けられているからなんですよ」と解説してくれるので、非常に具体的で分かりやすいです。

 

また、髙田先生はもともとはアメックスでドブ板・飛び込み営業をされて経験を積まれた方なので、初対面の人とも柔らかくコミュニケーションを取って、あっという間にいい関係性を築かれます。

それはセミナーや講演会などの場でも同じで、冗談も交えながらざっくばらんに話をされるので、参加者はどんどん引きこまれていきますし、退屈で寝るという人は皆無です。

そして何よりも髙田先生自身が本当にマーケティングのことが大好きなんだな、と強く感じることができるぐらい、とても情熱的かつ楽しそうに話されます。そういうセミナー講師はそうそういないでしょう。

 

しかし、残念なことに、いくらここで私が力説しても、結局のところ実際に体験してみないことには分からないでしょう。

そこで今回、「そもそも戦略マーケティングって何?」ということと髙田先生のひととなりを知っていただくために無料講演会を企画しました。

短い時間ですので、戦略マーケティングの具体的な理論やフレームワークを解説するというよりは、もっとその手前の戦略マーケティングとは何なのか?なぜ戦略マーケティングが必要なのか?といった部分についてお話ししていただく予定です。

 

経営者はもちろんのこと、営業マン、起業予備軍、これから社会に出ていく学生さんなど、多くの方にお越しいただきたいと思います。

 

≪髙田稔先生無料講演会「なぜ戦略マーケティングが必要なのか?」≫

■日時:2017年8月27日(日)14時30分~16時

■会場:愛生舘ビル5階 貸会議室A(札幌市中央区南1条西5丁目)

■講師:一番化戦略コンサルタント 髙田稔先生(一番化戦略研究所株式会社 代表取締役)

■定員:20名

■受講料:無料

 

※お申し込みは「セミナー情報」ページよりお願い致します。

 

レゴブロックを使ったチームビルディングのワークショップを開催します

  2017/08/01

皆さんは幼少時代にレゴブロックで遊んだ経験はありますでしょうか?

では大人になってからレゴブロックで遊んだことはありますでしょうか?

お子さんがいらっしゃれば一緒に遊ぶということはあるかもしれませんが、そうでなければなかなかそんな機会は無いかと思います。

 

さて、レゴブロックを使ってチームビルディング研修ができる、と聞いてどう思われますでしょうか?

「いや、そんな子供が遊ぶおもちゃでチームビルディングなんてできるわけないだろう」

これが、なんとできるんです。

実際にレゴ社が開発した「レゴシリアスプレイ」というメソッドは、見えないものを「可視化」し、新しい気付きを得るという組織のための問題開発手法となります。

と書くと何やら難しい感じがするかもしれませんが、具体的にはファシリテーターが出すお題に対して即興でレゴブロックで作品をつくり、その作品をもとにメンバーで対話をしていくという流れになります。

私も過去に体験したことがありますが、目の前のレゴブロックを使って作品をつくると、案外「そうか、自分は(お題について)こう考えていたんだ」と分かったりします。

また、それを踏まえての対話でもレゴブロックというワンクッションがあるため、非常にマイルドないいフィードバックをすることが可能となります。

 

ただ、そのような性質上、素人がファシリテーションするというのはちょっと難しいでしょう。

今回は東京から認定ファシリテーターである山本伸さんをお招きして少人数制のワークショップを開催します。

その名も『イノベーションが起こる組織を”手”で創る~マネージャーのためのLSPワークショップ~』

 

子供のように遊びながらも深い気付きを得ることができるワークショップに参加してみませんか?

