前回の記事で鳥居祐一さんのセミナーを取り上げましたが、今回はそのセミナー会場で購入した鳥居さんの著書『一流の人はなぜ、そう考えるのか』を読んでの気付きをシェアしたいと思います。

↑手に持っている本なのですが、ちゃんと見えるように持っていないのが残念ポイントですね・・・

 

さて、まずタイトルに「一流の人」とありますが、特に本書にはその定義がありません。

私が勝手に解釈するならば「物心両面の豊かさを手に入れた人」といったところでしょうか。

本書は全5章からなっており、それぞれ「運」「お金」「健康」「外見」「英語」「旅」について書かれています。

その中でもやはり一番重要なのが「運」ではないかと思いました。

どれだけスキルを学んでも最後に運を味方につけることができなければ上手に人生をデザインすることはできません。

例えばたまたま行った異業種交流会で一人の社長に気に入られた結果、めちゃくちゃお客さんを紹介してもらえるようになってビジネスが軌道に乗った、なんてかなり運が作用しています。

その異業種交流会のことを知るということもそうですが、世の中こう言っては何ですが質が悪い交流会も沢山ある中で、質の良い交流会と出会えたのも運です。

また、その社長さんと出会えたのもまさに運。

やはり人生はどうやってそのような運を掴むかによって大きく左右されると言っても過言ではないでしょう。

 

鳥居さんは運を良くするためには運のいい人、つまり自分よりもステージが上の人と付き合うことが必要不可欠だと言います。

ここで一つの疑問が生じます。

「自分よりもステージが上の人は自分の運を下げるような自分よりもステージが下の人間とは付き合いたくないのでは?」

実際、付き合う価値が無い(金づるになるとかいうレベルの話ではなく)と思われてしまってはお付き合いいただくのは難しいでしょう。

しかし、今はステージが下でも一緒にいる価値がある、魅力的な人間だと思ってもらえれば全然付き合ってくれるそうです。

この辺り、意識していたつもりではありましたが、改めてこう言われるとまだまだ意識が足りなかったな、と反省した次第です。

ただでさえ税理士というのは「先生業」で自分が偉いと思われがちな存在(そんなこと思ってないのですが)。

もっと自分が意識している以上に偉そうに見えないように意識するとともに、自分よりもステージが上の、つまり自分よりも運がいい人に「こいつと一緒にいると面白いな!」と思ってもらうためにはどうしたらいいのかを研究しないといけないなと感じた次第です。

 

その上で、決して言ってはいけないフレーズが

「スミマセン!予定が入って行けなくなりました!」

というもの。

これは「あなたに会うよりも重要な案件があるので、私はそちらを選びました」と言っているのと同じようなもの。

上のステージの人に一度でもこんなことを言ってしまったら二度とお誘いは来ないでしょう。

気を付けないといけないですね!

お付き合いしたいと思う人からのお誘いには「するか、やるか、YESか、はい!」の返事をしないといけませんね。