6月30日放送の『ガイアの夜明け』は「”幸せ食堂”の365日 ~コロナで気づいた理想と現実~」というテーマで佰食屋を取り上げていました。

佰食屋と言えば毎日100食売り切ったらそこで営業終了という面白いコンセプトで残業が当たり前の飲食業界で残業ゼロを実現している「超ホワイト企業」として2年前ぐらいから注目を集めている存在でした。

昨年のほぼ同じ時期にも『ガイアの夜明け』で取り上げられており、その際には私も視聴しての感想をブログの記事にしました(コチラ)。

1年前と言えば特に飲食業界は人材確保に苦労しており、少ない人員で回しているため長時間労働が当たり前で、だから働こうと思う人が少なくなりますます人材難に・・・という悪循環に陥っていました。

そんな中で、佰食屋は「100食売り切ったらそこで営業終了」としているのでランチ営業でも13時前には完売・営業終了になることも多く、閉店後に次の日の仕込みをしても5時には帰宅できるという長時間労働とは無縁の飲食店です。

「頑張って働けば働くほど稼げる・収入が増える」ではなく、「収入は決まっているけど短い労働時間でその後の自分の時間を大事にしよう」という理念はそれはそれで一つの働き方としてアリなんじゃないかと思います。

そんな佰食屋ですが、前回の放送から1年経ちどうなっていたかというと・・・。

やはりコロナの影響を受け、2店舗を閉鎖し、正社員12名のうち7名を解雇するという厳しい現実が待っていました。

ネット上でリサーチをしたところ、このことに関して厳しい意見が結構多かったです。

「幸せ食堂と言っているのに、結局仲間である社員を切るなんて経営者失格だ」みたいな(ちなみに「幸せ食堂」はガイアの夜明けによるネーミングです)。

確かに幸せな働き方を理念としているのであればやはり雇用は守って欲しかったという第三者の勝手な想いは私にもありますが、だからと言ってこのコンセプト、ビジネスモデルを否定することはないと思います。

美味しい料理をお手頃価格で提供し、お客さんに喜んでもらう。

給料はそんなに高くないかもしれないけど、残業時間ゼロで仕事をした後のプライベートの時間を充実させて、社員にも喜んでもらう。

こんな会社があってもいいのではないでしょうか?

「いや、俺はもっと稼ぎたいんだ!」という人は別の飲食店に行けばいいだけですから。

ただし、おそらく財務体質としては利益が残って内部留保できるというものではなかったので、コロナ一発でやられてしまったのだと思われます。

また何か起きた時に社員の雇用を守るためにも財務体質の改善は必要ですが、そこはこれから手当していかれることでしょう。

ぜひ今後も番組で定点観測して欲しいと思います。