去る5月20日、『人間学×マーケティング』の読書会を開催しました。

本書は日本を代表する国際マーケッターである神田昌典さんと、その”懐刀”である組織学修コンサルタント・池田篤史さんの共著であり、今回はそのうち池田さんにオンラインにてご参加いただく形の読書会&講演会となりました。

改めての説明となりますが、神田さんは元々はダイレクト・レスポンス・マーケティングを日本に持ってきた第一人者であり、その肩書き通りカリスマ・マーケッターです。

そしてその一方で、マインドマップやフォトリーディング、ジーニアス・コードなどの学習ツールを日本に広めたり、Read For Actionという読書会コミュニティを立ち上げたりと、教育・学習の分野にもかなり力を入れられています。

こういうツールに触れた人は「こんな学習方法があったのか!」と衝撃を受けると同時に、特にビジネスパーソンであれば「これをうちの会社にも取り入れたい!」と思うものです。

社内研修ってどうにもつまらないフォーマットで行われることが多く、つまらないので社員も「嫌々参加している状態」で当然に学習効果は低く、経営者も「あいつらはやる気がない!」と思ってしまうもの。

それが、今回の読書会のような共同学習の仕組みだったり、フューチャーマッピングを活用することによって、楽しくコミュニケーションを取りながらも会社のビジョンと個人のビジョンの共有や、新成長事業創出などめちゃくちゃ効果のある場を創れたら最高だと思いませんか??

ということで、前半の読書会のパートではまず参加者同士による共同学習ということで、冒頭に本書を読むことで得たいことというゴール設定を行い、その答えを探すという作業を行いました。

そして後半の講演会のパートでは池田さんに登場いただき、皆さんにどんどん質問していただきました。

何と言っても池田さんの肩書きは【組織学修コンサルタント】ですから。

どのようにして組織内に共同学習の仕組みを導入しているのか、「論語と算盤」のバランスをどう取るべきなのかなど様々な質問に真摯かつ丁寧にお答えいただきました。

結局、後半は講演会というよりは質疑応答タイムとなりましたが、まぁ非常に濃い内容となりました。

単に本の事例を取り上げての回答ではなく、本に書かれていないような脂っこい話も聞くことができて非常に貴重な場になったと感じています。

次回の読書会は6月7日、8日に『神様と仲よくなれる!日本の神様図鑑』の著者である大塚和彦先生をお招きしての著者参加読書会&講演会となります。

本に書かれている内容はもちろん、本には書かれていないような濃いお話しも聞ける貴重な場になると思いますので、ぜひ足をお運びください。

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