一般社団法人不動産相続支援協会主催の相続セミナー、今年最後の開催は12月21日(金)となります。

テーマはズバリ!「今年の相続のお悩み、今年のうちに!」です。

・・・まぁ、どこかで聞いたことのあるフレーズと思われるかもしれませんが、気のせいです(笑)。

毎回同じことの繰り返しになりますが、相続対策というのは早く始めるに越したことはありません。

認知症になってしまったらほぼ何もできなくなりますし、ましてや亡くなってしまえばできることは”対策”ではなく”対応”です。

しかし、相続というのは人が亡くなることのわけですから非常にデリケートな話となります。

「お父さん、俺たちが揉めないように遺言書を書いて欲しいんだけど」

「なに!俺に早く死ねってことか!」

なんてやり取りがあっては話が一向に進みません。

こういう言い方も何ですが、亡くなる方はいいんですよ、別に。天国に行ってしまえば親族間で争うこともありませんし、納税資金に困ることもありませんから。

困るのは遺された家族です。

家族の誰も早く死んで欲しいなんて望んではいませんが、でも親族間で争いなんてしたくありませんし、納税資金をどうしよう、払えない!なんてことは望んでいないはずです。

であれば財産を持っているご本人が「うちには必要ない!」とか「どうせ自分は死ぬんだから関係ない」なんて言わずに、あとで親族が揉めないように、納税資金で困らないように手を打っておくことが現世における最後の大事な仕事と言えるでしょう。

相続セミナーに財産を持っている本人ではなく家族の方が参加されるというのはよくあるパターンです。

「うちも何か対策をしておかないと大変だ!」と色々と相続について情報収集をされています。

しかし、残念なことに相続対策をするのは家族ではなく実際に財産を持っている本人となります。

本人じゃないのに勝手に財産を贈与したり売却したりすることはできませんし、勝手に遺言書を書くこともできません。

ですので、今回のセミナーには是非とも御本人にもご参加いただきたいと思います。

過去にセミナーがご縁で協会として相続対策に関わらせていただいた方もいらっしゃいますが、それはやはりご本人が参加されています。

そこで「あ、私も対策をしないといけないんだ!」と気づき、個別にご相談をしていただき、という流れです。

今回のセミナーでも「きちんと相続対策をしておかなかったがためにこんなことになった!」という事例をご紹介します。

話を聞くと「うちには必要ない!」が「うちにもありえるかも・・・」に変わるかもしれません。

でも、これは別に脅しているわけでもなく、その気付きがあるのであれば、あとは手遅れになる前に行動すればいいだけの話。

今年の相続のお悩みについてぜひとも今年のうちに着手しましょう!

今年のうちに解決するのはさすがに時間の関係で難しいと思いますが、一歩を踏み出すだけでもだいぶご家族のモヤモヤも解消されると思いますよ。

今年の相続のお悩み、今年のうちに!

 

〇日時:2018年12月21日(金)13時30分~15時20分

〇会場:札幌市教育文化会館3階 研修室302号(札幌市中央区北1条西13丁目)

〇定員:50名

〇参加費:無料

※お申し込みは不動産相続支援協会事務局 TEL 011-206-4405までお電話願います。