以前ご案内の通り8月25日に『人生100年時代の稼ぎ方』という本の読書会を開催します。

先日日産の決算発表がありましたが、例の”ゴーン・ショック”の影響もあり、営業利益が前年対比で9割も減少するという大幅減益で、1万人以上の大規模なリストラを断行するそうです。

これ、当たり前の話しですが、1万人以上の人が職を失うということでなんともおそろしい話しです。

残念ながらいま我々が生きている時代は、会社の寿命が人間の寿命よりも短くなってきており、このように急に職を失うというリスクを孕んでいます。

これは会社という組織だけの話しではなく、職業・職種にも当てはまります。

「AIが仕事を奪う」と言われているように、会社そのものは存続しても、多くの職業・職種がAIなどのテクノロジーに代替されてしまい、やはり職を失うというリスクを孕んでいます。

このように一つの仕事を頑張っていれば一生安泰、とは言えない時代にさらに追い打ちをかけるように話題となったのが「年金2000万円不足問題」です。

「いま払っている年金だけでは老後資金は全く足りません。自助努力をしてください」ということですが、もう間もなくリタイヤするのに2000万円も手持ち資金がない、今さらそんなこと言われても困るという人も結構多いそうです。

「人間、どんどん長生きできるようになりますよ」と言われて、「うわ~、そんなに長生きできるんならあれもこれもできるな!楽しみ~」と思うというよりも「生活資金が足りないと言われているけど、いったいどうしたらいいんだろう。仕事も一生安泰と言えないし、こんなことじゃ長生きできると言われても全然嬉しくない・・・」と不安に思っている人のほうが多いようでは悲しいことです。

人生100年時代をこのようにネガティブにではなくポジティブに捉えられるようになるために非常に重要な要素が「稼ぐ力」です。

「年金2000万円不足問題」の解決策はシンプルに「じゃあ足りない分を稼ぎましょう」ということになります。

そして「会社がなくなるかもしれない、AIに仕事を奪われるかもしれない」という「仕事の不安」から解放されるために必要なことも「稼げる人になること」となります。

税理士や社会保険労務士、行政書士、司法書士などの士業の業務の中でも特に手続き業務というのは将来かなりの部分がテクノロジーの進化により、人がやらなくても済むようになります。

それが分かっているのに現在業務のほとんどが手続き業務だという人が何も対策を打たなければ数年後には「これはわざわざ先生にお願いしなくてもAIがやってくれるから」と業務が激減し、食べていけなくなってしまいます。もちろん老後資金を貯めるなんてできやしません。

でもここで「稼ぐ力」「稼ぐ考え方」を持っていれば「ではどうやってAIに代替されない仕事で収入を確保していくか?」という視点でシフトしていくことが可能となります。

これは当然士業だけの話しじゃなく、普通の会社でも同じことですし、経営者だけでなく、会社勤めをしている方にとっても大事な話となります。

「じゃあ、どうしたらいいの?」「何から始めればいいの?」

そんな方におススメなのが『人生100年時代の稼ぎ方』なのです。

「お金のプロ」勝間和代さん、「キャリアのプロ」久保明彦さん、「人付き合い(営業)のプロ」和田裕美さんの共著となりますが、それぞれの視点で「人生100年時代」にやるべきことについて熱く語られています。

もちろんこの本を読んだだけで即稼ぎ方が身に付くなんてことはありませんが、しかし、何か具体的に行動を行うための指針を得ることができるはずです。

今回開催する読書会では、みんなで同じ本を読み、気付きや意見をシェアすることで参加者それぞれの指針を得ていただくことを目的としています。

一人で読むとついつい「はいはい、そうですよね~」と読み流してしまうところも、他の人の意見を聞くことによって「えっ、そんなこと書いてあったっけ!?」とか「うわ~、それ確かに大事だよね!」といった気付きを沢山得ることができ、より行動・実践に繋がりやすくなります。

ぜひとも読書会に参加して「人生100年時代」と聞いてワクワクできるようになりませんか?

≪『人生100年時代の稼ぎ方』読書会≫

○日時:2019年8月25日(日)13時~15時(開場12時45分)

○会場:札幌市中央区南1条西5丁目 愛生舘ビル6階 愛生舘サロン

○定員:20名

○参加費:2,000円(税込・当日現金にてお支払ください)

○持ち物:課題図書『人生100年時代の稼ぎ方』、筆記用具

※会場にて本の貸し出しや販売は行いませんので忘れずにお持ち願います

参加申込はコチラにてお願いします(無料の会員登録が必要となります)