先日も戦略マーケティング・ブートキャンプを行いました。
今回は諸事情により、過去に参加された何人かの方にも再受講的にご参加いただき、非常に賑やかな雰囲気となりました。
さて、そんな「再受講組」の皆さん、もう受講済みだし、グループコンサルにも定期的にご参加いただいているので、いつも高田先生がお伝えしている様々なフレームワークのことは当然バッチリ理解して・・・いないご様子(笑)。
もちろん全部全く分からないということはないのですが、「あれ、聞いたことあるけど何だったっけ・・・」とか「え、これ教えてもらったことありますか???」という声がチラホラ・・・。
まぁでも仕方がありません。
かの有名な「エビングハウスの忘却曲線」によれば「人は1ヶ月後には学んだことの8割は忘れる」というではありませんか。
そう、残念ながら人間は忘れる生き物なのです。私もあなたも。
「じゃあ、忘れないようにするにはどうすればいいの?」と言えば、反復・継続、これしかありません。
もちろん聞くというインプットもそうですが、人に教えるとか具体的に行動して身体に覚えさせるといったアウトプットも記憶の定着には効果的でしょう(この辺はぜひ『学びを結果に変えるアウトプット大全』をお読みください)。
とにかく高田先生から「売上の公式って何でしたっけ?」と聞かれて即答できるようになるには何度かブートキャンプにお越しいただく必要があるわけです。
何事もきちんと覚え、理解し、使えるようになるためにはこのように継続学習が必要なのですが、特に原理原則はクセモノです。
なぜクセモノかというと原理原則は「言われてみると確かにそうだよね」「あ~、はいはい、何となく分かります」という感じで「一回聞けば分かったように思ってしまうもの」だからです。
高田先生もそんな難しい理論を扱うわけではないので、一度説明を聞くと「あ~、なるほど。確かにそうだよね」と納得できます。
しかし、それで満足して継続学習しないと、「あれ、聞いたことあるけど何だったっけ・・・」となるのです。
やはり、こうしたベースとなるフレームワークがうろ覚えではそれをしっかりとビジネスに活かすことはできません。
売上の公式をそらで言えるぐらいバッチリ理解できて初めて「じゃあうちのビジネスモデルに当てはめて、どの要素の引き上げに注力しようか?」と具体的に使えるようになるのです。
ちなみに高田先生とタッグを組んで札幌で定期的にセミナーを開催するようになって約2年半。私が主催者特権で一番継続学習させてもらっています。
毎回脇で聞いていますからね。
「あ、このフレーズが来たということは次はあの話が来るな」と話の展開が分かるレベルです。
それもあってか高田先生もしょっちゅう「これは宮治さんも初耳だと思いますが」と新ネタを出してくることもあるので、その時は受講生の皆さんと一緒に脳みそ使っています。
それはさておき、そのように私自身、継続学習効果によりフレームワークをかなり理解できているため、常に自分のビジネスに当たり前のように当てはめることができるようになりました。
ということで、私が身を持って体験していますので、一度ブートキャンプを受講して終わり、ではなく、グループコンサルを受講するなど是非とも継続学習をすることで実際にビジネスに活かしていただきたいと思います。
ここは強調しておきたいところですが、ブートキャンプはお勉強をするための場ではなく、ビジネスで成果を出すための場ですので!
※高田先生の誕生日が近かったので、ケーキでお祝いさせていただきました。高田先生は滅多に甘いものを食べない方なのですが、札幌では毎度ケーキやらパフェやら甘いものばかり用意してしまいすみません(笑)