マーケティング、売上アップをサポート

宮治税理士が親身になってお客様の会社に利益をもたらすご提案をお約束します。

札幌人図鑑で語ったこと①

 

札幌人図鑑で語ったこと①

  2019/01/22

先日ご縁をいただき「札幌人図鑑」という番組に出演させていただきました。

この番組はケーブルテレビのJ:COMにて放送されているもので、「様々なフィールドで活躍する”札幌人”を招き、インタビューする対談番組」となります。

過去には名だたる経営者も出演されていますし、札幌市長やあの「水曜どうでしょう」の”藤村D”こと藤村忠寿さんなども出演されている番組に出演できるとはなんとも光栄なことです。

この番組では3つのキーワードをテーマに展開していくのですが、私のキーワードはこんな感じです。

1.学びの変態と言われています

2.神社といえば宮治です

3.お客さんにも知識が必要

 

ということで、普段このブログで書いているようなことをネタにお話をしました。

やっぱりテレビに出るからといって背伸びせずに等身大のメッセージをするのが大事ですからね。

今回神社の話は脇に置いて、1と3についてどんなことを語ったのかちょっとまとめてみたいと思います。

 

私は今でこそ周りから「学びの変態」と呼ばれるぐらい学び大好きなのですが、じゃあ学校の成績が良かったかというと全然そんなことはありませんでした。

なんかあんまり学校の勉強って楽しくなかったんですよね。

大学受験でも1年浪人した挙句に志望校に合格することができず、挫折を味わいました。

そんな自分がめちゃくちゃ勉強することが多い税理士業界に飛び込むというのもおかしな話ですが、ここで開眼します。

私は法学部出身で、大学在学中には税理士試験はおろか日商簿記の勉強も全くしていませんでした。

そんな人間がうっかり税理士事務所に就職し、しかもわりとすぐ担当を持たせていただくことになったので大変です。

税務・会計の知識はおろかビジネスの世界のことが全く分からない素人同然のお兄ちゃんが、40代50代のバリバリ会社を経営している社長とやり取りをするわけですから。

そりゃあ死にもの狂いで勉強しましたね。大学受験のときもこれぐらい必死に勉強していたら志望校に合格できただろうなという勢いです。

しかし、その甲斐あって、お客様に喜んでいただきました。

今にしてみればそんなにレベルの高い話をしていたわけではありませんが、でも、必死に勉強してそれをお客様に提供すると喜んで頂ける、という経験から「学ぶって面白い!」となり、税法だけではなく、マーケティングやマネジメントなど色んなことを学ぶようになったのです。

学校の勉強のフィードバックはせいぜい「テストの点数」ですが、実務の勉強のフィードバックは具体的な節税額だったり、お客様の反応だったり、実際に経営状況が良くなったりすることなので「自分が勉強することが人の役に立っている」ということが実感できるのがたまらないポイントなんですね。

 

ということで長くなってきたので「3.お客さんにも知識が必要」については次回に回したいと思います!

 

※「札幌人図鑑」は最初はJ:COMチャンネルで放送していますが、現在はWeb上で視聴することが可能です。

ぜひコチラよりご視聴ください!

先送りの癖をなくしませんか?

  2019/01/21

『超★ドンブリ経営のすすめ』などの著者であり経営コンサルタントの和仁達也さんは「人が物事を先送りする3大条件」を次のように定義しています。

1.いつやってもよいこと

2.強制力がないこと

3.面倒くさいこと

とりあえず「重要度」という判断軸を脇に置くと、緊急性があるわけでなく、誰からもやれと言われるわけでもなく、しかも面倒くさいことについては人は先送りしがちだということです。

私の場合だと、例えば事務所の棚の整理整頓でしょうかね。

そもそも普段汚くはしていないのですが、それでも少しずつ色んな書類などが溜まり雑然としてしまいます。

これはまさに3大条件を全て満たしているので、ついつい先送りしがちです。

ではいつ整理整頓するのかというと、「試験勉強をしているとついつい部屋の片づけをしたくなる」という例の習性を利用して、試験勉強ではありませんが、年末調整や確定申告などで業務がむちゃくちゃ忙しい今時期に気分転換を兼ねて行うようにしています。

おかげでこの時期は事務所の中がかなりスッキリします。

とはいえ整理整頓は「重要度」という判断軸で考えると、もの凄く重要度が高いわけではありません。

特にビジネスを行っている方にとって「重要度」が高いにも関わらず、「人が物事を先送りする3大条件」に当てはまるので「分かってはいるんだけどついつい先送りしちゃうこと」の代表例が「戦略」について考えることと言えるでしょう。

