ちょっと時間が経ってしまいましたが、今年の夏に念願の出雲大社を参拝することができました。
こんなビッグイベントをご紹介しないわけにはいかない!ということで何回かに分けて出雲旅行記をお届けしたいと思います。
さて、出雲大社の最寄の空港は出雲縁結び空港となりますが、残念なことに普段新千歳空港からの直行便は運航していません。
しかし!8月限定とはなりますが、JALの直行便が出ています。直行便だと約2時間のフライトで着きますから、出雲旅行をお考えの道民の皆さんには超おススメです。
※ただし夏休み期間のため競争率は高いです。計画はお早目に。
出雲縁結び空港は小さな空港ですが、見どころ満載です。
出雲で神社巡りをするのであればおススメはレンタカーです。
島根は北海道と同じく完全に車社会なので車で移動しないと結構不便です。
出雲大社だけしか行かないのであれば公共交通機関を利用しても良いと思いますが、そうでないならばぜひレンタカーを活用しましょう。
ということでレンタカーを手配して早速出雲大社へ!
・・・と行きたいところですが、神社好きであれば是非とも「稲佐の浜(いなさのはま)」からスタートしたいところ。
こちらは『古事記』や『日本書紀』で描かれる神話の世界での国譲りの舞台となった浜となります。
「おぉ!この浜辺で大国主とタケミカヅチノカミの話し合いが行われたのか!」と感動もひとしおです。
また旧暦の神無月には全国の神様が出雲にお集まりになるので出雲では神在月と言う、という話がありますが、その全国の神様が出雲にやってくるときに上陸するのもこの稲佐の浜となります。
↑私が行った時には丁度天気が良く、綺麗な夕日とのショットも収めることができました。
なお、こちらではぜひとも砂浜の砂を採取しておきましょう。後で使います。
ちなみに稲佐の浜から徒歩5分ほどのところにある「岩屏風」も押さえておきたいところです。
先程の大国主とタケミカヅチノカミの話し合いはこの岩屏風を背にして行われたと言われています。
ではいよいよ出雲大社へ!
※稲佐の浜と出雲大社の間には歌舞伎の創始者とされる出雲阿国のお墓もありますので、できればこちらもチェック
ここでも神社好きであれば、ちょっと遠回りして宇迦橋の大鳥居(うがばしのおおとりい)から参拝をスタートさせたいところ。
こちらは1915年(大正4年)に造営されたものですが、高さ23メートル、横幅14メートル、扁額の大きさはタタミ6畳分もあるという圧倒的な存在感のある鳥居となります。
こちらが一の鳥居となりますので、ここから参拝をスタートすれば出雲大社の4基の鳥居を全てくぐって参拝できることとなります。
この大鳥居をくぐって神門通りを真っ直ぐ進むと「勢溜の大鳥居」に到着。一般的にはこちらから参拝をスタートするのが定番となります。
ということでやっと出雲大社の入り口に辿り着きましたが、結構な長さになってきたので次回に続きます。