昨日はスタートアップについて取り上げましたが、「満室ナビ」を開発された芝さんはこんなこともおっしゃっていました。

「自分一人でアイデア出しをしても独りよがりなものになってしまう。確度を高めるためには然るべき人に相談し、フィードバックをもらうことが大切」

芝さんはそれを壁打ちと表現されていましたが、やはり自分一人で考えるとどうしても視野が狭くなってしまいます。

やはり誰か別の視点も借りることによってより客観的に自分のビジネスアイデアが時代の半歩先を行っているのか、それともそれ以上先を行き過ぎてしまっている(つまり世間に受け入れられない)のかを判断することも必要と言えます。

では誰に相談するのか?

誰彼構わず相談するのも考えものです。

「え、何かよくわからないな…。よくわからないものをやっても失敗するだろうからやめておけ」

と言われてしまうのがオチです。

では誰に相談するといいのか?

そこはやはり前回もお名前を出させていただいた一番化戦略コンサルタント・高田稔先生ではないでしょうか?

高田先生はご自身が理解できるビジネスかどうかという観点では決してフィードバックしません。

様々なマーケティングのフレームワークを活用し、「本当にそのようなニーズがあるのか?」という観点からフィードバックされます。

たまに高田先生のコンサルに興味を持っている人から「興味はあるんだけど、高田先生はウチの業界のこと精通しているの?」と聞かれることがあります。

結論から言うと「その業界のことを精通しているかどうかは全く関係無い」。

小売、医療、飲食、建設、製造、IT、士業etc.業界関係なくあくまでも原理原則であるフレームワークに則ってアイデア出しをされます。

もちろん、出したアイデアが法律的にNGということも場合によってはあるでしょう。

しかし、大事なのは「その業界の常識や思い込み」に捉われない発想力です。

逆にその業界のことに精通しすぎていると、「これは無理だな」と無理なこと、ダメなことにフォーカスしてしまい、全然アイデアなんて生まれません。

むしろその業界のことをあまり深く知らないからこそ、その業界の人にとって「そんな考え方があったか!」とブレイクスルーを起こすようなアイデアが生まれる可能性も高まります。

で、話を戻しますと、そのような人と壁打ちをすることによってビジネスの確度を高めることができるのではないでしょうか?

もう2年以上高田先生とタッグを組んでやらせていただいていますが、そんな風に感じています。

先日も朝から晩までビッチリとグループコンサルをしていただきましたが、やっていることは壁打ちです。

ある意味、高田先生はこの壁打ちの相手になることで関わった方のビジネスが発展することに喜びを感じてわざわざ毎月札幌にお越しになっていると言えるでしょう(あと飲み放題システムと笑)。

そんな高田先生のお話を気軽に聞ける場を最近設けていませんでしたが、来年にはまた定期的に開催したいと思います。

※12月には札幌商工会議所にて無料講演会の講師をされますが、ご案内する前に満席になってしまいました。

壁打ちすることでビジネスの確度を高めたいと考えている方は是非ともご参加ください!