経営者にとって究極の「緊急ではないけど重要なこと」が戦略です。

マーケティング、商品開発、人材育成、採用など様々な観点で、自社の現状を分析し、将来どのように展開するのかを考える時間を取ることは非常に重要なことではありますが、多くの経営者が先送りしています。

特に小規模な会社の経営者の大半は自分自身も現場で作業をする「プレイングマネジャー」です。

下手をするとほとんどプレイヤーという経営者もいることでしょう。

となるとある程度の強制力がないとこの先送り癖は解決できないと思われます。

ではどうやって強制力を発動させるのか?

ここでご案内したいのがご存知”一番化戦略コンサルタント”高田稔先生による「戦略マーケティング・ブートキャンプ」です。

このセミナーの特長はインプットだけでなくアウトプットもしてもらう、つまりご自身で考えていただく時間もふんだんに用意している点です。

インプットだけのセミナーだと話しを聞いて「いい話を聞いたな」で終わってしまう可能性がありますが、これでは意味がありません。

しかも先送り癖のある人はそれで家に帰ってから考える時間を取るかと言うとまず取りません。

であれば、セミナーの時間内に強制的に考える仕組みがあれば嫌でも考えることになります(本当に自社の戦略について考えるのが嫌な人は経営者は辞めた方がいいと思いますが)。

5時間びっちりインプット&アウトプットを行うまさに「ブートキャンプ」。

今回の記事を読んで「うわ、これ自分のことだな」と思った方は今月は29日に開催しますので、是非ともご参加ください。

この機会に先送りの癖を解消しましょう!

≪戦略マーケティング・ブートキャンプ≫

〇日時:2019年1月29日(火)10時~16時

〇会場:寄りそうコンサルタントグループ

〇参加費:5万円

〇参加特典

1.高田先生の著書『中小企業の「売上思考」を身につける一番化戦略』をプレゼント

2.次回のグループコンサル(5万円相当)に無料でご参加いただけます

3.内容に満足できなかった場合、全額返金保証

※詳細、お申込みはコチラよりお願いします

神社に欠かせない存在の神職

  2019/01/20

ありがたいことに最近では旅番組や街ブラ番組で神社が紹介されるというケースが結構増えています。

この手の番組は必ずチェックして「へ~、こんな神社あるんだ」と自分の「行きたい神社リスト」に追加して、いざその付近に用事がある際に参拝するようにしているので、大事な情報源です。

で、この手の番組では神職の方が登場して「こちら権禰宜(ごんねぎ)の〇〇さんです」と紹介されたりしますが、「権禰宜って何?」となった方はいませんでしょうか?

ということで、今回は神職についてお話ししたいと思います。

時代や場所によって、祝(はふり)や大夫(たいふ、たゆう)など様々な呼び方がありましたが、現在では一般的に神職、神主と呼ばれています。

神職は、宮司(ぐうじ)を最高位として、禰宜(ねぎ)、権禰宜(ごんねぎ)の順に職階が定められています。

権禰宜の「権」とは「副、仮の」という意味です。

神社によっては、宮司を補佐する権宮司という役職が置かれている場合もあります。

また、宮司を引退した後に、長年の功績を讃えて名誉宮司としてその名をとどめる場合もあるそうです。

このほか、神職の見習い的な出仕(しゅっし)という職階もあり、神社独自の職名によって、職務についていることもあります。

また、伊勢神宮や靖国神社など特別の神社には、権禰宜の下に宮掌(くじょう)や主典(しゅてん)といった職階もあります。

神職になるためには資格が必要です。

全国の大半の神社を包括する神社本庁傘下の神社の場合、神社本庁の試験に合格するか、神職養成機関(國學院大学や皇學館大学)で必要単位を取得した上で、必要な実習を修了しなければなりません。

