コロナによりアポ無しの訪問営業は激減したそうです。
まぁそうですよね。
これだけコロナの感染対策を徹底しましょう。ソーシャルディスタンシングですよ。と言っているのに、見ず知らずの人にいきなり押しかけられるのは勘弁して欲しいというところでしょう。
その代わりに増えているのが電話営業です。
今までは訪問営業という足で稼いでいた人たちも、その場を失った代わりに電話営業にシフトしているそうで、実際、私も訪問営業が減ったかわりに電話営業が増えたと感じています。
つい先日も某大手企業から営業の電話が入り、
「・・・つきましては一度お伺いしてお話しさせていただきたいのですが」
まで一気に話を進められましたが、特に必要としていなかったので丁重にお断りさせていただきました。
当事務所にはいろんな営業の電話が入ります。
・通信回線について
・SEO対策について
・人の採用について
などなど。
あと最近増えたのが、
「当社のお客様で顧問税理士を探している・変更したいというニーズが多く、提携する税理士を探している」
という類のものです。
残念ながらどれも全く必要としていないので、丁重にお断りさせていただいています。
というか、今までに
「おぉ!ちょうどそのサービスを必要としていたところなので、ちょうど良かったです!ぜひ話を聞かせてください!」
となったことは一度もありません。
今なら通信回線でもSEO対策でも人の採用でも、自分が必要としているものならネットを検索すれば情報は沢山出てきますから。
(※そもそもSEO対策をする会社が自社の存在をアピールするのに電話営業するっておかしくないです?)
なので、私にとって電話営業は必要ありません。
中には断り、かつ「もう電話しないでください」とまで言っているのに何度も電話をかけてくる業者もいますが、「しないで」と言っていることをするのはもう立派な迷惑行為です。
仮に将来そのサービスを必要とする時が来たとしても、そんな迷惑行為をしてくる業者にお願いすることはまず無いでしょう。
つまり、相手が嫌がっているのに、何度も電話をするのは逆効果ということです。
少なくとも私にとって電話営業をするというのは意味がないというかむしろ逆効果になりますので、担当される方は肝に銘じていただきたいと思います。
それでも私にとって意味のある情報であり、それをなんとか伝えたい!ということであれば問い合わせフォームに入力いただくか、資料などを郵送いただきたいと思います。
目を通した上で、必要であればこちらの方から連絡させていただきますので。
ということで、なにか電話営業に対する苦言のような内容になってしまいましたが笑、しかし、大事なのは
「ノーニーズ、ノープレゼンテーション」です。
冒頭、コロナになって電話営業が増えたと書きましたが、おそらくそのことによって、日本中で「ノーニーズ、ノープレゼンテーション」である意味のない電話営業が増えていると思います。
もうやめましょう、お互いに時間を無駄にすることは。
営業行為が悪いこととは言いません。大切なことです。でもやり方についてパラダイムシフトを起こすタイミングなのではないでしょうか?