去る6月17日土曜日に北海道初となるリーダーキッズ&ファミリーコーチングを開催しました。
これは一般財団法人日本プロスピーカー協会(JPSA)の札幌支部と北の最果て支部の合同開催となるイベントでした。
私がアチーブメント社の戦略的目標達成プログラム「頂点への道講座」を受講し始めてからもう8年以上経ちますが、この講座では「ビジネスはサクセス、プライベートはハピネス」を実現するための原理原則を学びます。
お陰様で成果を出すことができたので今でも学び続けているのですが、そういう原理原則を学ぶのは早いに越したことはありません。
ということで、このリーダーキッズは下は小学1年生から上は高校3年生までを対象としたプログラムとなります。
もちろん小学1年生のお子さんに「ビジネスはサクセス、プライベートはハピネス」とか「プライオリティマネジメント」とか「80:20の法則」なんて話をしてもポカンとなるだけですから、そんな小難しい話は一切しません。
と言いますか講義を聞くというスタイルではなく、様々なワークに取り組んでもらうことで以下のような力を育むプログラムとなります。
・周りの子どもたちと仲良くなるコミュニケーション力
・困難なイベントに協力して取り組み達成する力、諦めずにどうすれば達成できるかを創意工夫する力
・達成することによる一生折れない自信
・両親への感謝の気持ち
具体的にどんなことをするのかは実際に参加してのお楽しみとなりますが、私は今回アシスタントとして関わらせていただきました。
私には子どもがおらず、子どもと接するのはせいぜい甥姪と会う時ぐらいなので、どんな距離感で接すれば良いのか全く分からず、私にとってもチャレンジとなりました。
普段JPSAの支部会では副支部長として「選択理論を活用して良好な人間関係を構築しましょう」とメッセージしているのに、子どもに対して「何やってるの!ダメだよ!」とかめっちゃ外的コントロールを使うようでは説得力ゼロになってしまいますから。
幸い他のアシスタントの皆さんの力も借りながら外的コントロールを使うことなく子どもたちと関わることができましたが、でも今回の経験は大人相手のコミュニケーションにも活かされるものだと感じました。
結局大人でも子どもでも自分のことをコントロールしようとする人のことを好きになることはありません。
例えば会社の上司が部下に外的コントロールを使った場合、表面上は素直に従いますが、心の中では「この上司、嫌い」と思っているはずです。
そしてそんな関係性からは良いパフォーマンスは決して生まれません。
今回はそういった外的コントロールが一切ない、内的コントロール溢れる素敵な空間となりましたので、多くのお子さんが「楽しかった!」「来年もまた来たい!」と言ってくれました。
一応は今後も毎年開催する予定ですので、お子さんのいらっしゃる方は是非とも来年ご参加ください。
↑講師は「もじゃ先生」こと深沢宗主先生。素晴らしいファシリテーションでした
↑アシスタントは最初に一発芸をするということで私もやりました
↑今回の会場は札幌芸術の森アートホール。親御さんたちが見守る中進行していきます
↑アシスタント及びお手伝いさんの運営メンバーです。皆さんやり切りました。
また、リーダーキッズをしている同じ時間に親御さん向けのセミナー「ファミリーコーチング」を開催しました。
すべての親の願いは子どもの「幸せ」だと思います。
「立派な大人になってほしい」
「良い人生を送ってほしい」
様々な子どもに対する想いがあるからこそ、つい怒鳴ってしまったり、ガミガミ言ってしまう。
そんなパパ・ママに、どうすればそうやって怒鳴ったりガミガミ言ったりせずに子どもと関わることができるのかをレクチャーする内容となります。
「宿題やったの!?」「さっさと支度しなさい!」「早く寝なさい!」とガミガミ言うのは先ほどの外的コントロールとなり、そういう関わり方をしてしまうと、子どもは親のことが嫌いになってしまいます。
かと言って、全然勉強しなかったり夜更かししたりするのを「いいよ、いいよ」と認めてあげることが良いことだというわけではありません。
どうすればガミガミ言ったりせずに子どもが主体的に動くようになるのか?
その極意について講師である松好和恵さんにお話しいただきました。
私はリーダーキッズのアシスタントで子どもたちに付きっきりだったので、どんなお話しをされたのか分からないのですが、受講された親御さん達の満足度はとても高かったようです。
こちらも来年リーダーキッズと一緒に開催する予定ですので、子育てに悩む親御さんはぜひともご参加ください。