神職の資格には、神道の徳目である「浄き明き正しき直き心」にちなんで、浄階、明階、正階、権正階、直階の5ランクの階位があります。

いずれも神社本庁の検定委員会が試験や経験などによって決めるもので、この階位によって、つくことのできる階位が違ってくることもあります。

また、階位や職階と経験、業績によって定められる身分もあります。

これは、特級から一級、二級上、二級、三級、四級までの6ランクに分けられます。

ちなみに私が毎年受検している「神社検定」は単なる趣味の検定試験ですので、これに合格したからといって神職にはなれません。

たまに「神職になれるんですか?」とか「神職を目指してるんですか?」と聞かれることがありますが、違いますので(笑)。

日商簿記に受かったからといって税理士になれないのと同じです(日商簿記は趣味の試験ではないですが)。

なお、巫女さんは神職ではないので、資格は不要です。

御賽銭の作法

  2019/01/19

神社に行くと拝殿の前には賽銭箱が置かれています。

賽銭の「賽」とはもともと神様へのお礼を意味します。

ですから「賽銭」とは、願いが叶ったとき、日々の平穏を感謝するときに神様に捧げる金銭のことを表しています。

しかし、当たり前のように金銭がお供えされるようになったのは古いことではありません。

御賽銭の形態は、古くは神前にまく「散米(さんまい)」や、洗った米を紙に包んで供える「おひねり」でした。

この散米が貨幣の流通に従って「散銭」になり、いつしか「賽銭」になっていったようです。

御賽銭は神様へのお願いやお礼の際の真心の表現です。

箱に入れる際には、それなりのお供えの仕方が求められます。

・・・と神社本庁のサイトに書かれているのですが、では「それなりのお供えの仕方」とは具体的にどのようなものなのでしょうか?

あと、そもそも賽銭箱の上に鈴が吊るされている場合がありますが、鈴を鳴らすのが先?御賽銭を入れるのが先?みたいな疑問もあるかと思います。

まず、鈴が先か御賽銭が先か?という話はどうやら正式な決まりがあるわけではないようなので「どちらが先でも良い」ことになります。

ちなみに私はお賽銭を入れる→鈴を鳴らす→二礼二拍手一礼の順番にしています。

次に「それなりのお供えの仕方」ですが、神社本庁のサイトにはそこまで具体的なことは書かれていません。

そこで諸々調べた結論としては「賽銭箱に滑り込ませるように入れる」というのが「それなりのお供えの仕方」になるかな~というのが私の見解です。

なので、例えば大きく弧を描くように投げ入れてガチャっと音を出すのはあまりよろしくないのかなと思います。

初詣時期の北海道神宮では拝殿の前にお賽銭を入れられるようなブルーシートを張ったスペースが設けられますが、できればこの際にもそっと御賽銭を入れたいところです。

混んでて前まで行くのが面倒だからとロングスローをするのは作法としてもマナーとしてもNGなのでやめましょう(今年やっちゃった人は来年気を付けましょう)。

なお、賽銭箱の上にある鈴ですが、鈴は「さやさやと鳴る」と表現され、すがすがしく神秘的なものとして、古くから神霊を招く道具として用いられていました。

古代には巫女が鈴を振りながら舞い、神霊を招いて神憑りとなって神の声を人々に伝えたり、災厄を祓ったりしたのでしょう。

鈴を付けた鏡や鈴を付けた女性の姿をした埴輪も古墳から出土しています。

鈴が魔除けになるという信仰は日本のみならず世界各地にあります。

お守りなどに鈴が付けられるのもそのためです。

平安時代にまとめられた『古語拾遺』という書物には、天の岩屋戸にお隠れになった天照大御神の心をひくためにアメノウズメノミコトが鈴を付けた矛を持って舞ったことが記されています。

はっきりしたことはわかりませんが、中世頃から社頭に鈴が付けられるようになったと言われています。

↑超スタイリッシュな赤城神社の拝殿

宝地図で自分の願望を知ろう!

  2019/01/18

昨年末になりますが、当事務所のお客様に宝地図を作成していただきました。

今回作成されたのは夫婦で会社を経営している伊藤ご夫妻。

お二人にはフューチャーマッピングも体験していただいていますし、日本の神様カードのセッションも体験していただいていますし、高田先生のコンサルも受けていただいておりと、当事務所のコンテンツをかなり活用いただいています。

特に毎月高田先生のコンサルを受ける中で「自分が本当にやりたいことは何だろう?」という根本の部分を見つめ直す機会がありました。

そこで、そのような願望の明確化及び視覚化にうってつけのツールとしておススメしたのが宝地図です。

宝地図はもう願望がバッチリと明確になっているタイミングで作成するという視覚化の効果もありますが、結構大事なのが、「そもそも自分の願望が何なのか」を明確にする効果です。

