6月26日放送の『クローズアップ現代+』は「サラリーマンが会社を買う!個人M&Aで逆転人生?」というテーマで、サラリーマンによる企業買収について取り上げていました。
昨年『サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい』という本が大きな話題となりましたが、実際にサラリーマンが企業を買うというケースが増えているそうです。
ご存知の通り、経営者の高齢化が進む我が国では中小企業の事業承継が大きな問題となっています。
黒字経営の優良企業でも後継者がいないことからやむなく廃業を選択するというケースも多いのですが、誰かに買い取ってもらえることで事業が継続できれば取引先も助かりますし、社員の雇用も守られます。
片やサラリーマンの側としてもイチから起業するのは大変ですが、すでに黒字になっているビジネスモデルをそのまま引き継ぐことができるのであれば、かなり少ないリスクで一国一城の主となり、サラリーマンとしてのお給料を上回る収入を得ることができるかもしれないという点は非常に魅力的と言えます。
そんな売り手側、買い手側双方の思惑もあり、マッチングサイトや買収のノウハウを伝えるサロンに会社員が殺到しているんだとか。
番組では買収して1年半で収入がおよそ倍になったという事例が紹介されていましたが、そんな話を聞くと「300万ぐらいならなんとかできるから、自分もやってみようかな」とその気になる人も出てくるかもしれませんね。
しかし、もちろん成功事例ばかりではありません。
番組ではあるフリーペーパー事業を買収したサラリーマンを取り上げていましたが、広告掲載の営業が全くうまくいかず、赤字を垂れ流した結果、結局その事業を手放すことにしたという厳しい現実も描いていました。
この方はサラリーマン時代は技術職だったため、営業経験がゼロ。
電話営業しても箸にも棒にもかからず。
融資で調達した資金が底を尽きてジ・エンドとなったわけです。
私自身はサラリーマンが会社を買うということについて別に否定はしません。
実際に1年半で収入が倍になったというケースもあるように、成功することもあるでしょう。
しかし、失敗したケースのように、営業経験ゼロでバリバリ営業が必要な事業を買うというのは非常にリスキーです。
車を運転する時に教習所で交通ルールを学ばないでいきなり公道を走れば事故ってしまいます。
それと同じようにビジネスも戦略やマーケティングといったルールを学ばないでいきなりマーケットに出ていくと確実に事故ります。
自分でイチからビジネスを始めるという方でも、会社を買い取ってビジネスを始めるという方でも、まずはしっかりとこのビジネスのルールを学んで欲しいと思います。
ではどこで学ぶのか?どこにそんな教習所があるのか?
はい、それが札幌にあります。
教官はご存知、一番化戦略コンサルタント・髙田稔先生です。
自動車教習所では短期間で一気に運転免許証を取得できる「合宿」という制度がありますが、このビジネスの教習所では半日かけてビッチリと戦略やマーケティングの基礎を学ぶブートキャンプという制度があります。
どの市場を狙うのか?
どんな属性の人をターゲットにするのか?
独自のウリは何なのか?
どうやってターゲットにアプローチするのか?
そんなビジネスを行う上で絶対に考えなければならないことについて、「ではどうやって考えるのか?」というフレームワークを解説しながら、実際にご自身のビジネスに当てはめて考えていただくものとなります。
「今までこれを知らないでビジネスをしていたと思うとゾッとする」なんて感想をいただいたこともありますが、もう本当にビジネスを行う上での大前提となる話しばかりとなりますので、これからビジネスを始める方にもすでにビジネスを行っている方にもぜひ学んでいただきたいと思います。
≪戦略マーケティング・ブートキャンプ≫
○日時:①2019年7月22日(月)13時~18時 ②7月23日(火)10時~16時
○会場:寄りそうコンサルタントグループ
○参加費:5万円
○参加特典:①髙田先生の著書『中小企業の「売上思考」を身につける一番化戦略』をプレゼント!
②翌月のグループコンサルに無料で御招待!
詳細はコチラより御確認願います。