今回が2020年最後の記事となります。
いや~、2020年色々ありましたね。色々ありすぎたのかもしれません。
きっとみなさんもビジネスにプライベートに色々とあった一年だったかと思います。
私にとってのビジネスでの大きな変化はなんと言ってもデジタル化、いわゆるDXです。
それまでは基本的にお客様と直接お会いするというのが当たり前の世界だったのが、コロナによる外出自粛や、感染予防の観点で
「できれば会わずに済ませたい」
というご要望をいただくようになり、Zoomを活用したオンラインミーティング制度を取り入れることとなりました。
ただ、打ち合わせだけオンラインでも他のことがオフラインではお互いに不便なので、総合的にデジタル化を推進しました。
私も偉そうに「変化に対応しましょう」と言っていますが、私自身、そうやって色々と変えることは面倒です。
コロナになってすぐZoomを導入しましたが、まずはその使い方を調べるのにも非常に時間がかかりました。
また、その他のデジタルツールも導入する都度、初期設定をしたり、使い方を調べるのにいちいち時間がかかってまぁ面倒と言えば面倒でした。
しかし、最初の面倒臭さを乗り越えることができれば、その後は非常に快適です。
結果として今では、ほとんどのお客様と直接会わなくても業務は回りますし、そのまま決算申告も完結できるようになりました。
デジタル化が叫ばれている中で、「新しいことは分からないし、面倒臭い」と敬遠している方も多いと思います。
その気持ちは私もよく分かります。
やっぱり今まで通りというのが一番ラクです。
でも、パソコンにしても携帯電話にしても、最初「新しいことは分からないし、面倒臭い」と思ったけど、現在普通に使いこなしているという人も多いのではないでしょうか?
確かに最初は覚えることも多くて大変だったかもしれませんが、でも最初のハードルさえ越えてしまえば、もう「それが無い世界」には戻れないと思います。
なので、この記事をどなたが読んでいるのかは分かりませんが、顧問税理士や顧問社労士から「こういうツールを使った方が便利になりますから」と言われて、「そんなの面倒臭いから今まで通りで!」と拒否しているような経営者の方がいらっしゃるのであれば、ちょっと考え方を改めていただけると幸いです。
来年コロナの状況がどうなるのか分かりませんが、できれば良い方向に進んで欲しいと思います。
そして、良い方向に進み収束したとしても、デジタル化の流れは止まらないと思います。
当事務所では来年以降もさらにデジタル化を推進し、自分もそうですし、お客様もなるべく事務作業が効率化されるような環境を整備していきたいと思います。
また、なんと言ってもコロナにより経済活動が厳しくなっていますが、少なくとも自分が関わらせていただいているお客様については、それを物ともせずに活躍できるようなバックアップをしていきたいと思います。
皆さんにとって2021年が最高の年になることを祈念します。
では良いお年をお迎えください。