9月25日に戦略マーケティング・ブートキャンプを行いましたが、翌26日には「ビジネスアイデア千本ノック」というセミナーを行いました。

これはビジネスアイデアを生み出すための10のフォーマットを学び、そしてそれを自社のビジネスに当てはめて、ひたすらアイデア出しを行なおうというものになります。

朝の10時から夕方5時までの7時間。途中適宜休憩を取りましたが6時間以上ひたすらアイデア出しを行うという「千本ノック」の名に相応しい内容になったのですが、ただまぁ参加者の皆さんはグッタリしていましたね(笑)。

ビジネスアイデアを生み出すといっても0→1ができる人はほんの一握りの存在です。

それよりもすでにあるものをベースに足したり、引いたり、違う視点から見たりすることで今までにない、そしてニーズもめちゃくちゃあるようなビジネスアイデアを生み出せれば最高ですが、もちろんそれだってかなり大変です。

参加者の方々も「理論は分かるんだけど、いざ考えてもなかなか発想が広がらない」「頭が固いな~」と言いながらウンウン唸っており、私には皆さんの頭から立ち上る湯気が見えましたね(笑)。

私もこれだけアウトプットメインのセミナーだと脳みそを酷使して頭が回らなくなってしまうだろうから糖分補給のためのお菓子を沢山用意した方がいいだろうな、と考えて少し多めに準備しました。

それが午前の部が終わった時点で既にほぼ無くなっていたので買い足したのですが、それもまた過酷さを物語っています。

↑疲労困憊な様子がうかがえます

そもそもなんでそんな大変な思いをしてまでアイデア出しのスキルを身に付ける必要があるのかと言えば、それはもうビジネスの世界における環境の変化が目まぐるしいからです。

それまでは盤石のビジネスモデルと言われていたようなビジネスが急にダメになるなんて事例は枚挙にいとまがありません。

最近のニュースだけでもフォーエバー21が業績不振により日本からの撤退が決まりましたし(札幌店撤退後の跡地はどうなるんでしょうね?)、主婦に圧倒的に支持されていたクックパッドもユーザー離れが激しく3年でユーザーが1000万人も離れてしまっているそうです。

こんな風に「このビジネスモデルを構築できれば後は一生安泰!」なんてことはなく、市場ニーズの変化やライバルの動向などに合わせて常に変化する必要があります。

その変化を行うために必要となるのが今回のセミナーで使ったビジネスアイデアを生み出すための10のフォーマットです。

もちろんこのフォーマットを知ったからといってその日からアイデア出しができるようになるというものではありませんが、量稽古をすることで自然と身に付いていくのではないでしょうか。

そんなビジネスアイデアを生み出すための10のフォーマットについて書かれた髙田先生の最新刊が早ければ10月に出版される予定です。

出版された暁にはここ札幌でも出版記念講演会を開催したいと思いますので、ぜひ皆さんもご参加ください!

↑終了後の集合写真。皆さんクタクタで笑顔どころじゃなかったのですが、私の「顔が死んでる!もっと笑顔で!」という鬼のような指示のもと、無理やり笑顔を作っています(笑)