現在クラウド会計などでお馴染みのマネーフォワード社が「クラウド乗り換え軍資金10億円サポートキャンペーン」なるものを実施しています。

これは会社が新たにマネーフォワード社のクラウド会計システムを導入し、一定の条件を満たすと、なんと5万円のアマゾンギフト券が貰えるというものです。

このために用意した予算は10億円。

単純計算で2万社が5万円のアマゾンギフト券をゲットできるわけです。

このキャンペーン、もちろんシェアを獲得するという意味もあるでしょう。

しかし、それよりも代表者である辻さんの想いがキャッチコピーである「この国の働き方を、本気で変える10億円」にこめられています。

思えば私が約20年前に大学を卒業し、会計業界に足を入れた頃には、もちろんすでにPCが普及してはいましたが、事務作業、会計業務というのはマンパワーに頼っていました。

通帳を見ながら1件1件仕訳を入力し、発行した請求書から売上の仕訳を入力し、と全ての仕訳を人力で入力する必要があります。

それをクライアントが自分でやれば自計化、会計事務所がやれば記帳代行となりますが、どちらにしても誰かが入力しないと話は進みません。

自計化といっても定期的に入力作業をしている人は稀で、多くのクライアントが会計事務所の担当者との打ち合わせのギリギリに(場合によっては夜なべして)何とか入力するという状況でした。

税理士としては「会計業務は重要な作業ですよ」と言いたいところですが、目先の業務を回すという意味ではクライアントにとっては残念ながら優先順位が低い作業と言えます。

最近では従業員5名以下の小規模な会社が増えていますが、そのような会社で専属の事務員さんを雇うというのは現実的ではありません。

必然的に社長が会計業務も行うことになりますが、そうなるとますます優先順位が低くなります。

プレイングマネージャーとして自分も現場を回りながら、銀行振込や給与計算、社員教育など一人で何役もこなさなければならない身であれば、領収書入力なんて後回し!となるのもやむを得ないことと言えます。

でもそうなると後で大変なことになります。

決算が近付いてから「あれ、これ何の支払いだっけ?」「あれ、領収書が見当たらない」とバタバタし、しかも資料に不備があるので、本当なら経費にできたものができなかったりすれば、それだけ余計な税金を支払うことになります。

さらに、来月にはいよいよ消費税率の引き上げが実施されますが、それにプラスして軽減税率も導入されますので、業種によってはさらにオペレーションが煩雑になってしまうことでしょう。

「あ~もう!一体どうすればいいんだ!」

そんな頭を抱えている経営者にとって、一つの大きな武器となりえるのがマネーフォワード社のクラウドシステムではないかと思います。

実際、当事務所も昨年ゴールドメンバーとなり、積極的にクラウドシステムへの切替を推進してきました。

つい先日もそれまでは別の会計ソフトを使っていたお客様に「クラウド会計に切り替えて楽になったんじゃないですか?」と聞いたところ、「いや~、最初はソフトをかえるなんて面倒臭いかなと思ったんだけど、いざ使ってみるとめちゃくちゃ便利だね!かえて大正解だったよ!」というお言葉をいただくことができました。

会計に限らず、給与計算や請求書発行、経費精算などのバックオフィス業務を上手にシステムを利用することで省力化・効率化することができれば、それによって生まれた時間をもっと優先順位の高いことに投下することが可能となります。

残念ながら我々税理士の中にも「クラウド会計なんて訳の分からないものは使わない!うちが指定するソフトを使いなさい!」という”新しいものを受け入れられない層”も存在したりしますが、そういう時代に逆行するような税理士こそかえちゃえばいいんじゃないでしょうか(問題発言?)。

業務を効率化できて、しかも5万円のアマゾンギフト券をもらうことができる今回のキャンペーン。これに乗っからない手はないですよ!

なお、現在マネーフォワード社のイメージキャラクターは女優の山本美月さんですが、当事務所には結構大きな2パターンのポスターを貼らせていただいています。

ぜひ山本美月さんに会いに事務所に来てください笑

※「クラウド乗り換え軍資金10億円サポートキャンペーン」の詳細についてはコチラで御確認ください。