3月28、29日と一番化戦略コンサルタント・髙田稔先生をお招きして戦略マーケティング・ブートキャンプ、グループコンサル、個別コンサル、ヨーロッパ最新事情報告会など2日間ビッチリ語っていただきました。

特に今回は将来起業を考えている20歳の若者(高身長かつイケメン、しかも英語ペラペラ)にも参加していただき、非常に盛り上がりました。

やはり将来ある若者に早い段階で原理原則を学んでもらえると可能性がドンドン広がりますから、こちらとしても楽しいですね。

また、今回特に印象的だったのが「それはお客様視点が抜けています!」という厳しいご指摘。

ビジネスを色々と考える中で「あれをやりたい」「これをやりたい」とアイデア出しをするのは楽しい瞬間と言えますが、しかし忘れてはいけないのが「ビジネスはお客様がいて成り立つもの」ということです。

今回コンサルの中でも「それは本当にお客様が求めていますか?」「独りよがりになっていませんか?」という客観的視点からのフィードバックが多かったように感じました。

やはり世の中の多くのビジネスはこうやって独りよがりの商品・サービスを提供しているから選んでもらえず、姿を消していくのだと思います。

そしてもう一つ、独りよがりになることが多いのが「価格設定」です。

これは独りよがりというよりも、「価格設定」の軸を持っていないから、どうやって価格設定をしたら良いのか分からない人が多いと言えるかもしれません。

このブログでも過去何度も価格設定について取り上げていますが、ブートキャンプにお越しになる方で多いのがせっかく高いスキルや素晴らしい商品を持っているのに、その価値に見合わない低い価格設定をしているというパターンです。

例えば1万円に価格設定していて、髙田先生が「1万円なんて安すぎです!それだけの価値のある商品・サービスだったら最低でも3万円ですよ!」とおっしゃっても「でも、同業者は1万円で売っているから、3万円にしちゃったら売れなくなります」と返ってきたりします。

確かに同業者が売っている商品・サービスと全く同じ価値のものを売っているのであれば、それは単純に価格で比較すれば安い方を買いたいと思われるでしょうから、高くすれば売れなくなります。

仮に隣のお店が100円で売っているミネラルウォーターと全く同じ商品を150円で売ってもそりゃ売れません。私だって100円の方を買います。

でも、その150円のミネラルウォーターに好きな芸能人や著名人のサインが入っていれば(そしてちゃんと本物であれば)150円でも買う人は沢山いるでしょう。

これが要は付加価値であり、人は価格でなく価値でお金を払うということになります。

ただ、「では自社の商品・サービスの付加価値が何なのか?それにどれぐらいの価値があるのか?」を自己分析しようとしてもなかなか見えないし、過小評価してしまう人が多いのは日本人の特性かのかもしれません。

しかし、だからと言って同業者と価格競争をしていては全然儲からないですし、せっかくビジネスをしているのにやり甲斐を感じられません。

「自分は本当はもっと自分が提供している価値に見合ったお金を欲しい!でもどうしたらいいのか分からない!」

そんなお悩みを抱えている方のために、このたび、一番化戦略の単発セミナーを企画しました。テーマはもちろん「価格戦略」。

・あなたの商品・サービスの付加価値は何なのか?

・その付加価値に「価値」を感じてくれるお客様は誰なのか?

・そのお客様にどうアプローチすれば良いのか?

という観点で髙田先生にお話しいただきます。

価格設定に悩んでいる方はもちろん、これから起業する方にもぜひ聞いていただきたいと思います。

○日時:2019年4月20日(土)10時~12時30分

○会場:札幌市中央区南1条西5丁目 愛生舘ビル6階 愛生舘サロン

○参加費:30,000円(要事前振込)