6月13日、14日に開催した戦略マーケティング・ブートキャンプも盛況のうちに終了しました。
今回は久々のご参加の方も何人かいらっしゃったのですが、その理由は「状況が変わってきたので、その変化に対応するための戦略を改めて練る」というもの。
まぁ外的環境って目まぐるしく変化しますよね。
私もこのブートキャンプを札幌で開催するようになってもう3年になりますが、この3年の間にも税理士業界を取り巻く環境は大きく変わってきました。
まずはクラウド会計がかなりメジャーな存在となりました。
私も昨年にはマネーフォワード社のクラウド会計を導入したのですが、もう今では「クラウド会計を導入しているのが当たり前」という気がします。
クラウド会計が当たり前となった最近では、今度はRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)がじわじわと来てます。
今後事務所として導入していくのかまだ分かりませんが、しかし、このように業務の効率化に資するテクノロジーを上手に取り入れていかなければ、「あの事務所は遅れている」とクライアントから選ばれない存在になってしまう恐れがあります。
また、ツールではなくジャンルの話しで言うと相続の分野は現在かなりのレッドオーシャンとなりつつあります。
相続税法も毎年改正されていますが、なんと言っても相続法(民法)の改正により、特にここ1年、テレビのワイドショーで相続のことを取り上げる回数がかなり増えた印象があります。
それだけ世間の関心も高くなっているということですが、その分、参入するプレイヤーも増えています。
私も一般社団法人不動産相続支援協会のメンバーとして活動していますが、最近ではこのように様々な専門家がチームを組んで活動するという事例も増えてきました。
となると、今では税理士単独で戦おうとするのは論外で、チームを組んでもそれが普通、その上で選ばれるチームになるためにはもうひと捻りが求められるというように環境が変わってきています。
これは何も我々税理士業界だけの話しでなく、どんな業界でも常に外部環境は変化し続けています。
当然我々も変えていくべきこと・変えてはいけないことを見極めた上でその変化に対応する必要があるのですが、その際に大事になるのがやはり「原理原則」です。
変化するというのはある意味「応用問題」と言えますが、応用問題を解くためには基礎力が不可欠です。
学校の勉強を思い返していただければ分かると思いますが、基礎知識がないのに応用問題を解こうとしても訳が分からないどころか、そもそも「何が分からないのかが分からない」という状態かと思います。
これはビジネスでも全く同じです。
「何が分からないのかが分からない」とフリーズしてしまってその場から動けなくなってしまうか、または動いたとしても無計画、行き当たりバッタリなので、上手くいく確率はめちゃくちゃ低いでしょう。
まずは解答を導き出すための公式をしっかりと理解すること。
これが正解に辿り着く近道であると言えます。
そんな変化に対応するための基礎力を身に付けられる戦略マーケティング・ブートキャンプを7月にも開催します。
日程は7月22日、23日。
今まで順調に来たけど外部環境が変わったので何らかの手を打つ必要がある、という方はこの機会に受講されてみてはいかがでしょうか?
≪戦略マーケティング・ブートキャンプ≫
〇日時:①2019年7月22日(月)13時~18時 ②7月23日(火)10時~16時(1時間お昼休憩あり)
※いずれかにご参加ください
〇会場:寄りそうコンサルタントグループ
〇参加費:5万円(税込・要事前振込)
〇参加特典:1.テキストとして使用する髙田先生の著書『中小企業の「売上思考」を身につける一番化戦略』をプレゼント
2.次回のグループコンサル(5万円相当)を無料で受講いただけます
3.満足いただけなかった場合、全額返金致します