5月26日放送の『芸人先生 シーズン3』は前回に引き続きお笑いコンビ「ずん」のお二人を講師に迎えての「気持ちよくなるファーストコンタクト」という講座でした。

今回も生徒役はタクシー会社の社員さん達ですが、タクシーの運転手さんは毎日はじめましての人とコミュニケーションを取らなければならないので、これはかなり重要なテーマと言えます。

社員さんの中には「なかなか会話が続かなくて・・・」という悩みを持った人も。

そんな生徒の皆さんに、数々のロケを経験してきたずんのお二人がどんな話をしたのでしょうか?

①第一声は明るく!普段の声より高く!

ある意味簡単にできることと言えますが、色んなお客さんと接する中で時には横柄な態度の客もいたりして精神的なダメージを受けることもあったりする中でも気持ちを切り替えて明るく対応するというのは、それなりに大変なことです。

②ずん式「褒める方程式」

ここは今回の一番の学びポイントですが、ずん式の「褒める方程式」とはズバリこうです。

「いや~△△さん、いいですね!その◯◯」

◯◯に当てはまるものは

1.メガネ、スーツ、髪型、体形などの目についたもの

2.香水などの匂い

3.お客さんの言った言葉や考え方

と言ったものになります。

ポイントはとりあえず第一声で「いいですね!」と言ってしまうと、「具体的に何がいいのか」といういいところ探しになるという点です。

これはファーストコンタクトの場面に限らず、どんな場面でも使えるテクニックと言えるでしょう。

③キラーワードでハートをキャッチ!

自分ならではキラーワードやキラーフレーズを持っていると相手の印象にも残りやすくなりますが、この際に意識したいのが和田裕美さん命名の「褒めカーブ」。

あまりストレートに褒めると相手にお世辞と取られてしまう可能性があるのですが、「◯◯みたいですね」という風にちょっと変化をつけた褒めカーブを投げることで特別感を出せるというものです。

相手の趣味などを把握した上で、好きそうなキーワードを入れることができればかなりハマるのではないでしょうか?

サングラスを褒める時にただ単に「そのサングラス、カッコいいですね!」と言うのではなく、「トップガンのトム・クルーズみたいでカッコいいですね!」とか「マトリックスのキアヌ・リーブスみたいですね!」と言った方がちょっと特別感が出るというイメージでしょうか。

コロナの関係で今後ファーストコンタクトを取るのが画面上というシチュエーションも増えそうですが、円滑なコミュニケーションを取るためにもこのようなことを意識してみてはいかがでしょうか?