先日、湘南美容グループ代表である相川佳之先生による出版記念オンラインセミナーに参加しました。

相川先生は今年5月に『究極の「三方良し」経営』を上梓されていますが、どのようにして創業わずか20年で美容医療業界の売上高1位を実現したのか?そして今後どのような未来を描いているのか?が赤裸々に語られています。

それを踏まえてのお話しだったのですが、やはりまず大事なのが「強い想い」です。

創業当時まだ料金が不明瞭で一般的な医療業界に比べてかなり下に見られていた美容医療業界に対して可能性を見出し、「必ず業界トップになる!」という強い想いを持って1つのクリニックからスタートし、現在海外も合わせて101院の巨大グループへと成長させています。

で、それを成し遂げるために相川先生が学び、実践しているのが、アチーブメント社の講座で学ぶことができる成功の技術です。

実は相川先生もアチーブメント社の「頂点への道」講座の受講生であり、目的・目標からの逆算で計画を立て日々の実行を行うというサイクルを回されています。

本にも書かれていますが、今まで色んなセミナーに通ったけど、今でも通い続けているのは「頂点への道」講座だけなんだそうです。

すでに再受講13回ということで、私よりも長い期間学ばれていますし、そして比べ物にならないぐらい成果を出されています。

そんな相川先生ですが、セミナーでは戦略についても語られていました。

相川先生が採用している戦略とは何なのか?

それはズバリ「一番化戦略」です。

「1番と2番の差は、2番と100番の差よりも圧倒的に大きい。だから1番を目指さなければならない。」

ということでマーケットシェアナンバー1を目指すわけですが、そのためにはまずUSPを明確にする必要があるとおっしゃっています。

USP(ユニーク・セリング・プロポジション)、すなわち「独自の強み」です。

競合が真似しようとしても真似できない、潰しにかかってきても簡単には潰されないUSPとは何なのか?

それを明確にすること無しにどんなに広告宣伝をしてもお金をドブに捨てるようなもの。

それぐらい一番化戦略は重要です、と力説されていました。

・・・ということで、すでにお分かりかと思いますが、「一番化戦略」と言えば「一番化戦略コンサルタント」高田稔先生が提唱している戦略です。

戦略マーケティング・ブートキャンプを行うようになってもう5年以上になりますが、毎回高田先生が首尾一貫して伝えているのが「一番化戦略」です。

「こうしたい!」という強い想いから生まれる理念を土台に目的・目標を明確にし、一番化戦略のもと、それを達成するための戦略を描き、実行していくことによって湘南美容グループのような巨大グループを創り出すことも可能になるのです。

そんなことを改めて認識することができたセミナーとなりました。

特に今の時代、昨日までの価値観が今日は通用しないというように変化が目まぐるしいので、それに対応するためにも「一番化戦略」を学び、実践することは必須と言えそうです。