今回、宝地図を作成することが決まってから実際に作成するまでの間が約3週間でしたが、その間、宝地図ナビゲーターである私の妻から定期的に事前のフォローメッセージをしており、どのような観点で自分の願望と向き合えばいいのかアドバイスをさせていただいています。

と聞くと「え、自分の願望なんて簡単に出てくるでしょ?」と思われるかもしれませんが、案外そうではなかったりします。

特に幼少時代に親からなにかにつけ「ダメ」と言われてきた人は自分の願望を押し殺してしまう傾向にあります。

さらに言うと「あなたは我が家の跡取りなんだからそれ以外の選択肢はありません」なんて言われた日には「将来あれをやりたい!」という自分の願望は湧き上がってこないでしょう(逆に反発して自分の願望に従う人もいますが)。

なんにせよ、こうやって「宝地図を作る」と意識し、定期的にフォローメッセージを受けとることによって「自分の願望」についてアンテナが立つことになります。

こうなると街を歩いていても、テレビを見ていても、人と話していても、「あ、これって自分がやりたいことかも!」と気づきを得ることができます。

あとはそれを深掘りして関係する雑誌を見たりネットを検索してその夢が叶った状態をイメージできる写真を見つけることができればOKです。

実際、今回作成した伊藤ご夫妻の奥様は「自分の願望が全然分からない」というところからスタートしましたが、事前にしっかりと自分と向き合う時間を取っていただいた甲斐があって、結果としてご自身の願望が明確になり、素敵な宝地図が完成しました。

片やご主人の方はすでに高田先生のコンサルを受けられる中でご自身の願望に覚醒していたので、準備は全然大変ではなかったそうです。

御持参いただいた写真も奥様が写っているものが多く、ラブラブな宝地図が完成しました。

今回ご夫婦で作成されましたが、このように家族で一緒に作る最大のメリットは「家族の願望を知ることができる」という点です。

実際お互いに「へ~、こんなことやりたかったんだ!」というような発見があり驚かれていました。

過去にも何組か夫婦で参加していただいていますが、自分のパートナーがどんな願望を持っているのかを知ることができるという点は結構アピールポイントかなと感じています。

ちなみに、お二人が大きな宝地図を家に持って帰るとお子さんが「自分も作りたい!」と言ってくれているそうなので、次回にはぜひお子さんにも作ってもらおうと思います。

ということで、「宝地図に興味はあるけど、自分の願望が明確になってから作ろう」と思っている方は、順序を逆に「自分の願望を明確にするために宝地図を活用しよう」と考えてみてはいかがでしょうか?

我々がサポートしますよ。

レシートを捨てるな!!

  2019/01/17

突然ですが皆さんレシートはちゃんともらっていますでしょうか?

いや、これ経費になるものの話をしているのではありません。

会社や個人事業の経費になるレシートをきちんともらうのは当たり前。

ここでお話ししたいのは経費になる・ならない関係なくレシートをもらう習慣があるかという話です。

残念なことに世の中、きちんとした金銭感覚を持ちあわせていない人が一定数います。

そしてそういう人たちの大半は「入ってくるお金」と「出ていくお金」の、特に「出ていくお金」をきちんと把握していない傾向にあります。

昔からカード破産をする人は後を絶たないですし、最近では電子マネーなどスマホをかざすだけで決済できてしまうので、「お金を使っている」という感覚が薄れているのも原因かもしれません。

そんな中でもお金を使ったことを思い出させてくれる大事なツールが「レシート」です。

電子マネーなどで決済をしてもレシートは貰えますから、必ず貰うようにしましょう。

よくコンビニでレジの横にある「不要なレシート入れ」にポイッと入れる人がいますがNGです。

ついでに言うとやはりコンビニでレシートを渡してこない店員さんがいますが、これもNGです。

私もたまにコンビニで買い物をしますが、10代20代の若者にとっては「スーツを着たサラリーマンはどうせレシートを渡しても捨てるだけだから、だったら最初から渡さないようにしよう」と思われているのか、渡されないことがあります。

そんなときは必ず「レシートください」と伝えます。

仮にそれが100円程度のものだとしても。

で、貰ってどうしているかというと会計ソフトに入力しています(もちろん自分の事業の経費にしてないですよ)。

きちんと入力しておけば客観的なデータが出ます。

特に私のような個人事業主だとどうしても仕事とプライベートの財布は一緒になってしまいますので、こうやってきちんと入力しておかないとお金の流れが把握できなくなってしまいます。

サラリーマンの方であれば、特に副業をしていないのであれば入ってくるお金、つまりお給料は分かるわけですから、お金の流れを把握するのはそんなに難しくないはずです。

※もちろんお小遣い制の方も考え方は一緒です。入ってくるお金イコール使えるお金ではないでしょうが。。。

ちなみに、せっかくレシートを貰っても財布の中に入れっぱなしでは意味がありませんし、レシートでパンパンの財布はかなり残念な状態ですので、とにかく溜めないこと!