お申し込みは「お問い合わせフォーム」の「お問い合わせ内容」欄に「レゴシリアスプレイワークショップ参加希望」と記載の上で、お願い致します。

 

≪イノベーションが起こる組織を”手”で創る~マネージャーのためのLSPワークショップ~≫

■日時:2017年8月6日(日)18:30~20:30(終了後任意の懇親会有り)

■会場:札幌エルプラザ(札幌市北区北8条西3丁目)

■参加費:5,400円(当日会場にてお支払い願います)

■定員:8名

 

ファシリテーター:山本 伸氏(一般社団法人ビジネルモデルイノベーション協会 理事)
静岡県生まれ。名古屋大学大学院工学研究科修了(博士)。スイスBasel免疫研究所Research Student、カリフォルニア州立大学サンディエゴ校医学部ポスドクを経てアカデミアから企業人へ転身。外資系3社16年間で研究、技術営業、事業開発など「サイエンス」でビジネスを支援する職務に従事。バイオと医療、そしてアカデミアと産業界、双方での経験から、ヘルスケア領域には多数多層のネットワークを持つ。
多国籍なプロジェクト、多様な人種マネジメントを経験する中、言語の壁を含め、伝えたいことが伝わらないギャップに悩み挫折。ヤケになって描いたラクガキが会議で大好評だったことから「描く」ファシリテーションに開眼。グローバル環境でのモノづくりにおける失敗と成功体験を「組織づくり」へ活用すべく、2014年にBMIA設立に参画し現職。
BMIAではヘルスケア分科会を担当しオープン・イノベーション研究会の運営・支援を行う。海外のベストセラー作家やメソッド開発者、イノベーション実践者などの国内招聘・イベント企画・通訳兼進行役の実績を重ねている。
今後のテーマは「イノベーションを起こし続ける組織」開発。10年後の健康長寿社会に貢献する組織・ヒト・モノづくりを指向する。達成したいビジョンは、“老若男女誰もが失敗を恐れず「挑戦を続ける」ことが最も賞賛される社会の実現“。
2015年9月、組織のイノベーション経営ガイドの知見とノウハウをグローバルに展開すべくToynon LLCを設立。代表に就任。

 

戦略マーケティングを社員と一緒に学ぶと・・・

  2017/07/31

毎月開催している髙田先生の戦略マーケティングに関するセミナーは

①誰でも参加できる「戦略マーケティング・ブートキャンプ」

②ブートキャンプ受講者限定のグループコンサルティング

の2本柱で構成されているのですが、今月はそれに加えて我々が会社に訪問して役員や社員さんに対して戦略マーケティングのフレームワークをお話ししたり、それに基づいてその会社のビジネスについてアイデア出しをする「個別コンサルティング」も行いました。

戦略マーケティングのフレームワークを活用してアイデア出しをしていく中で微妙に経営者と社員の考えの相違点が出てきたりして、まずはそういう部分があるということに気付いたというだけでも大きな収穫だったのではないかと思います。

次回以降はそのような相違点などを踏まえて、どうやって意思統一を図り、会社の舵取りを行っていくのか、そしてきちんと売上や利益を確保して会社を発展させていくのか、という点について少しずつ整理していくお手伝いをしていくつもりです。

 

このように経営者だけでなく社員と一緒になって戦略マーケティングを学ぶのは非常に効果的と言えます。

よく「社員も経営者目線を持て!」という表現を見かけますが、そうは簡単にはいきません。

経営者と社員では持っている情報も、背負っている責任も違いますし、そもそも役割が違います。

 

髙田先生はPDCAサイクルのAをAction(行動)ではなくAdjust(調整)だと言います。

すなわち戦略マーケティングのフレームワークに当てはめて仮説を立てて行動し、その結果を踏まえて、ただちに軌道修正を行う。

これをグルグル回していくことで得たい成果に近づくことが可能となります。

となると、勢い現場への指示伝達は「朝令暮改」となってしまいます。

さすがに文字通り「朝決めたこと、指示したことを夕方には変更する」ということはそうそうないでしょうが、1週間前の指示と真逆の指示が出る、なんてことも考えられます。

 

例えばオフィスの「置き菓子」で有名な『オフィスグリコ』は当初ターゲットを女性に想定していました。

しかし、実際にテストマーケティングをしてみると意外や意外、実際の利用者の7割は男性だったそうです。

そうなるとイメージ戦略やプレゼン資料や用意するお菓子などは全く変わってしまいます。

当然現場では昨日までは「女性向けに考えろ!」と指示が出ていたのが、今日には「男性向けに考えろ!」と180度違う指示が出ていたと思われます。

 

さて、ここで社員に戦略マーケティングの考え方が無いとどうなるでしょうか?

