相も変わらず録り溜めている映画をチマチマと観ているのですが、先日は久々に痺れる映画を観ました。
みなさん、『ロッキー』ってご存知ですか?(ナイツ風)
ご存知、シルベスター・スタローンの大出世作ですが、今回観たのはロッキーシリーズの完結編である『ロッキー・ザ・ファイナル』です。
2006年公開で、かなり絶賛されたので観た方もいるかもしれませんね。
現役を引退し小さなレストランを経営していたロッキーが、また戦いの舞台へと身を投じ、なんと現役の世界チャンピオンと戦うことに。結果はいかに!?
というストーリーで、まぁ割と展開が読めるというか王道のストーリーなのですが、この作品はいわゆる成功哲学に通じる名言が多く、ちょっとヤホーで調べるとそれを取り上げたサイトが数多くヒットするぐらいです。
まず一つ目の名言としてご紹介したいのがこちら。
もう引退してから何年も経っていたのに、ずっと体の中で「戦いを求める野獣」がうごめいているロッキー。
ついに現役復帰のためにボクシング協会にライセンスの申請を行います。
しかし、設定上50歳(演じるスタローンは60歳近く)のロッキーに対してライセンスを認めるのは危険だからと、却下されてしまいます。
しかし、そこでのロッキーのセリフが熱かった。
”目標に向かう人間を止める権利があんたらにあるか?
どうしてもやり遂げたいことや夢だってあるだろ。
それをだめと言う権利は誰にも無いはずだ!
生きる権利を持っている人間に生き方を選ばせないのは罪だ”
このプレゼンにより、無事ライセンスを認められることになります。
現実世界でも何か夢を語ると「そんなのは無理だ」とか「もう年を取り過ぎているからやめておけ」などと夢の芽を摘む「ドリームキラー」が沢山います。
しかし、ちょっとぐらい無理だ、ダメだと言われたぐらいで簡単に諦めるのではなく、何と言われようが夢に向かってまい進する気概が無くては何事も成し遂げることはできないでしょう。
とは言え、実際50歳の人がボクシングするのは超危険だと思いますけどね。良い子は真似しちゃダメ。
そしてもう一つの名言がこちら。
現役復帰とは言ってもちょっとした小さい試合で戦うことを考えていたロッキーでしたが、ひょんなことから現役の世界チャンピオンと戦うことになり、一気に世間の注目を浴びることになります。
ここでロッキーの前に現れたのが息子のロバート。
ロバートは常に「英雄ロッキーの息子」として父親と比べられる人生を送ってきており、「もう、そんなのはたくさんだ!だから試合なんてしないでくれ!」とかなりフォーミーな訴えをしてきます。
そんなヘタレ息子に向かって放ったセリフがまた熱かった!
”世界は輝かしいものではない。
とても難しい場所で、自分を圧するものに抗わなければ永久にそこから抜け出せなくなる。
人生ほど重いパンチはない。
それでも、どんなに強く打たれてもずっと前に進み続けることだ。
そうすれば勝てる。
自分の価値を信じるなら、パンチを恐れるな!
他人を指さして自分の弱さをそいつのせいにするな!
それは卑怯者のすることだ!”
いや~、カッコいい!
おそらくスタローン自身、ロッキーで世に出ていろんな作品に携わる中で良作もあれば駄作もあり、賞賛されることもあれば批判を受けることもあるというアップダウンがある中で、培ってきた信条なのかもしれません。
「他人を指さして自分の弱さをそいつのせいにするな!」はまさに成功哲学の大事な要素である「自己責任」を表わしていますね。
あ、もちろんアチーブメント社の「頂点への道」講座を受講している方は必見ですよ!
※バカスカ殴り合うどちらかと言うと男性向けの作品と思われるかもしれませんが、女性が観ても面白いと思います。変な先入観を持たずに是非ご覧ください!