以前樺沢先生の『脳のパフォーマンスを最大まで引き出す神・時間術』を取り上げましたが(コチラ)、時間術繋がりで伝説の番組『マネーの虎』に出演されていた臼井由妃さんの著書『やりたいことを全部やる!時間術』を読んでみました。

やっぱり人間、学んだり、成長したり、情報が入ってくるといろんなことをやりたくなります。

仕事でもプライベートでもやりたいことが増えていくのですが、しかし時間は1日24時間しかありません。

「時間術を学んだとしても、やはりやることとやらないことを取捨選択しないとダメなのかな・・・」

と思っていたところにこのタイトルの「やりたいことを全部やる!」ですよ。

むむ、やりたいことは簡単には諦めたくない。だったらマネーの虎の「やりたいことを全部やる!時間術」を真似しようではありませんか。

と、読んでみたところ、感覚的に全体の7~8割程度は『神・時間術』と同じようなことが書かれていました。

おそらく時間活用の達人が行き着くところは一緒なのでしょう。

朝がゴールデンタイム、そのために睡眠や食事は重要、脳の集中度に合わせて仕事をするなどなど。

ということで今回は臼井さんオリジナルの考えや実践されていることで取り入れたいなと思ったことについてシェアしたいと思います。

 

①1つの行為に2つ以上の意味を持たせ時間密度を高める

これは「ながら」とは違い、例えばこのブログはブログ記事を書いて情報発信をするという1つの行為ですが、本を読むというインプットをアウトプットに変換するための整理という意味も持っています。

さらに言うとブログ記事が増えることで多少はSEO対策にもなっている(はず)という意味もありますし、税理士を探してたまたまこのサイトを見つけた人がこの記事を読むことで「宮治理陽という税理士が普段どんなことに興味関心を持っているのか」を知り、仕事を依頼するかどうかの判断材料になるという意味もあります。

ということはブログ記事を書くということは少なくとも一石四鳥になっているということですね。

こういう形で時間を使うことで時間密度が高まるという考え方は、他にも色々と応用したいと思います。

 

②1週間は金曜日から始める

これは前提として「1週間で仕事をする日が5日間だと考えるから5日間で収まるように仕事をしてしまう。そうではなく仕事をする日を3日間だと考えれば3日間で収まるように仕事をするようになる」という考えに基づいています。

月曜日から水曜日まででその週にやるべき仕事を行い、木曜日は予備日。

そして金曜日には翌週の準備や戦略のことを考えたりと言ういわゆる「第二象限」のことに時間を充てる。

う~む、なかなかハードルが高そうですが、大事なのは決めることですね。

1週間をどのようにデザインするのか?ここはこの機会にしっかりと考えようと思います。

 

やりたいことを全部やる!そんな欲張りな時間術をマスターしたいと思います!