「また上からの指示が変わったよ。うちの会社は指示がコロコロ変わるからついて行けないよ!」なんていう不満が出てくるのではないでしょうか。

 

本当に経営者が単なる思い付きで指示をコロコロ変えるのはいい迷惑なのですが、そうではなく戦略マーケティングに従って素早くAdjust(調整)をする意図での方向転換であれば、それはそれなりの仮説に基づいてのものですから、社員にはそれに従って欲しいところです。

であればその背景にある考え方をきちんと共有することで、社員も「なるほど、こうこうこういう理由で指示が変更になったんだな。よし、じゃあこっちも考え方を軌道修正して行動しよう!」と納得して動くことができます。

また、現場からの主体的なフィードバックも期待できます。

「男性の方がウケがいいという考えで営業しているけど、自分が担当しているエリアは女性の方がウケがいい。これはなぜだろう?」といったように問題意識を持ってくれたり、それをきちんと報告してくれると、それはまたAdjust(調整)をするための貴重な生きたデータとなります。

 

PDCAサイクルは経営者と社員が一緒になって回すものとなりますが、そのうち主に経営者がPCAを、社員がDを担うことになります。

経営者が担うのが戦略であり、社員が担うのが戦術や戦法となります。

「社員も経営者目線を持て!」を社員も戦略も担えという意味で捉えるのは無理があります。繰り返しになりますが、持っている情報も責任も違いますし、そもそも役割が違うからです。

しかし、戦略をきちんと理解した上で戦術や戦法を担うことができれば、単なる指示待ちではなく主体的に行動することができます。

そして、このような働き方ができれば仕事にやりがいを感じることもできます。

 

最近「働き方改革」が声高に叫ばれていますが、案外、戦略マーケティングを社長と社員が一緒に学ぶことがその第一歩なのかもしれません。

ということで、「是非御社も個別コンサルを受けませんか?」と言いたいところですが、まずは経営者に戦略マーケティングのことを学んでいただきたいと思います。

戦略マーケティングについて体系立てて学ぶことができる「戦略マーケティング・ブートキャンプ」は毎月開催していますので、まずはそちらへの参加を御検討ください。

 

≪8月開催 戦略マーケティング・ブートキャンプ≫

■開催日:8月28日(月)13時~18時(終了後任意の懇親会有)

■会場:寄りそうコンサルタントグループ(札幌市中央区南1条西7丁目12番地 都市ビル7階)

■参加費:35,000円(税込・要事前振込)

■特典:参加者には髙田先生の著書『中小企業の「売上思考」を身につける一番化戦略』をプレゼントします

※詳細、お申し込みは当サイトセミナー情報よりお願い致します。

 

なぜあなたなのか?

  2017/07/28

毎月開催している戦略マーケティング・ブートキャンプではマーケティングの原理原則となるフレームワークを学び、そのフレームワークに基づいてビジネスアイデアをどんどん出していきます。

「こんなこともできるかも!」ととても盛り上がるのですが、そのようにアイデアを拡散させつつも、必ず立ち戻る部分があります。

それが「なぜあなたがそのビジネスをするの?」という「Why」の部分です。

 

