ブログが更新できなかった期間にまたも回転寿司チェーン「スシロー」で問題が発生しました。

スシローは今月「何杯飲んでも生ビールジョッキ半額」というキャンペーンを行っているのですが、そのPOPが店内に掲載されていたことから該当する生ビールを注文したところ、会計時に「まだキャンペーン対象期間前だから」ということで通常料金を請求されたとTwitterで投稿され炎上しました。

そのPOPには「7/28(木)まで」と終了日の記載はあるのですが開始日の記載がなく、本来は7月13日が開始日のところ一部店舗でフライングで掲示してしまい、あたかも現在そのキャンペーンが行われていると誤解させてしまっていたのです。

差額分は返金しますというアナウンスがされたのですが、問題はこれだけにとどまりません。

7月13日からキャンペーンがスタートすると今度は一部の店舗で品切れになり注文できないという問題が発生しました。

ひどいところですと開店と同時に入店したのにもう品切れになっていたということで、これだと以前にも取り上げたウニやカニの「おとり広告」と同じだと言われても仕方がありません。

スシローの本部でどのようなオペレーションになっているのか分かりませんが、想定外の売れ行きで後手に回ってしまったのか、売り切れると分かっていてあえておとり広告を行っていたのかさて、どちらなのでしょう?

いずれにしてもこうも短いスパンで何度もこのような問題が起きると消費者側としては「もうあの会社は信用できない!絶対に行かない!」となりかねません。

私はスシローには一度も行ったことがないのですが、やはりこういうことがあると信用度が下がってしまうので積極的に行こうという気にはなりません。

さらにSNSでは「ビールジョッキが小さくて量が少なかった」という投稿もあるそうです。

このことについてスシロー側は「ジョッキは店舗の設備によって形状が異なる場合があるが、それによって内容量が変わることはない」と回答しています。

実際、わざと小さいジョッキで提供したということはないと思うのですが、でもこれまでの経緯があるため、消費者側も懐疑的になってしまうのは仕方のないところです。

一度失った信用を取り戻すのは困難だと言いますが、現在のスシローはまさにそんな状態だと言えます。

今の時代、消費者を騙すようなことをしてしまうと、行政処分が下されるよりも前にSNSで簡単に炎上してしまいます。

単に法律違反というだけでなく、企業イメージ・ブランドイメージを大きく損ない、下手をすると倒産の原因ともなりかねませんので、絶対に「おとり広告」という安易な手を使わないようにしましょう。