前回の記事にて今後札幌で開催される様々な勉強会・セミナー情報を発信しましたが、その中に「読書会」というものがあります。

「読書会って何?美味いのか?」という人も多いのではないでしょうか?

世の中には色んなスタイルの読書会がありますが、私が開催しているのが「Read For Action」という読書会です。

この読書会の特徴は「事前に読まなくてもOK」「そんなにガッツリ読まない」というものです。

読書会の中には事前に課題本の全部又は一部を読んでおき、読書会ではその読んだ感想などを話すというスタイルのものもありますが、「興味があって参加する予定だったけど、色々と忙しくて読む時間が取れなかったので欠席します」とフェードアウトしてしまう人も多く、これはちょっともったいないですよね。

その点、「Read For Action」は本さえ用意してもらえれば本当に事前に1文字も読まなくてもOKということで敷居がグッと下がります。

もう一つの特徴である「そんなにガッツリ読まない」ですが、まぁ本当に読みません。

読書会が2時間あるとして、読む時間はせいぜいそのうちの30%程度ではないでしょうか。

「事前に全く読まなくてもOKで、読書会でもそんなに読まないんだったら、じゃあ何するの?」と思われるかもしれません。

それは「シェア」や「ダイアログ(対話)」です。

同じもの・同じことを見たり聞いたりしても、注目するポイントやそこから気づくことというのは人それぞれ違います。

テレビ番組や映画のことが話題に上った際に、同じポイントで話が盛り上がるということもありますが、「え、そんな場面あったっけ?」とか「うわ~、そんな背景の細かいところまで見てるんだ?」と自分が全く気付かなかったこと・スルーしていたことを気付かされるなんてことはありませんでしょうか?

読書会における「シェア」や「ダイアログ」はまさにそういった自分一人で読んでいては気付かなかったポイントについて知ることができるものとなります。

また「シェア」や「ダイアログ」のもう一つの効果が「アウトプットによる記憶の定着」です。

有名なエビングハウスの忘却曲線によれば、人の脳は一度学んだことを1時間後には56%、1日後には74%も忘れてしまうんだそうです。

ということはどんなに本好きで毎日のように読書をしていても、何もアウトプットしなければ翌日にはその内容の74%は忘れてしまうことになります。

もうお気づきのように読書会でシェアをしたりダイアログをするというのはその場で読んだ内容についてアウトプットをすることで復習し、記憶の定着化を図っているということになります。

実際私の読書会は黙々と読むというよりは短時間で効果的に読んでもらいつつ、多くの時間は話してもらうようにしていますが、あちらこちらから爆笑が聞こえてきたり、「お~~!!」とか「へ~~!!」とか聞こえてきたりと超盛り上がります。

楽しい思い出というのも記憶に残りやすいですから、みんなで楽しく本を読み、お喋りをし、記憶としてもしっかりと定着し、さらに実際の行動に繋がる(Read For Action)。

そんな学びの場としてもコミュニケーションの場としても最高な読書会に、一度足を運んでみませんか?

★「人生100年時代の稼ぎ方」読書会

勝間和代さん、久保明彦さん、和田裕美さんによる共著書をベースとした読書会で「人生100年時代の稼ぎ方」を探ってみませんか?

〇日時:8月25日(日)13時~15時
〇会場:札幌市中央区南1条西5丁目 愛生舘ビル6階 愛生舘サロン

〇参加費:2,000円
詳細はコチラよりご確認願います。

★「先延ばしは1冊のノートでなくなる」Expert Caffe

著者による講演会と読書会がセットになった一粒で二度美味しいExpert Caffe。

今回の課題本は「先延ばしは1冊のノートでなくなる」。先延ばし癖のある方、いかがですか?

〇日時:年8月27日(火)19時~21時
〇会場:札幌市中央区南1条西5丁目 愛生舘ビル6階 愛生舘サロン
〇参加費:3,000円

詳細はコチラより御確認願います。