先日事務所サイト(ホームページ)を全面的にリニューアルしたのですが、この機会にマーケティング支援に力を入れているということを前面に出すようにしました。

 

なぜ税務・会計の専門家である税理士事務所がマーケティング支援なのか?

その理由をお話ししたいと思います。

 

ホームページにも載せているのですが、日本の創業後3年以内の廃業率は70%と言われています。

さらには「5年以内の廃業率は85%」「10年以内の廃業率は90%」といったデータもあります。

データの根拠は様々ですが、一つ言えるのは「起業しても事業を継続できる人は少ない」ということです。

 

「そういう話はよく聞くけど、本当にそうなの?」

と思われる方もいるかもしれません。

しかし、長年税理士業界に身を置いている立場から言わせていただくと、厳密に何%なのかはともかく、「起業しても事業を継続できる人は少ない」というのは間違いないと感じています。

 

なぜ起業後数年で廃業してしまうのか?

その原因として圧倒的に多いのが「売上があがらないから」。

売上があがらなくて資金繰りに行き詰まりギブアップとなってしまうのです。

※それ以外にも「共同経営者が仲違いしたから」とか「本業ではキチンと売上があがっていたけど株式投資などで大損したから」とか色々な理由はあると思います。

 

ビジネスにおいて売上が絶対と言うつもりはありませんが、しかし売上があがらなければ話が始まりません。

どんなに素晴らしい商品・サービスを持っていて、それをお客様に届ける仕組みもバッチリに構築していたとしても、肝心のお客様にその商品・サービスの存在を知ってもらい「買います」と言っていただかない限りはお金を生み出しません。

 

しかし、多くの起業家がこんな感じで起業してしまうのです。

「店舗を構えれば客は来るだろう」

「ホームページ作れば客は来るだろう」

「フリーペーパーに広告を載せれば客は来るだろう」

「異業種交流会に顔を出せば客は増えるだろう」

 

でも実際には大部分の人は思惑通りには客が増えず、開業資金は目減りする一方。

焦って色んなマーケティングツールに飛びつくも、成果が出る気配無し。

その段階になるとマーケティング活動に使える予算も限られるので、できることも限られてしまう。

そしてついには資金が尽きてThe End・・・

 

せっかく夢や希望を抱いて起業したにも関わらず、そのような結果になるのは悲し過ぎます。

場合によっては多額の借金を抱えた状態で廃業し、自己破産、マイホームも手放し、一家離散なんてこともあるでしょう。

 

そんなことにならないよう、逆にしっかりと売上があがって自己実現をし、「ビジネスはサクセス、プライベートはハピネス」、そんな幸せな人生を歩んでいただくお手伝いをしたいと思っています。

 

そのためにもまずはマーケティング!

 

そういった想いでマーケティング支援に力を入れて、毎月マーケティングのプロである髙田稔先生を東京からお招きしてセミナーを開催しているのです。

 

もちろんマーケティングのことを学んだからといって100%の成功は保証されていません。

しかし、少なくとも行き当たりばったりで行動するのに比べれば確実に上手くいく確率は高くなるでしょう。

 

知は力なり。

 

是非とも、是非とも、経営者には戦略マーケティングを学んで欲しいと切に願っています!