コロナが落ち着きつつある今日このごろですが、年末に忘年会を大々的にやるかと言われると、まだ多くの企業で控える傾向にありますので、飲食店もあまり売上が見込めないものと思われます。

さて、忘年会、新年会、歓送迎会などなど、職場での飲み会を「飲みニケーション」と言いますが、それに関する衝撃の調査結果が発表されました。

日本生命保険の調査によりますと、「飲みニケーション」について「必要」または「どちらかと言えば必要」と答えた人は全体の38.2%で去年より16.1ポイントも減少しました。

それに対して「どちらかと言えば不要」または「不要」と答えた人は全体の61.9%ということで、もはや世の中の半分以上の人は「飲みニケーションはいらない」と思っているという事実が判明しました。

不要の理由としては

「気を遣うから」

「仕事の延長と感じるから」

「お酒が好きではないから」

「拘束時間が長いから」

「お金がもったいないから」

「職場でコミュニケーションが十分取れているから」

といったものが多く、また、

「上司が苦手だから」

「同僚が苦手だから」

「説教をされたくないから」

「部下が苦手だから」

といった少数意見もあります。

まぁ実際、職場の飲み会って気を遣いますよね。

上司のコップが空になっているのに飲み物を注がなければ「気が利かない」と言われるし、しかもお酌をするのは女性の役割というまだ古い価値観の会社もあることでしょう。

なんでしたら、誰がどこに座るかというところから粗相がないように考えたり、始まる前も始まってからも気が休まる暇がありません。

さらにこのご時世、さすがにもうほとんど無くなったとは思いますが、酒の勢いでの色々なハラスメントが発生することもあるでしょうし、それになにより上司の説教や武勇伝(しかも毎回同じ話を聞かされる)なんて聞きたくない!

コロナ禍により会社の飲み会は激減しましたが、実は多くの人は「飲み会が無くなって良かった」と思っていたのです。

今後、さらにコロナが落ち着き、もう飲み会を開催してもいいですよ、となったとしても本当に飲み会を開催するのがいいのか改めて考える必要があると言えそうです。

ただ、「飲みニケーション」には「一緒に食事をすることで距離を縮め、仕事上のコミュニケーションよりも深いコミュニケーションができる」というメリットがあります。

厳しくて恐いと思っていた上司が、一緒に飲むことで案外優しい一面を見せてくれて、それが苦手意識がなくなるなんてこともあることでしょう。

このように職場以外でコミュニケーションを取ることにはメリットもあるわけなので、飲み会を無くすにしても何かそれに取って代わるような制度を考える必要があるのではないでしょうか。

そういう意味では以前取り上げた「社長のおごり自販機」というのはそういうコミュニケーション手法の一環だと言えますね。