例えば私が主催している戦略マーケティング・ブートキャンプですが、なぜ税理士がマーケティングのセミナーを主催しているのか、と言うと以前にもお話しした通り、マーケティングのことを深く考えないままに起業して、なかなか売上があがらずに苦労し、結局廃業してしまうという経営者とリアルに接していく中で、「もう経営者のそんな姿は絶対に見たくない。きちんと売上があがって成功していただくためにもマーケティングの原理原則を学んで欲しい」と思うようになったからです。

そういう信念を持っているからこそ、髙田先生も共鳴してくださり、毎月東京からお越しいただいているわけですし、受講する方もそういう私の姿勢に「あの人がそういう想いでやっているセミナーだからきっと間違いのないものだろう」と思われて受講してくださっています。

これがただ単に「売上アップというのは多くの経営者が求めている話だから楽して稼げるだろう」という程度の考えであれば全然響かずに集客に苦労するでしょうし、そもそも「髙田先生、こんな感じでセミナーやってちゃちゃっと稼ぎませんか?」とオファーしたところできっと断られるでしょう。そんなチャラい考えの人間とコラボしたら髙田先生的にもマイナスですから。

 

「なぜ自分がそのビジネスをするのか?」というのは「経営理念」や「ミッション(使命)」といったところに繋がります。

そしてそれはビジネスを支える土台となります。

この土台がない状態、つまり理念やミッションが全く無いままでビジネスを行うと「儲かること」が目的となってしまい、顧客満足も従業員満足もへったくれも無くなります。

また、そのビジネスに対する「粘り」も無くなってしまいます。

しっかりとした理念やミッションを持って起業しても、トントン拍子に上手くいくなんてことはなかなかありません。

その中で、どうすれば上手くいくのか試行錯誤して行動していく粘り強さが求められます。

しかし、理念やミッションが無いとちょっと上手くいかなかっただけで「もういいか、別にそんなこだわりがあるわけじゃないし」と簡単にそのビジネスをやめてしまいます。

そうなると迷惑なのは既存顧客や従業員です。

買った商品のアフターフォローが無くなってしまいますし、従業員も職を失ってしまいます。

結果として社会的信用を失ってしまい、協力者はどんどん離れてしまうでしょう。

 

結局何のビジネスをしたいのか?ターゲットをどうやって設定すればいいのか?などどうもフラフラしてしまうな、という方は一度「なぜ自分がそのビジネスをするのか?」に立ち戻ってみたらいかがでしょうか?

資金調達よりも助成金受給よりも大切なこと

  2017/07/27

毎月開催している戦略マーケティング・ブートキャンプですが、7月開催分も昨日大盛況のうちに終了しました。

毎回5時間ぶっ続けのセミナーで脳みそを酷使した後の懇親会のビールは堪りません。

その懇親会の席上、こんな話で髙田先生と意見が一致しました。

「起業をするにしても金融機関からの資金調達や助成金の受給の前にマーケティング戦略をしっかりと描くことが何よりも大切だ」

 

起業をサポートする専門家の筆頭は我々税理士ですが、その支援内容となると

・金融機関から創業融資を調達する

・会社を設立する際に非常に安い金額で登記することができる(登記業務は司法書士の業域となります)

・該当する助成金の受給申請をする(助成金の受給申請業務は社会保険労務士の業域となります)

といったものとなります。

 

どれも起業する人にとっては心強いサービスです。

設備投資などイニシャルコストがかかるビジネスを始めるのであれば資金調達は必須でしょうし、会社を設立するにしてもその料金は安いに越したことはありませんし、貰える助成金があるのであれば貰っておきたいところです。

 

なので、これらの起業支援サービスは非常に大切なものです。

しかし、これらの主にお金の問題をクリアにする前にもっと大切なことがあります。

それは「そもそもその始めようとしているビジネスのビジネスモデルが原理原則に当てはめて上手くいくかどうかが考えられているか」という点です。

新しく始めようとしているビジネスが飲食店でも歯科医院でも美容室でも学習塾でも税理士事務所でも、基本的にはライバルがひしめいている世界に攻め込むわけです。

当然ただ単にお店を開くだけでは、ホームページを作るだけでは、お客様は来ません。

 

ではどのようにして競合他社との差別化を図るのか?どのようにして認知活動をしていくのか?どのようにして集客活動をしていくのか?

