今年2月、神田明神で行われた神田昌典さんの2022講演会に参加したのですが、その際にぜひ足を運びたいと思っていた神社があります。

それは西東京市にある「田無神社」です。

はい、神田明神のある御茶ノ水と西東京市は全く近くありません(笑)。

しかしそれでも行ってきました!

田無神社は鎌倉時代に建立された由緒ある神社で、主祭神は大国主命。そして金龍神としてこの地の水や風を司り「尉殿大権現(じょうどのだいごんげん)」と呼ばれる「級津彦命(しなつひこのみこと)」と「級戸辺命(しなとべのみこと)」。

その他にも須佐之男命や猿田彦命など数多くの神様が祀られています。

最大の特徴は金龍・青龍・赤龍・白龍・黒龍の「五龍神」がお祀りされていることです。

「五行思想」に基づき、中央の本殿を金龍神、東方を青龍神、南方を赤龍神、西方を白龍神、北方を黒龍神が御守護されています。

生まれた生年月日の九星と干支、五行を組み合わせた占術に「九星気学(きゅうせいきがく)」というものがありますが、その中で「八方塞がり」や「鬼門」「裏鬼門」などの星回りの悪いタイミングが存在します。

この田無神社の五龍神はこれら悪い星回りを祓う「方位除け」のパワースポットとして非常に有名なのです。

このうち金龍神は本殿の中に祀られていますが、その他の龍神は境内で見ることができますし、五龍神以外にも様々な龍が境内のあちこちにいて、それを探すだけでも楽しいです。

また、それ以外にも境内には横綱・大鵬ゆかりの土俵があったり、楠木正成像があったりと見どころ満載で、神社や歴史が好きな人にとってはディズニーランドよりも興奮するテーマパークのようなものではないでしょうか。

「それは分かったけど、なんでわざわざ神田明神とくっつけて参拝したの?」

それは、「一楽萬開札」をいただくためです。

こちらをいただくことで、龍神から「最初の楽(一楽)」をいただくことができます。

一つの楽が次の楽を呼び次々に楽が集まり、「萬の道」すなわち人生が開かれることを一楽萬開と言います。楽とは身や心が楽しくなることであり、すなわち生活や心身が豊かに健やかになることでもあります。

そしてこの「一楽萬開札」は11月23日の新嘗祭から翌年2月3日の節分祭までの間しか頒布されません。

・・・という情報を得たのが今年初めに放送された『にじいろジーン』の中のコーナーである「ニッポン開運☆福めぐり」です(神社好き必見!)。

「2月3日まで・・・。2月1日に東京に行くからギリギリ行ける!」

ということで、ついでというレベルを超えて足を運んだのですが、なんとお目当ての「一楽萬開札」は頒布終了。なんてこった!

しかし、後日郵送でも良ければ受け付けしますということでしたので、それはせっかくですから申し込みをしてきました。

今日の段階ではまだ届いていませんが、龍神様にあやかり、首を長くして待ちたいと思います。

皆さんも五龍神からエネルギーをいただきに足を運んでみてはいかがでしょうか?