私が副支部長を務めさせていただいている一般財団法人日本プロスピーカー協会(JPSA)札幌支部主催による特別講演会の開催が決定しました。
スピーカーは元北海道日本ハムファイターズコーチで、現在はテレビやラジオなどのメディア出演や講演会などで大忙しの白井一幸さんです。
実は本講演会は本来9月6日開催予定でしたが、北海道胆振東部地震により中止させていただいておりました。
その後もお忙しい白井さんにスケジュールを調整していただいた結果、なんとか年内に開催することができることになりました(白井さん、ありがとうございます!)。
さて、本講演会で白井さんにお話ししていただくのはプロ野球業界の裏話や、あの選手や監督が実は〇〇でといったぶっちゃけトークでは全くありません。
ま、そういういわゆるトークショーも楽しいと言えば楽しいですが、少なくともこの講演会ではそのような話は全く出てきません。
ではどんなお話をしていただくのか?
さて、北海道日本ハムファイターズと言えば
「大型補強をしなくても常に上位を狙える常勝チーム」
といったイメージを持たれている方も多いのではないでしょうか?
※今年も最後やや失速はしましたがクライマックスシリーズ進出が決定しています。
実際北海道移転後はリーグ優勝5回、日本一2回と素晴らしい成績を残しています。
しかし実はそれまで長い間優勝からは遠ざかっていました。
そんなチームが常勝チームへと変貌した立役者の一人が2017年シーズンまでコーチを務められた白井一幸氏です。
現役引退後渡米し、最新のコーチングスキルを学び、現場で実践したことによって長年優勝から遠ざかっていたチームを常勝チームへと導かれました。
ではどんなことを実践したのか?
従来のスポーツにおけるコーチというのは「なにエラーしてるんだ!次もやったらレギュラー外すぞ!」と恫喝したり、「千本ノックだ!」と練習を強制したり、とにかく怒鳴ったり、練習内容を強制したりするのがその仕事だ、と思われている節がありました(今もかもしれませんが)。
しかし、それでは選手が育たないし、そもそも自分で考えるということをしなくなってしまう。
しかも、コーチに言われた通りに練習しても結果が出なかったら「コーチのせいだ」と他人の責任にしてしまう。
このような選手揃いのチームが高いパフォーマンスを発揮して試合に勝つことなんてできません。
そこで白井さんは怒ったり練習を強制したりするのではなく、質問することで自分で原因に気付いたり、練習に取り組むように、つまり選手が主体的に行動するようなサポートをするようにしたのです。
最近はビジネスの世界でも「コーチング」という言葉を耳にしますが、まさにこのコーチングをされていたのです。
とは言え、そこはプロの世界。単なる仲良しこよしで結果が伴わなければ戦力外通告という厳しい現実が待ち構えています。
怒ったり強制したりしないというのと放任主義、甘やかすというのは全く異なります。
日本一になる、というチームの目標に対してふさわしくない行動をする選手には厳しいことも言います。
これって会社組織や子育てにも通じるところってありませんでしょうか?
会社の社員や部下に主体的に動いて欲しいけど、怒鳴ったりしたらパワハラと言われるし、かといって何も言わなかったら好き勝手に行動するから、どうしたものか・・・。
子供には幸せになって欲しいけど、あまりガミガミ言うとかえって反発されるし、かといって何も言わなかったら好き勝手し放題の我儘な人間になってしまうし、どうしたものか・・・。
ズバリ、この講演会ではその解決策のヒントを得ることができます!
本講演のテーマは「組織の成果を120%にする3つの原則」。
会社も家族も組織です。
みなさんが白井さんや大坂なおみ選手のコーチのようになれば、部下やお子さんが凄いパフォーマンスを発揮できるようになると思いませんか?
≪JPSA札幌支部特別講演会 組織の成果を120%にする3つの原則~達成型組織と日本一のチームの共通点とは~≫
日時:2018年12月16日(日) 14:00~16:00(開場13:30)
会場:ACU-A大研修室1614(札幌市中央区北4条西5丁目 アスティ45 16階)
参加費:3,000円(要事前振込)
★お申込みはこちらよりお願い致します。
また参加費は事前振込制となっていますので、申込時の返信メール記載の口座へのお振込みをよろしくお願い致します。