正直なところ、この辺のことをきちんと吟味しなくても、事業計画書を作ることは可能ですし、それに基づいて金融機関から融資を受けることも可能です(100%ではありませんが)。

 

しかし!

どれだけ金融機関から希望通りの融資を受けられても、助成金を受給できても、ビジネスモデルが脆弱だと早晩、そのビジネスは破綻してしまいます。

 

ここでもしも借入がなければ「あ、これはうまくいかない。すぐに手を引こう」と最小限のダメージで手仕舞いすることもできます。

それが借入があると、それを何とか返済しようとして親や知人からお金を借りたり、カードローンに手を出したりしてどんどん借金が膨れてしまいます。

最終的にはもう借りるアテが無くなり、返済能力も無くなり、どうしようも無くなってバンザイをすると周りに多大な迷惑を掛けてしまいますし、セカンドトライをするのも難しくなってしまいます。

 

そんな大げさな、と思いますか?

でも我が国の起業して10年後の廃業率は90%以上です。

金融機関から創業融資を受けることができればビジネスが成功するなんてことはないのです。

その大前提として戦略マーケティングという原理原則をきちんと学び、理解し、様々なフレームワークに当てはめてビジネスモデルを構築することが絶対に必要です。

 

そんなことをお酒を飲みながら髙田先生と盛り上がった懇親会でした。

 

現在戦略マーケティング・ブートキャンプやその後のグループコンサルにはすでにビジネスをされている経営者に参加いただいていますが、できれば将来起業を考えている起業予備軍の方にも是非学んでいただきたいと思っています。

起業家が全員起業する前にきちんと戦略マーケティングについて学んでおけば、日本の廃業率は激減するものと確信しています。

 

≪8月開催の戦略マーケティング・ブートキャンプ≫

■日時:2017年8月28日(月)13時~18時(終了後任意の懇親会有)

■会場:寄りそうコンサルタントグループ

■料金:35,000円(税込/要事前振込)

※お申し込みは当サイトの「セミナー情報」よりお願い致します

 

難しいことを難しく説明する専門家

  2017/07/26

税理士に対する不満の代表例に「専門用語連発で何を言っているのかチンプンカンプンで、分からないと言うとそんなことも分からないのかと怒られる」というものがあります。

以前お話しした財務・会計にしても税法にしても日常生活では見かけない専門用語がオンパレードです。

減価償却費、貸倒引当金、減損会計、租税特別措置法などなど。

 

経営者も最低限、財務・会計や税法のことを学んでください、とお伝えしましたが、いざ勉強をするとこのような専門用語が沢山出てきます。

そこで税理士に「これってどういう意味ですか?」と聞いて

「減価償却費は減価償却費だよ、そんなことも分からないのか!」と怒られたら、もうその時点で勉強する気が失せるというものです。

私だったらアホらしくなって勉強しなくなるでしょう。

 

怒るというのは極端な話ですが、このような専門的な難しい話をそのまま難しく説明する税理士は残念ながら結構存在します。

私は「難しいことを分かりやすく説明してくれる人」こそが真の専門家であり、「難しいことを難しく説明する人」は言い方は何ですがエセ専門家だと思っています。

 

私自身、いかに分かりやすく説明するかということは常に意識しています。

その原点が大学生時代の塾講師のアルバイト経験です。

学生時代、大手学習塾で小学生や中学生に国語と英語を教えていました。

もちろんアルバイトとは言え、実際に生徒相手に授業をするわけですから、いきなり授業を持つのではなく、正社員の先生の前で模擬授業を行い、フィードバックをもらい、ある程度の基準を満たしたと判断された段階でようやくデビューできるという流れです。