今回のお話は誰にでもあてはまるものではあるのですが、税理士である私としては特に経営者に実践してほしいと思います。

というのも案外経営者でもお金の流れを把握していない方が多いからです。

その結果、事業できちんと利益が出ているのに、手元にお金がない、税金が払えないなんてことになってしまいます。

レシートを貰って客観的なデータにしていないので「あれ、なにに使ったのか分からないけどお金がない。困ったな」となってしまうのです。

日本はキャッシュレス後進国ではありますが、今後確実にキャッシュレスの方向に進むはずです。

紙幣や硬貨を使わないようになるとますますお金の流れを把握できなくなるおそれがあります。

人生100年時代。気付けば手元に全然お金が残ってないけどどうしよう!

そんなことにならないためにも、まずはレシートを貰うところから始めましょう。

レシートを捨てるな!

座右の銘

  2019/01/16

皆さんは「座右の銘」をお持ちでしょうか?

「座右の銘」とは「いつも自分の座る場所のそばに書き記しておいて、戒めとする文句」と定義されています。

私の座右の銘は「鶏口となるも牛後となるなかれ」です(コンサルタント紹介のページにも載せています)。

意味は「大きな集団の中で尻にいて使われるよりも、小さな集団であっても長となるほうがよい」となります。

その昔、中国では7つの国が覇権を争う戦国時代がありました。

その7つの国の中で最も大きな力を持っていたのが「秦」という国です(始皇帝で有名なあの秦です)。

秦は他の国々に対して領土を献上するように脅します。

それに対して6国で同盟を組んで対抗するために、蘇秦という人が諸国を説得して回り、同盟に対して消極的だった韓の国の王に対して「強大国の秦の属国となって秦の言いなりになるよりも、小さくとも一国の王であったほうが良い」と説得した際に用いられた言葉とされています。

牛後(ぎゅうご)とは牛のお尻のことで大きな組織の中の末端を表し、鶏口(けいこう)とは鶏の口のことで小さな組織のトップを表しています。

結果として、この同盟が功を奏し、その後15年に渡って秦が他国を侵略することはありませんでした。

 

実は私がこの故事を座右の銘にしたのは中学三年生の時です。

卒業のときに「卒業文集」って作るじゃないですか?

その際に卒業する全生徒による一人一言を載せるので考えてきなさいと先生からお達しがありました。

当時の私は歴史が大好きで(今もですが)、何かそのような故事成語で「これだ!」というものがないかと家にあった故事成語辞典をパラパラとめくっていたところこの言葉に出会ったわけです。

で、当時の私がなぜこの言葉を「これだ!」と思ったのか定かではありませんが、多分当時から「いい大学を出て、大企業に就職して安定した生活を送る」ということに興味がなかったんだと思います。

ただ、この時にこの言葉を「座右の銘」としたことによって、その後の人生の節目節目でこの言葉に勇気づけられました。

特に30歳のとき、「このまま大手税理士事務所に残ってイチ職員として働いていくのか」「独立して小さくとも一国一城の主を目指すのか」を考えたのですが、その際にこの言葉がパッと出てきて、「そうだよな、やっぱり鶏口を目指そう!」と背中を押してもらいました。

また、私のクライアントには勤めていた会社を辞めて起業する方も多いのですが、まさにこの精神ですよね。

そのようなクライアントを応援するという意味でもとても大切にしている座右の銘です。

もしも座右の銘をまだお持ちでないという方は是非とも「これだ!」というものを見つけていただきたいと思います。

 

※卒業文集の一人一言はほとんどの同級生は「3年〇組のみんな、元気でね!」とか「〇〇ちゃん、別々の高校になるけど一生の友達だよ!」みたいな感じのもので、故事成語を書いたのは私だけでした。当然めちゃくちゃ浮いていました(笑)。

