幻冬舎さんのオンライン記事で気になるものを見つけました。

タイトルは「中小企業の過酷な生存率・・・3年以内に『潰れる会社、潰れない会社』の決定的差」です。

まず記事では「中小企業の半数が起業からわずか数年で倒産している」と語られています。

中小企業庁のデータによると、平均して1年で約3割、3~5年で4~6割が廃業をしています。

個人事業主の場合はさらにサイクルが早く、1年で約4割が店じまいに追い込まれるというデータも。

東京商工リサーチが毎年まとめている中小起業の原因別倒産状況という調査資料を見ると、直近11年の調査で一貫して倒産理由の1位に挙げられているのが「販売不振」となっています。

つまり、多くの企業で、創業当初、思っていた程度に売上が上がらず、お金が足りなくなって廃業に追い込まれているのです。

これは以前から私が何度も言ってきたことと同じです。

この業界に入って20年になり、担当するしないに関わらず多くの企業を見てきましたが、起業して順調に売上があがって事業が軌道に乗るのはごく一部で、多くの会社は幻冬舎の記事で指摘されているように、思うように売上があがらず、手元のお金が尽き、「もはやここまで」ということで廃業を選択するという道を辿ってしまいます。

また、記事には「半年ぐらいは赤字、生活費が入ってこない状況が続く可能性があるということを、覚悟するべきです。」

「開業前に最低でも半年間分ぐらいは、売上がゼロでも生活できるよう生活費を貯めておいてください」

というアドバイスも書かれていました。

確かに半年間分ぐらい売上がゼロでも生活できるだけの資金が用意できればかなりゆとりを持って起業できます。

しかし、実際にはそこまで資金を準備して起業するというのは稀です。

最近は最低資本金もなくなり、誰でも気軽に起業することができるようになりました。

極端な話、会社で何か嫌なことがあったからとすぐに辞めて、次の日に起業するということも可能です。

ただその分、計画も何もあったものではなく、全然事業資金や生活費の準備をしないままに起業する人も結構いるのではないかと思います。

私の知り合いの司法書士さんはたまに「今は登記費用を用意できないけど会社を設立したいので後払いでお願いしたい」という案件があるそうです(お断りするそうですが)。

全く資金がない状況で起業すると、最初から売上があがらなければ即終了となってしまいます。

今後懸念されるのは、コロナの特例融資で現在なんとか会社がもっているけど据え置きされていた返済がスタートした途端に返済できなくなって倒産する企業が一気に増えるという事態です。

会社が倒産すれば、社員は職を失います。

その際に「転職するのも難しいから仕方なく起業する」という消極的な起業も一定数出てくることでしょう。

ただ、行き当たりバッタリで起業して上手くいくほど世の中甘くありません。

それなりに準備して起業しても数年で半数が倒産する厳しい世界なのです。

ではどうすればビジネスを軌道に乗せ、廃業せずに済むのでしょうか?

それは倒産理由の1位になっている「販売不振」にならないこと。逆に言えばまずはしっかりと売上を上げられるようになることです。

一番化戦略コンサルタントの高田稔先生とタッグを組んでセミナーなどを行っているのも、まずはそこのサポートをしたいという想いによるものです。

マーケティング、営業のプロである高田先生にガッツリとノウハウを学び、さらに具体的なアドバイスもしていただき、考え、実践すれば必ず何らかの成果が出ます。

今年は12月24日に2021年最後のブートキャンプを行いますが、半日かけて最低限必要なマーケティングの知識を学んでいただき、さらにそれに基づいて、「じゃあ具体的にどんな行動をするか?」というところまで落とし込みをします。

年末にこの作業をしておけば、2022年にロケットスタートをすることができます。

「潰れる会社」ではなく「潰れない会社」になるためにも、ブートキャンプに参加してみませんか?

<戦略マーケティング・ブートキャンプ>

◯日時:2021年12月24日(金)10時~17時

◯会場:寄りそうコンサルタントグループ(札幌市中央区南1条西7丁目12番地 都市ビル7階)

◯参加費:55,000円(要事前振込)

◯特典:①高田先生の著書『中小企業の「売上思考」を身につける一番化戦略』をプレゼント

②事前にzoomを活用したオンラインでの2時間程度のフォローセッション

③内容に満足できなかった場合の全額返金保証

※参加を希望される方はコチラに「12月24日ブートキャンプ参加希望」と記載願います。