 

その模擬授業の際のフィードバックで非常に印象的だったのが

「宮治君、君は大学受験に合格しているから勉強ができる優秀な人なんだよ。

でも、授業に来る生徒は必ずしも勉強ができる子ばかりじゃなく、全然勉強ができない子も多い。

君の授業は勉強ができる子には理解できるかもしれないけど、全然勉強ができない子には多分理解できないだろう。

勉強ができる人間としての当たり前の感覚ではなく、この表現で勉強ができない子にも分かってもらえるだろうか?という視点で組み立てや伝え方を考えてごらん」

というものです。

 

実際には私自身、一浪した挙句志望校に合格できなかった身なので、決して勉強ができる子ではなかったのですが、ただ、この時の言葉というのは今も大事にしているところです。

お客様に対して「学んでください」と言う以上は、正しく理解していただくためにそれを分かりやすくかみ砕いて説明するというのは私の責務だと考えています。

何よりも難しい話をかみ砕いて説明してお客様が「なるほど!分かった!」という状態になるのが何よりの喜びなのですが、これも塾講師をしていた名残りなのかもしれませんね。

ジャパネットの髙田前社長に教わったこと

  2017/07/24

たまに勉強会や交流会などで名刺交換をした際に、私が税理士だと分かると「いや~、うちの税理士は全然アドバイスとか提案をしてくれないんだよね~」とおっしゃられる経営者がいます。

 

【税理士が全然アドバイスや提案をしてくれない】

これは税理士に対する不満の上位にあがってくる定番中の定番と言えます。

 

その原因の一つが以前にもご紹介した「低い顧問料」です。

例えば「顧問料月額1万円、決算料込み」みたいな契約で税理士にアドバイスや提案まで期待してはいけません。

打ち合わせをしたり決算申告をしたりするだけでも普通は赤字、という料金設定なのに、さらにそれ以上のものを要求するのは酷というものです。

もちろんその料金で顧問契約を締結した税理士側にも責任がありますが、アドバイスや提案を求めるのであれば「顧問料値上げしてもいいから、その分もっとアドバイスとか提案をして欲しい」という交渉をする必要があるのではないかと思います。

 

では、顧問料は別にそこまで低いわけではなく、アドバイスや提案といったサービスの提供も見込んだ料金設定になっているにも関わらずアドバイスや提案が全然無い場合にはどうすればいいのでしょうか?

 

ここで突然話が変わりますが、今年の3月にあのジャパネットタカタの創業者である髙田明さんのお話を聞く機会がありました。

さらにその後の懇親会でちょっとの時間でしたが、髙田さんと直接お話しすることができました。

 

実は以前『カンブリア宮殿』に髙田さんのご長男で現社長である旭人さんが出演された際に、髙田さんが「経営者はどんなに周りに素晴らしい仲間がいても自分が最終決断者として決断をし、その責任を取らなければならない。だから社長は孤独だ」というようなお話をされていたのを観ていました。

 

そこで、そのことをお伝えした上で、「自分は税理士として、そんな孤独な経営者に貢献したいと思っているのですが、その際に大事なことは何だと思いますか?」という質問をさせていただきました。

 

それに対する髙田さんの答えは・・・

「まずは相手が何を求めているのかを理解することではないでしょうか」というものでした。

 

ということで話を戻しますと、税理士がアドバイスや提案をしない理由として「経営者が何を求めているのかを知らないから」というものが考えられます。

経営者はどうなりたいと思っているのか、会社をどうしたいと思っているのか、社員に対してどうなってほしいと思っているのか。

そういった経営者が求めているものを知らなければ、そのために意味があると思われるアドバイスや提案のしようがありません。

 

税理士に求められる提案の代表は節税対策ですが、これにしても単純に「税金を減らしたい」という漠然としたものではなく、将来の退職金準備のための繰り延べをしたいのか、家族に所得を分散したいのか(もちろん給与としてなら勤務実態がある必要がありますが)など「その結果どうしたいのか」という具体的な話がなければ、提案しようにもできません。

