あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願い致します。

さて激動の一年となった2020年が終わり、本日から2021年となります。

元日からコロナの話しで大変恐縮ですが、昨年我々人類の生活様式を一変させたこのウィルス。

残念ながら年が切り替わったからといっていきなり消滅するわけではありません。

ということは2021年も昨年に引き続き新型コロナウィルスが存在している「ウィズ・コロナ」時代となります。

それを踏まえての私の今年の抱負は

「さらなるデジタルとアナログの融合によって、クライアント企業の成功をサポートする」

というものになります。

昨年はコロナを機会に一気にデジタル化を推進することができ、業務の効率化が図られました。

お客様とも直接お会いせずともZoomなどのツールを活用してオンラインでコミュニケーションを取ることができるようになり、非常に便利になりました。

その反面、オンラインでのコミュニケーションというのはどうしても必要最低限のものとなってしまい、リアルでお話しする際に行っていたような

・ちょっとした雑談から仕事の話に繋がる

・経営者がなかなか他の人に話せないことを話していただくことによるガス抜き

・「ん?何かもうちょっと言いたそうな雰囲気だな」と察知する(ここに結構重要な情報がある場合が多い)

といったようなことが減ってしまったような気もしています。

単純に仕事のことだけ考えれば、必要最低限の確認事項や連絡事項などのやり取りだけして「はい、おしまい」とやった方が効率が良いのでしょうが、それによってモヤモヤが残るようではよろしくありません。

もちろん我々法律の専門家はそういったモヤモヤを無くすことが仕事ではないのですが、今後デジタル化やAIの進化により仕事を奪われると言われている我々にとって、結構そういうデジタルツールやAIではフォローできない部分をフォローすることに存在意義が生まれるのではないかと考えています。

ということで、コロナの状況にもよりますが、ひたすらデジタル化のみを推し進めるのではなく、効果的なリアルの場というものも模索していきたいと思います。

また、やはりコロナにより、多くの業界でビジネスモデルの再構築が求められています。

この流れは今年も変わらないでしょう。

自社のビジネスモデルをどう変えていくか?

そのサポートはタッグを組んでいる一番化戦略コンサルタント・高田稔先生に引き続きお願いしていきます。

過去からの延長線上や、業界の常識に囚われていてはビジネスモデルの再構築は叶いません。

ここはやはりプロによる客観的な視点からアイデアをいただくのが一番です。

2021年はビジネスモデルも再構築のお手伝いをしつつ、それ以外の税務・会計・労務の分野についてもデジタルとアナログをうまく使い分けてクライアント企業の成功のサポートをする一年にしたいと思います。