さて、3ヶ月間もブログ完全放置状態だったのが、今月1日に再開して以来、今のところ毎日更新をしています。
というのも『学びを結果に変えるアウトプット大全』を読んだから。
本書は札幌出身の精神科医である樺沢紫苑先生の最新作で、何と今年の8月に出版されてすでに15万部突破の大ベストセラーとなっております。
それだけ売れているからにはちょっと読んでおくか、という軽い気持ちで手に取ったのですが、冒頭のこれらの言葉にハンマーで頭を殴られたような衝撃を受けました。
”本を100冊読んでも、まったくアウトプットしなければ、現実の世界は何ひとつ変化することはありません。”
”たとえば、「月3冊読んで3冊アウトプットする人」と「月10冊読んで1冊もアウトプットしない人」とでは、どちらが成長するでしょうか?
間違いなく「3冊読んで3冊アウトプットする人」、つまりアウトプット量が多い人です。
なぜなら、いくらインプットしてもアウトプットしない限り、記憶として定着しないからです。”
う~ん、私自身、周りから「学びの変態」と呼ばれるほど、本を読んだりセミナーに行ったりするのが大好きなのですが、かなりインプットに偏っていたな、と反省した次第です。
本書によるとインプットとアウトプットの一般的な比率は7:3だそうですが、学びを結果に変える黄金比はその逆の3:7だそうです。
そう言われると、私は7:3だったな~と思い、これをなんとか3:7に、つまりどんどんアウトプットしよう!ということでせっせとブログを更新しているわけです。
もちろん、普段から「アウトプットを前提としたインプット」というものを意識していた【つもり】だったのですが、やはり意識するだけではなく、きちんと行動に移さないと、なかなかアウトプットはしないものです。
とにかくインプットを行ったら必ずアウトプットを行う。
ここでのアウトプットとは話したり、こうやってブログに書いたり、又はそこでの気付きを基に実践するということを意味します。
そして、実際にアウトプットしてみての結果を踏まえて次のインプットを行う前に軌道修正をするためのフィードバックを必ず行う。
つまり、インプット→アウトプット→フィードバック→インプット→・・・
というサイクルを回すことによって螺旋状の成長(スパイラルアップ)をすることができるという仕組みです。
で、アウトプットの本を読んだのに何もアウトプットしないのはダサすぎるので、こうして毎日ブログを更新するようにしたのですが、これがなかなかいい感じです。
やはり文章にすることで自分の考えも整理できますし、その考えをこうやって知っていただくこともできています。
このブログを読んでいるのはすでに何らかの形で繋がっている知り合いの方が大半ですが、しかし、顧問税理士を探して辿り着いた方もいらっしゃることでしょう。
その際に「この税理士はどんな人で、どんなことに興味関心を持ち、どんな考え方をしているのか」を予め知っていただくことは非常に大切です。
こうやって「学び大好き!」「学びの変態!」なんて言っている税理士に「学ぶなんて大嫌い。できるだけ楽して稼ぎたい」という方が相談に来られても絶対に相性が悪いですから。
本書にはアウトプットである「話す」「書く」「行動する」という各項目について具体的にどのようにするのが効果的なのかが非常に詳しく書かれているので、皆さんもお読みになりアウトプットしてみてはいかがでしょうか?
私の今回のブログも本書に書かれているやり方に則して書いてみました!