先日放送の情熱大陸では、アメリカはボストンにてラーメン店を経営している大西益央さんという方が取り上げられていました。

最低気温マイナス10℃以下にもなる極寒の地にて、1時間待ちの大行列を作る超人気店で、ボストンのグルメサイト「今、最も熱いレストラン」第1位を3ヶ月連続で獲得しています。

しかも営業時間は午後6時から8時までのたったの2時間。

更になんとそこまでの超人気店にも関わらずオープンして通算1000日営業したらお店を閉めるということを決めています。

なぜ、そんなことを決めているのか?

それは「終わりが決まっているから本気になれる。終わりがないとダラダラしてしまうけど、そんな働き方は嫌」だから。

なんとも潔い話ですが、実際この1000日営業したらお店を閉めるということはオープンにしているので、地元のファンも「1000日経ったら食べられなくなる」と思いめちゃくちゃリピートしています。

週3~4回通う人や、1回に必ず3杯も食べる人も!

やっぱり集中して本気で取り組むには期限を決めることが大事なようです。

もちろん私が「1000日営業したら事務所辞めます」としてしまうとお客様にご迷惑をおかけしてしまうのでそんなことはしませんが、しかし事業を継続しつつも期限を決めて今に集中するのにうってつけの手法があります。

それが「目標設定」です!

・・・あれ、「なんかフツー」と思いましたか?

でも、結局なぜ目標設定をするのかと言われれば、「終わりが決まっているから本気になれる」という状況を作り出すためですよね。

まさに昨日公立高校の入試が行われましたが「3月5日に○○高校に合格する!」という期限が明確な目標が設定されれば、そこからの逆算で今なにをするべきなのかがクリアになり、集中できるわけです。

もしくは確定申告の期限は3月15日ですが、そうやって期限があるから、普段全然帳簿を付けていない人でも必死になって帳簿を付けて期限までに申告しようとするわけです(推奨できる取り組み方ではありませんが)。

やっぱり期限があるから人は本気になれるのです。

と私も偉そうなことを言っていますが、独立してしばらくはそのような明確な目標は立てていませんでした。

しかし、『目標達成の技術』と出会ったことによって、目標を立てることの大切さを学び、今では充実した日々を送ることができています。

なお、現在の目標は「3月15日までにミスなくしっかりと確定申告業務を完遂すること」です。

そしてもちろん確定申告が終了したら、また次の目標を設定する必要があります。ここで「いや~終わった!よかったよかった」で終わってしまうとダラけてしまいますから。

最近取り上げてきたように戦略的に小休止したり、ボーっとする時間を取ったりすることは大事。

しかしそれと無目標で漫然と仕事をするのは意味が違います。

しっかりと目標を立てて、今に集中する日々を過ごしたいものですね。

※目標達成の技術について興味のある方は是非とも「一般財団法人日本プロスピーカー協会札幌支部の定例勉強会」に足をお運びください。

今月は20日、来月は24日開催です。

ちなみに来月24日は、ラーメン繋がりではありませんが、元総合格闘家、現ラーメン店経営者・小路晃さんにお越しいただきお話ししていただく予定です