芸人先生

  2019/01/15

昨年NHK・Eテレで放送されていた番組で毎回チェックしていたのが「芸人先生」です。

サンドウィッチマン、ナイツ、バイきんぐなどの一流お笑い芸人が自らの体験談を交えてビジネスの基礎を企業社員に伝授するというスタイルで毎回非常に勉強になりました。

テーマも営業、コミュニケーション、コンセプト創りなど多種多様で、笑いの要素も入れながら楽しく学べるというある意味「学びとエンターテイメントの融合」が実現した番組と言えます。

さらには別室で”カリスマ営業ウーマン”和田裕美さんがモニタリングしており、都度ビジネスの観点でのフォローをするという点でも見応えのあるものでした。

番組自体は終了しましたが、非常に良い内容でしたので、またどこかで復活して欲しいと思っている次第です。

で、今回ご紹介するのはその番組の内容が書籍化されたその名もズバリ『芸人先生』です。

この本は、番組では芸人さんのフォロー役的存在であった和田裕美さんが監修として番組では語り切れなかったビジネス的な解説が大幅増量されているのが特徴です。

芸人さんが番組で語っていた内容も要約していますが、そこはやはり活字よりも実際のしゃべくりの方が面白いので、この本はどちらかというと和田裕美さんの解説を学ぶものという位置付けかなと思います(再放送求む!)。

番組が芸人7:和田さん3だとしたら、本書はその比率が逆転して芸人3:和田さん7というイメージでしょうか。

さて、本書の中で和田さんが様々なビジネスの理論について語っているのですが、その中でも特に印象的だったのが「ズラしファイブ」というものです。

これは「時間・人・場所・方法・金額」の5つのいずれかを「定番商品」の軸からズラしてみると思わぬ新しいものが生まれるという考え方です。

時間をズラした「24時間営業の畳屋さん」が売上を7倍にした事例が紹介されていますが、これは普通の畳屋さんがオープンしている時間に店を閉められない飲食店のニーズを上手に汲んだ好例となります。

変えたのは営業時間だけなのに売上7倍ってすごいですよね。

もちろん簡単なことはマネされやすいので、もしかしたら今頃ライバルが増えているのかもしれませんが、それでもこうやってちょっとズラしてあげるという考え方は非常に大事ですね。

我々税理士業界のサービスも昔ながらの「なんとなくの定番」のようなものが存在します。

で、ズラす事例として「金額」を安くするという手法を取る同業者が増えていますが、そこには全く興味がないので、それ以外の要素で定番からちょっとズラすことで差別化を図りたいと思います。

できれば簡単にはマネできないものにしたいところです。

私と同じく番組を見ていたという方は本書も読んでみると色々とアイデアが浮かぶかもしれませんよ?

続・三種の神器

  2019/01/14

前回取り上げた「三種の神器」ですが、記事を読んだ方から「なぜ、3つ全部の本物を天皇がお持ちでない(皇居にない)のか?」というご質問を受けたので、続きで取り上げたいと思います。

確かに気になりますよね。

まずは前回のおさらいですが、三種の神器は天照大御神の天孫であるニニギノミコトが天降られる際に、天照大御神からニニギノミコトに手渡されます。

それから三世代を経て、神武天皇が初代天皇として即位されます。

時は進み、第10代崇神天皇の時代に国内に疫病がはやり、国民の大半が亡くなってしまい、人心は荒廃して国を治めることが難しくなってしまいました。

天皇は朝夕、天神地祇(てんじんちぎ)に祈られました。

それまで天照大御神を皇居の中にお祀りしてきましたが、天皇はその神の勢いを畏れて、ともに住むことは安らかではないと思われました。

そこで、これまで皇居の中でお祀りしてきた御鏡と剣を皇居の外、大和笠縫邑でお祀りすることになりました。

このとき、御鏡、剣の写し(形代)を造らせ、写しの御鏡と剣は宮中に留め置かれ、お祭りも継続されました。

そして第11大垂仁天皇の時代になって、笠縫邑にお祀りされていた御鏡と剣は皇女・ヤマトヒメノミコトにより伊勢の神宮でお祀りされるようになったのです。

また、剣は第12大景行天皇の時代に皇子・倭建命(ヤマトタケルノミコト)の手に渡されます。

天皇から東国の平定を言い渡されたヤマトタケルノミコトは神宮に立ち寄り守護を祈願されました。

その時、ヤマトヒメノミコトから渡されたのです。

無事に東国を平定されたヤマトタケルノミコトは、尾張でミヤズヒメと結婚されますが、その神剣を屋敷に置いたまま、伊吹山の神を討ち取りに出かけ亡くなられてしまいます。

その後、神剣はミヤズヒメによって名古屋の熱田神宮でお祀りされるようになりました。

ちなみに剣は前回「天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)」とご紹介しましたが、これはスサノオノミコトがヤマタノオロチを退治したときにオロチのいる場所の上空にはいつも雲がかかっていたことに由来します。

