突然ですが皆さんレシートはちゃんともらっていますでしょうか?

・・・という書き出しに覚えがあるという方。ありがとうございます。結構私の記事を読んでいただいている証拠です。

以前に「レシートを捨てるな!!」というタイトルで、レシートをきちんともらい自分がどんなお金の使い方をしているのかしっかりと分析する習慣を身に付けましょうというお話をしました(コチラ)。

今回は前回とは全く違う切り口での「レシートを捨てるな!!」をお届けしたいと思います。

先日WBSで「捨てられていたレシートがお金になる!?」という特集が組まれていました(ボチボチ気付かれているかもしれませんがWBSは私のブログネタの源泉です)。

「どんなレシートも1枚10円で買い取ります」のキャッチフレーズで昨年リリースされた「ONE」というアプリがあります。

「今まで捨てていたレシートを買い取ってもらえる!」ということで、リリース翌日には10万人が登録し、買い取りレシートは24万枚に達したとのこと。

ということは1枚10円で買い取るのでたった1日で240万のキャッシュアウト!

これでは資金がショートしてしまうということでたった1日でサービスを停止するという事態に。

しかも開発したのが高校生ということもあり、インパクトのあるニュースとして結構取り上げられたので、利用していなくても何となく見聞きしたという方も多いかもしれません。

現在買い取り枚数に上限を設ける形でサービスを再開したので、WBSで取り上げられたのですが、気になるのは「レシートを買い取ってどうやってマネタイズするの?」というところ。

この「ONE」を運営するワンファイナンシャルという会社は買い取ったレシートから購入日時や店舗名、商品名をデータ化し、さらに利用者の登録情報(住所や性別、生年月日など)と合わせて企業に販売することでマネタイズしています。

そしてデータを購入した企業は商品開発や市場価格の調査などに活用する、という流れです。

う~ん、高校生にしてこういうビジネスモデルを思いつき、しかもこうやって事業化できるというのは素晴らしいですね。

たった1日でサービスを停止したことからかなりの批判を受けたそうですが、こうやって復活できるガッツも素晴らしいです。

さて、いかがでしょうか?

前回の「レシートを捨てるな!!」では自分のお金の使い方をしっかりと分析するためにもレシートを捨てないようにしましょうというお話をしましたが、そこではピンと来なかったけど、「買い取ってもらえるなら捨てないでおこう!」と思った方もいるのではないでしょうか?”現金”なものですね(笑)。

もちろん、ご自身がいつ、どこで、何を買っているのかというデータを差し出すことになりますから、このアプリを利用されるのであれば、その辺のことを踏まえた上でにしましょう。