どんなビジネスでもどれほど見込客を集めても具体的に「商品を買ってもらう」「サービスを利用してもらう」という段階に至らなければ売上としてカウントされません。
そういう意味では見込客に対して最終的に「商品を買ってもらう」「サービスを利用してもらう」といういわゆるクロージング行為を「営業」と定義できるのかもしれません。
しかし、特に日本において営業というのは下に見られていたり嫌われる傾向にあります。
就職活動をする時に「営業職だけは嫌」という学生さんも多いんだとか。
また、異業種交流会で名刺交換をした途端に一気に距離を取られる代表格が保険の営業マンなんだそうです(これは実際に知り合いの保険営業マンに聞いた話です)。
なぜかというと「うわ~、保険の営業マンか。保険の売り込みされるの面倒だな」と思ってしまうから。
つまり、日本において営業というのは「商品を買ってもらうため・サービスを利用してもらうために売り込むこと」という風に認識されているため嫌がられたり下に見られているということなのです。
今年かんぽ生命の不適切な販売行為が問題となりましたが、営業ノルマをこなすために契約者にとって不利益となるような営業活動が行われていました。
これは結局「お客様目線」というのがすっぽりと抜けた「超売り手目線」で考えているからですよね。
その一方で、生命保険というのは色々な会社から色々な商品が出ていて、どれが自分にマッチするのか、そもそも自分のライフスタイルや人生設計を考えるとどんな備えをしておいた方が良いのか分からない部分も多く、「あなたに最適な商品はこれです」と教えてくれる存在がいると非常に助かります。
「売り込みされるのは勘弁して欲しい。でも自分ではなかなか選べない、決めきれないのできちんと自分にマッチした商品をおススメして欲しい」
そんなニーズに対してどんな距離感・スタンスで対応すれば良いのでしょうか?
先日ビジネスバンクグループ主催のセミナー「プレジデントアカデミー」にて「サイレントセールス」について学びました。
ここでは「セールスとは情報提供業であり、購入支援業である」と定義されていました。
シンプルに言って営業マンが常に考えるべきは「お客様が買いやすくなるためには何をしたらいいか?」です。
「サイレントセールス」とありますが、全く何もしないということではありません。
それこそ「気を送るだけで買ってくれる」とか言い出したら怖いですよね(笑)
適切なタイミングで適切な情報を提供し、そしていざ購入というタイミングでそっと背中を押してあげる存在。
そんな存在になれば売り込まなくても自然に売れて、しかもお客様から感謝され、当然紹介も増えるのではないでしょうか?
とは言え、営業というのは相手があってのことですので、場数は必要になります。
しかし、営業ということについてマイナスのイメージを持っていると自分が営業する側になった時にマイナスの感情を持ってしまったり、恐れを抱いてしまい、及び腰になってしまいます。
ではどうすれば営業スキルを高めることができるのか?
それを学べるのが毎月開催している戦略マーケティング・ブートキャンプです。
このセミナーでは基本的には営業よりももう少し大きな視点であるマーケティングの原理原則について学ぶのですが、何といっても講師であり隊長である高田先生はもともとはアメックスで営業マンとしてバリバリ活躍されていた方です。
アメックス時代に圧倒的な営業成績を叩き出し、グアム、マイクロネシア地域のマネジャーとしても活躍されていた高田先生でも最初は営業で全く成績を出せず「自分には営業の仕事は向いていなのではないか」と思い悩んでいたそうです。
しかし場数を踏み、仮説→実践→改善というサイクルを高速回転させたことによってトップセールスマンとなられました。
その圧倒的な実績とMBAで学んだ知識を両方学べるのがこの戦略マーケティング・ブートキャンプなのです。
これって主催している私が言うのも何ですが凄いと思いませんか?
知識だけでもない。経験だけでもない。知識と経験に裏付けられた原理原則をしっかりと学ぶことができ、しかもワンウェイではなく具体的なアドバイスをいただくことができ、何でしたら営業方法についても伝授していただける(さらにオプションで営業同行もしていただけます)。
自社のマーケティング戦略を構築したいという方のみならず、具体的な営業方法まで落とし込みたいという方には是非ともご参加いただきたいと思います。
≪2019年10月開催 戦略マーケティング・ブートキャンプ≫
〇日時:2019年10月30日(水)13時~18時
〇会場:当事務所
〇参加費:55,000円(税込・要事前振込)
〇お申し込みはコチラから