8月31日に”みやちゅう新聞”の魂の編集長・水谷もりひとさんの札幌講演会に参加してきました。
みなさん、”みやちゅう新聞”って知っていますでしょうか?
「宮崎中央新聞」を略して「みやちゅう新聞」と呼んでいるのですが、はい、宮崎とはあの宮崎県の宮崎となります。
と聞くと「宮崎県の新聞が札幌に何か関係あるの?」と思われるかもしれません。
もちろん、これが普通の新聞で、地元宮崎のニュース・情報満載のご当地新聞であれば、正直北海道民にとっては別に必要のないものでしょう。
しかし、このみやちゅう新聞は地元宮崎のニュースや情報はおろか、一般的な新聞に掲載されるような事件やニュースなどは一切掲載されていません。
では、どんな新聞なのかというと、「各種講演会を取材して、面白かった話、感動した話、心温まった話、ためになった話を講師の許可の上で掲載している新聞」となります。
取り上げる講演会・講師は多種多様で、
〇元リッツ・カールトンの高野登さん
〇コラムニストのジェーン・スーさん
〇サイボウズ社長の青野慶久さん
〇伊那食品最高顧問の塚越寛さん
〇歯科医師にしてベストセラー作家の井上裕之さん
といった錚々たる方々です。
全国各地で行われるこれらの方々の講演会を取材し、内容をまとめた新聞が毎週送られてきて、それで購読料はたったの1,000円という超コストパフォーマンスの高い新聞となります。
学び好きにはたまらない新聞ですね。
この新聞の面白いところは、新聞の表紙的な部分、言うなれば顔とも言える部分に掲載されているのが編集長による社説だという点です。
社説がトップを飾る新聞というのもなかなかないですよね。
しかし、これがとにかく面白い!
編集長である水谷さんが読んだ本や見聞きしたニュースをとっかかりに想いを綴っていくのですが、これが毎回「う~ん、そんな展開になるとは!」と感心するやら、色々と考えさせられるやら、そしてときには泣かされるやらと、まさに”魂の編集長”の肩書にふさわしい珠玉の文章なのです。
私は講演会の内容ももちろん楽しみにしているのですが、実は一番楽しみにしているのはこの社説といっても過言ではありません。
おそらく同じ思いの購読者も多いことでしょう。
ということで、ようやく講演会の話となるのですが、今回のテーマは
「感性のアンテナを立てて魂を響かせよう」
というものでした。
「感性のアンテナ」とは「好奇心」、「魂を響かせる」とは「ワクワクさせる」ということを意味しています。
つまり、「常に好奇心を持って色んなことをアンテナを立て、『うわ~これは面白い!』『ためになる!』『感動した!』という風にワクワクしよう・人をワクワクさせよう」ということです。
当たり前の話ですが、自分がワクワクしなければ人をワクワクさせることはできません。
ワクワクさせるということは心を動かし、行動させるということです。
編集長もこうやって常に感性のアンテナを立てて魂を響かせているからこそ、人を感動させる文章を書くことができるのです。
ではどうやって人をワクワクさせるのか?
講演会では様々な事例を取り上げていましたが、ここでは秘密です笑。まぁ参加した者の特権ですので。
思えば私も「へ~、編集長が来るんだったら話を聞きにいこう」という程度の参加動機でしたが、思いがけずビジネスのヒントを沢山いただくことができました。
さて、そんなみやちゅう新聞ですが、最初の1ヶ月は無料で試読することが可能です(コチラ)。
とっても良い新聞ですので、この記事を読んで興味を持たれた方はぜひ読んでみてください。