来月大塚和彦先生を札幌にお招きして開催する読書会の課題本が、大塚先生が4月に上梓された『神様と仲よくなれる!日本の神様図鑑』です。

私の本業は税理士ですが、神様の本を使った読書会を開催するというのは何の関係も無いのでは?単なる趣味?と思われる人もいるかもしれません。

もちろん純粋に神社好きということもあるのですが、実は本書はぜひとも経営者に読んでいただきたいと思っています。

本書の「はじめに」で大塚先生はこう書かれています。

”本書の特徴は、学者でも宗教家でもない「小さな会社を経営する現役社長が書いた神様の本」だという点にあります”

そう、大塚先生は株式会社ヴィジョナリー・カンパニーの代表取締役です。

社長をやっていると色々あります。

「ようやく戦力になった社員が、いきなり退職!」

「取引先が倒産し、お金が入ってこない!」

「時間とお金をかけてようやく完成した商品に欠陥がみつかった!」

「強力な競合会社が現れた!」などなど。

社長という仕事は、こうした「心をざわつかせるできごと」と常に隣り合わせです。

そんなときに國學院大學在学中に学んだ『古事記』を改めて読んだところ、「日本の神様の世界」を知り、日常生活に生かしていくことで、こういった心をざわつかせるできごとにも上手に対応することができるということが分かったんだそうです。

経営者の方であれば、上記のような心をざわつかせるできごとの1つや2つはご自身も体験しているのではないでしょうか?

人によっては「もっと大変なことがあった自慢」ができるかもしれませんね笑。

とは言え、そんなに大変なことが次々と起こると、正常な経営判断ができなくなってしまったり、最悪の場合「もうこんなに大変なんだったら社長なんてやめた!」と心が折れてしまうかもしれません。

よく「社長は孤独だ」と言いますが、これは誰にも相談できないとか人間関係において孤立した存在だという意味ではなく、こんな風に大変なことが次から次へと襲い掛かってきても、心折れずに前に進んでいく覚悟が求められるという意味ではないかなと思います。

でも、神様の世界を知り、それを上手に活用することで心のざわつきを抑え、前向きに生きていくことは可能です。要は心の拠り所にするということですね。

もちろん、なんでもかんでも神頼み、神社詣でさえしておけばトラブルは回避できるという考えでは会社を潰します。

そうではない、神様との上手な付き合い方について書かれたのが本書となるのです。

読書会では大塚先生に質問できるコーナーもありますので、大塚先生が経営者として具体的にどのように日本の神様の世界のことを活用しているのかをぜひ直接聞いてみてください。

 

≪著者参加読書会&講演会「神様と仲よくなれる!日本の神様図鑑」≫

○日時:①2019年6月7日(金)19時~21時 ②6月8日(土)17時~19時

○会場:愛生舘サロン 札幌市中央区南1条西5丁目 愛生舘ビル6階

○定員:各20名

○参加費:4,000円 書籍「神様と仲よくなれる!日本の神様図鑑」付き

※参加申込はコチラよりお願いします