その後、ヤマトタケルノミコトが東国を平定される際に敵の計略によって火に囲まれてしまった際に、この剣が自然に抜けて周りの草を薙ぎ払ったことで難を逃れることができたので「草薙剣(くさなぎのつるぎ)」と名付けたとされています。

なので天叢雲剣と草薙剣は同一のものとなります。

ということで、勾玉の本物は皇居にあるのですが、鏡と剣の本物は皇居に無いわけです。

ま、私もこのことを知ったのはここ数年のことなんですけどね。

もちろん、この三種の神器は本物であろうと形代であろうと我々が目にすることは叶いませんが、この歴史を知った上で皇居、伊勢神宮、熱田神宮を巡ってみるというのも面白いのではないでしょうか。

三種の神器

  2019/01/13

突然ですが「三種の神器」を全て言えますでしょうか?

「テレビ、洗濯機、冷蔵庫」ってそれは家電の三種の神器やないかーい!・・・ってベタなノリツッコミですみません。

そうではなく、八咫鏡(やたのかがみ)、天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)、八尺勾玉(やさかのまがたま)のことをいい、歴代の天皇が皇位と共に承継されるものとなります。

ということは当然今年新天皇が即位される際にも承継されるということでホットな話題と言えるでしょう。

では、この3つを挙げることができた人でもそれぞれの由来は分かりますでしょうか?

まず、鏡と勾玉については天照大御神が天石屋戸(あめのいわやと)にお隠れになった際に、石屋戸の外に出ていただくために用いられたものです。

あるとき、天照大御神が弟であるスサノオノミコトのたび重なる悪戯に対して、天石屋戸に隠れてしまわれるという事態が発生しました。

すると、世界は真っ暗になり秩序は崩壊してしまいます。

そこで他の神々は知恵を絞ります。

天石屋戸の前に榊を立て、これに勾玉や鏡、紙垂をつけ、かがり火を焚かせて、アメノウズメノミコトが踊りました。

神々の楽しそうな声に天照大御神は石屋戸を開け、顔をのぞかせます。

自らの光が鏡に反射し、さらに前に出たところをタヂカラオノミコトが手を引いて石屋戸から出ていただくことに成功しました。

そのことによって光が満ち溢れ平和な社会がよみがえったといいます。

次に剣ですが、この騒動の後、スサノオノミコトは天上の世界から追放され、出雲国に天降られます。

そこで、ヤマタノオロチを退治し一人の娘を助けます。オロチの尾を割くと剣が現れたのです。これが天叢雲剣です。

 

時は過ぎ、天照大御神の天孫・ニニギノミコトが天降られます。

三種の神器はこの天孫降臨の際に天照大御神からニニギノミコトに手渡されました。

このニニギノミコトの子孫が初代天皇・神武天皇であり、以後歴代の天皇に承継されているという非常に由緒あるものなのです。

ではこれら三種の神器は全て天皇がお持ちなのか?皇居にあるのか?というとそうではありません。

最初は全て皇居内で祀られていたそうですが、諸々の事情により形代(いわゆるレプリカ的なもの)を用意し、一部は皇居内で、それ以外のものは別の場所で祀るようになったそうです。

まず鏡の実物は伊勢神宮に、剣の実物は熱田神宮に祀られています。

そして勾玉の実物は剣の形代と共に皇居内の御所の剣璽の間に奉安されています。

鏡の形代は皇居の賢所にお祀りされています。

勾玉の形代はありません。

※勾玉と剣の形代は剣璽(けんじ)と称され皇位継承の証とされていますが、宮中では剣璽はお祀りの対象とはされていないので「奉安」という表現をしています。難しいですね~。

 

ちなみにこの三種の神器は相続税の非課税財産として列挙されています(理論で覚えたな~)。

しかし、贈与税の非課税財産としては規定されていないので、天皇の退位等に関する皇室典範特例法付則にて非課税とすることと定められています。

という最後は役に立たない税金ネタでした(笑)。