来たる12月16日日曜日に元北海道日本ハムファイターズコーチ・白井一幸さんを講師にお招きした講演会を開催します。
題して「組織の成果を120%にする3つの原則 ~達成型組織と日本一のチームの共通点とは~」。
どんなお話が聴けるのか、については以前投稿した記事「元日本ハムファイターズコーチ 白井一幸氏の特別講演会開催決定!」(コチラ)をご覧ください。
さらに今回は白井さんから直接メッセージをお預かりしてきましたので、ぜひこちらの動画もご覧ください。
つい先日今年の流行語大賞のノミネート語が発表されましたが、その中に「悪質タックル」と「奈良判定」というスポーツ界におけるパワハラに関連する言葉がありました。
残念なことにスポーツの世界では未だに勝利至上主義がまかり通っており、勝利のために選手は指導者に罵倒され叱責されても仕方がないという選択理論心理学で言うところの「外的コントロール」が普通に使われております。
しかし、例の「悪質タックル」ではタックルを受けた選手は大きな怪我を負ってしまい、また、指示を受け悪質タックルをした選手は「自分はもうアメフトをやりたくない」と発言していましたよね。
結果として外的コントロールを使った指導者が仮に「名監督」と賞賛されたとしても、このような犠牲の上で得た名声に何の価値があるのでしょうか?
とは言え、スポーツの世界、特にプロの世界では結果も非常に大事です。
チームから期待されたパフォーマンスを発揮できない選手には戦力外通告という厳しい現実も待ち構えています。
ということは指導者には罵倒したり叱責したりという外的コントロールを使うことはしないかわりに、選手と単なる仲良しこよしの関係になることではなく、指導する選手がしっかりと高いパフォーマンスを発揮できるような関わりが求められます。
そんな関わり方をコーチ時代にされていたのが白井さんです。
現役引退後、2003年から一軍ヘッドコーチを務めるようになってからチームは常に優勝を狙える常勝軍団となりました。
また、育成力にも定評があり、ドラフト会議で注目選手を指名すると「日ハムならしっかりと育成してくれるから安心だ」という声もあがるほどです。
白井さんがコーチ時代に活用されていたのはまさに技術です。
アメリカで最新のコーチング手法を学ばれ、そしてアチーブメント社の講座で目標達成の技術を学ばれ、それを現場で実践された結果なのです。
ということは技術ですから再現可能性が高いと言えます。
さて、これまでずっとスポーツ界のことをお話ししてきましたが、これを会社組織に置き換えるといかがでしょうか?
もちろんスポーツと違って明確な勝ち負けという概念はありませんが、指導者的立場である経営者がどのように社員に関わり、高いパフォーマンスを発揮できるようにするか、そしてそれをどう会社の業績に反映させるか、と考えると相通じるものがあると思いませんか?
社員を罵倒したり叱責したりしたからといってパフォーマンスが上がるわけでもないどころか優秀な人財がどんどん辞めていき、「ブラック企業」と呼ばれてしまいます。
かといって、全くの社員の好き勝手にさせてしまえば組織は崩壊してしまいます。
ではどうすれば、社員が高いパフォーマンスを発揮し、組織として120%の成果をあげることができるようになるのか?
それをぜひ、聴きにきていただければと思います。
12月16日会場でお待ちしています!
※講演会の詳細及び申込はコチラよりお願いします