 

なので、キャッチボールに例えると最初にボールを投げるのは経営者となるのです。

「自分はこういうことを考えているんだけど、それを達成するためにいいアドバイスが欲しい」というボールを投げて初めて、それをキャッチした税理士が「分かりました。それであればこういうのはどうですか?」とボールを投げ返すことが可能となるのです。

 

※もちろん税理士のスキルによっては返ってくるボールが大暴投(見当違いのアドバイス)になる可能性はあります。

 

なので、自分でまずボールを投げないで「税理士から何のアドバイスも提案も無い」と不満を言っている方がいらっしゃれば、まずは税理士にボールを投げてみましょう。

話はそこからです。

 

また、我々税理士の側にも、全然ボールを投げてこない経営者に対して「お~い、ボール投げてくれないと、提案しようがないよ」とアピールする気遣いも必要です。

 

なにせ経営者は税理士からのアドバイスや提案を求めているのですから。

 

そんなことを髙田さんには改めて気付かせていただきました。

 

なお、髙田さんの著書『伝えることから始めよう』は非常に素晴らしい内容でした。おススメです。

 

1社依存体制は危険!

  2017/07/21

B to Bのビジネスを行っている中小企業では特定の取引先の売上割合が高くなる傾向があります。

その究極形が取引先が1社のみという「1社依存体制」です。

よく自動車メーカーなどの下請け業者などでこのような体制が見られますが、これは非常に危険な状態です。

なにせ売上が完全に1社に依存しているので、その1社が倒産したり、取引を打ち切られるとたちまちのうちに売上が0になってしまうからです。

私が以前勤務していた事務所にもこのような形態のお客様が結構いました。

「大手企業から安定的に仕事を回してもらえる話になっているから大丈夫」という感じで、実際に安定的に仕事を回してもらえると売上も資金繰りも安定しますし、そうすると納税計画も立てやすくなります。

しかし、そこに安心して他の取引先を開拓しないでいると、その仕事の供給元である会社が倒産したり、またはリーマン・ショックなどの緊急事態の際に「すまないけど、もう仕事回せないから」と急に取引を打ち切られてしまい、一気に倒産の危機を迎えることになってしまいます。

 

また、先程から「仕事を回す」という表現をしていますが、1社依存体制ですとどうしても「仕事を回してやっている」「仕事を回してもらっている」という上下関係になりやすくなります。

そうすると支払サイトを伸ばされたり、値下げ圧力をかけられたりしても、それを断ると仕事が無くなってしまうので、飲まざるを得なくなってしまいます。

これは「半沢直樹シリーズ」などで有名な池井戸潤さんの小説でもしょっちゅう描かれるシチュエーションですね。

 

1社依存体制だと「All or Nothing」になってしまいますので、取引先を増やして売上割合を分散させ、仮に1社との取引がダメになっても致命傷にならない体制にシフトする必要があります。

その判断基準は「その会社との取引が無くなっても事業を継続できるかどうか」となります。

 

このことは廃業・倒産理由の上位にあがってくるある意味定番とも言えることで、多くの同業者の方がブログなどで発信して注意喚起・啓蒙活動をされているのですが、残念ながらなかなか伝わっていないというか、軽く見られていることとなります。

 

しかし、以前にもご紹介した通り「創業10年後の生存率6.4%」なのです。

あなたの会社の売上を100%構成するその取引先はいつ倒産してしまうか分からないのです。

そして今の時代、大手企業だからといって全く安心できません。

大手企業でも簡単に潰れてしまう時代なのです。

 

もしも現状1社依存体制又はそれに近い状態だという方がいらっしゃれば、この機会に取引先を増やして売上を分散し、リスクを軽減させることを検討してみませんか?