ビジネスをされている方は、何らかの接点があったいわゆる「見込客」に対してどのようなアプローチをされていますでしょうか?

グイグイ行く?適度に距離を取る?

なんかこの距離感って結構難しいですよね。

先日参加したビジネスバンクグループ主催の「プレジデントアカデミー」では「見込客フォロー」について学びました。

どんなビジネスでもまずは自社のことを知ってもらい、そして興味をもってもらうという活動は非常に重要です。

ある意味、ここまでの流れを狭義の「集客」と捉えると、自社のことを知ってくれて、そして興味を持って何らかの形でメールアドレスなどの情報を提供してくれた見込客をどうフォローして、実際の購入に繋げていくかという活動が「見込客フォロー」と定義できます。

やっぱり名刺交換なり、資料請求なり何らかの接点があったにも関わらずその後なんにもフォローしないようでは、自社のことはあっという間に忘れられてしまい、お客様にはならないでしょう。

と言って、接点があった途端にめちゃくちゃしつこく色んな手段でフォローされると「なにこの会社、しつこい!」とマイナスの印象を与えてしまい、やはりお客様にはならないでしょう。

私は個人的に勘弁して欲しいフォロー方法は「電話」です。

「この度は資料請求していただきありがとうございます。早速資料を送らせていただきましたがいかがでしたでしょうか?よろしければさらに詳しい内容について直接お会いして御説明したいと思うのですが・・・」

となった瞬間に心のシャッター閉店ガラガラ!となります。

資料を見て興味が持てたらこちらから連絡しますので、電話不要です。

その次に勘弁して欲しいフォロー方法は「勝手にメルマガ登録」です。

名刺交換した方のメルマガに勝手に登録されて定期的に送られるようになるということがたびたび起こりますが、別に名刺交換をしたからといってメルマガ登録してもいいですよ、ということにはなりませんのでまぁ迷惑ですね。

せめて、「先日名刺交換させていただいた〇〇です。メルマガを配信していてきっとお役に立つと思いますので、大変御手数ですが、下記より登録いただけますでしょうか?」ということであれば全然喜んで登録するんですけどね。

プレジデントアカデミーでは見込客フォロー方法について「頻度(多いか少ないか)」と「距離感(システマティックかヒューマンタッチか)」という軸でのマトリックスが紹介されていましたが、最初から「近い距離感で頻度多く」ガンガンとフォローされると相手は嫌がります。

かといってずっと「遠い距離感で頻度少なく」というフォローだとなかなか関係性を構築することができず、お客様になってもらえません。

特に私のような人間はいきなりグイグイ来られると「あ、この人(会社)は無理!」と即判断してしまいますので、取り扱いは慎重に。

ということで、今回は私を見込客としてフォローする際の取扱説明書(トリセツ)でした。