10月2日は結婚記念日ということで、夫婦でお祝いをしました。
我が家は入籍日が2013年10月2日、結婚式が2014年6月22日なのですが、両方とも記念日ということで毎年お祝いをしています。
例年レストランでちょっと豪華な食事をしているのですが、お互いに歳を重ねてだいぶ食が細くなってきたので、平岸にある和食料理店「季節料理と地酒 裕」さんにて和食のコース料理を楽しみました。
※素敵な料理の数々
結婚9周年を「陶器婚式」というそうですが、「夫婦の絆にヒビが入らないよう、お互いを陶器を扱うように大切にしていこう」という意味が込められているそうです。
幸いなことに我が家は今まで夫婦の絆にヒビが入るようなことはなく夫婦円満で来ましたが、これからも夫婦円満で過ごせるように精進したいと思います。
さて、我が家ではこうやって記念日やお互いの誕生日などはお祝いをするのがマストなのですが、たまに「宮治さん、まめですね。偉いですね」みたいに言っていただけることがあります。
実際、私はまめな性格ではあるのですが、こうやって記念日や誕生日を大切にしているのには理由があります。
それは妻が記念日や誕生日を非常に大切にしているからです。
妻の実家では誕生日にお互いに「おめでとう」と伝え合ったりプレゼントをするのが当たり前だそうですが、宮治家にはそのような風習は全くありません。
私は男三兄弟なのですが、私が弟に「誕生日おめでとう」と言ったり、逆に弟から言われたという記憶は子供の頃を除きありません。
と言って別に仲が悪いわけではないのですが、まぁ特に男兄弟ならこれぐらいの距離感が普通なのかなと思っています。
なので記念日をお祝いするという習慣が全くなかったのですが、妻と結婚して妻の中では「記念日はお祝いするもの」というのが普通の価値観だったのでそれを尊重して必ずお祝いをしているという次第です。
記念日や誕生日にどうしても行きたいセミナーなどがあった場合、そちらを優先することもありますが、それでも別日で必ずお祝いをします。
よくドラマや映画などで主人公が仕事の忙しさのあまり、結婚記念日なのをすっかり忘れてしまい「もうあなたには愛想が尽きたわ」と破局を迎えるという展開を見ることがありますが、私にとっては論外です。
ただ、これがもし妻が「まぁ別に記念日だからってわざわざレストランでお祝いしなくてもいいんじゃない?」という人だったら、こうやって毎年お祝いをしていないと思います。
実際、記念日などに全くこだわりのない女性も沢山いらっしゃることでしょう。
つまり、別に記念日のお祝いをすることが大事ということではなく、パートナーが何を大切にしているのかというのをお互いに尊重することが良い夫婦関係を築くために重要な要素なのだと思うわけです。
価値観は人それぞれ違いますし、歌の歌詞じゃないですけど、「育ってきた環境が違うから好き嫌いはイナメナイ」のです。
お互いに「俺の価値観はこうだから絶対にそれに合わせろ!」「私の価値観は絶対に譲れない!」と主張していては長続きしません。
お互いの価値観を理解し、尊重する。
それが良好な夫婦関係を築く秘訣なのではないかと思います。