私が神社や日本の神話などについて本格的に勉強するいいきっかけとなったのが、このブログでもたびたびご紹介している「神社検定」です。

「神社検定」は公益財団法人日本文化興隆財団主催、神社本庁監修によるかなり本格的な検定試験となります。

公式サイトにはこのように紹介されています。

”神社検定(神道文化検定)は、神社が好きな方や、日本文化をもっと知りたい方のための検定です。

空前の神社ブームも影響してか、神社の参拝者は急増し、神社に対する社頭での質問も多く聞かれるようになりました。
そんな中、より多くの方々に神社についての正しい知識を学んでいただき、「日本のこころ」を再発見していただくため、神社本庁監修のもと、神社検定はスタートしました。

日本全国には、約8万の神社があります。
そしてそれら1つ1つの神社に、悠久の歴史が宿っています。
神道は、日本文化の源です。
蘊蓄(うんちく)を語りたい人も、ガイドに活用したい人も、生涯学習のテーマにしたい人も、神社検定にトライすることで、これまでアタリマエに知らなかった日本文化が、きっと見えてくるはずです。”

今回はこの試験がどんなものなのか少し具体的に紹介したいと思います。

検定試験は参級、弐級、壱級とあり壱級は弐級に合格していないと受検できません。参級と弐級は併願できますが、よほど元から神社や神道などの知識が豊富だということでない限り1つずつ受検するのが無難でしょう。

試験問題は何に基づいて出題されるのか、という話ですが、これは公式テキストからの出題となります。

毎年出題されるテキストは異なるのですが、今年の参級は基本となる「神社のいろは」というテキストと、『古事記』について解説した「神話のおへそ」というテキストの2冊から出題されることとなっています。

ちなみに私が今年チャレンジする壱級のテキストは「神話のおへそ」「神社のいろは要語集 祭祀編」「神話のおへそ『日本書記』編」の3冊に加えて皇室ウォッチャー御用達の雑誌「皇室」79号~82号の中から出題されることとなっています。

全テキストを合わせると900ページぐらいあるので、結構気合い入れて勉強する必要があります。。。

出題形式はマークシートで、しかもテキストに書かれていることしか出ません。応用問題とか読解力を求められることはなく、単純に覚えているかいないかの世界となります。

私は試験というアウトプットの場があると勉強に身が入るタイプですので、この検定試験勉強を通じて神社や日本の神話、神道の歴史などについて学びを深めることができました。

なので同じタイプの方で、現在ちょっと神社のことが気になるな~という方にはうってつけの試験と言えます。

気になる試験の難易度ですが、合格ラインは100点満点の70点以上となります。

昨年の合格率は参級71.8%、弐級41%、壱級39.9%となっています。

級が上がるにつれて出題範囲のボリュームが増えていきますし、内容もどんどんマニアックになっていきますが、前述のように覚えていれば解答できる試験なので、しっかりと勉強すれば必ず受かります。

問題は合格したからといって何か仕事などの役に立つわけではない、言ってみれば「趣味の検定試験」のためにしっかり勉強する時間を取れるかどうかがポイントとなりますね。

私ももし試験開催日が今時期だったら永遠に受からないと思います(笑)。

気になる合格者の特典ですが、基本的にはありません(笑)。もちろん壱級に合格したからといって神職になれるわけではありません。

ただときどき合格者限定の神社巡りツアーなどが企画されることがあるので、そこは結構魅力的ですね。

ということで、興味を持ったそこのあなた!

なんと現在明日(2/17)までの期間限定で「受検料早期割引」キャンペーン実施中で、ちょっとだけ安く受検することができます。

「神社検定」の勉強、受検を通して「日本のこころ」を再発見しませんか?

※神社検定の公式サイトはコチラ