昨年5月に放送された『クローズアップ現代+』の中で「MMT(現代貨幣理論)」というものが取り上げられました。

MMTを提唱しているニューヨーク州立大学のステファニー・ケルトン教授は

「人々は巨額の債務を目の当たりにすると心配になりますが、債務を抱えても全く問題ありません」

「債務がいくら大きくても、債務不履行になることはありません。MMTは、期限がいつであろうと債務を返済できる仕組みなのです。今より素晴らしい経済をつくることが可能なのです」

と主張し、1,000兆円もの借金を抱える日本を”成功例”だと言っていました。

番組を観て「ホンマかいな?借金があっても全然OKなんてそんな都合のいい話なんてあるの?」

と思った私でしたが、ある1冊の本に出会い、「MMT、アリなんじゃない?!」と考えを改め始めた次第です。

その本とは『目からウロコが落ちる奇跡の経済教室【基礎知識編】』です。

私も経済学部出身ではないので、そんなにガッツリと経済学を学んできたわけではありませんが、なんとなく

「国の借金があまりにも大きくなってしまうと財政破綻してしまう」

「財政再建のためには歳出を削減する必要がある」

「できるだけ”小さな政府”であることが望ましい」

といったイメージを持っていました。

しかし、本書を読むとこれらのいわゆる「正論」と言われているものが実は間違いであることが分かります。

〇デフレ時に政府が積極的に介入しないと需要は拡大せず、したがってデフレから脱却できない

〇仮想通貨はデフレを引き起こす

〇どれだけ金融緩和をしてもインフレにはならない

〇デフレ時には”大きな政府”が必要

〇プライマリー・バランスの黒字化を目指すと財政破綻する

上記のようなことが非常に分かりやすくかかれており、正に「目からウロコが落ちる」内容となっています。

本書を読めば、いかにデフレ時に消費税を増税することが愚策なのかが良く分かることでしょう。

結局、長引くデフレ不況は我々国民の努力不足などではなく、政府の誤った経済政策によるものだったのです。

あまりにも面白かったので一気読みをし、さらに続編である『全国民が読んだら歴史が変わる奇跡の経済教室【戦略編】』も注文したのですが、これはぜひとも「全国民に読んで欲しい1冊」と言えます。

そんな話題の本の著者である中野剛志氏をお招きしての読書会&ミニ講演会が2月18日に開催となります。

会場は東京ですが、札幌でも私がサテライト開催をしてオンラインで参加します。

会場では全員で本書を読み、そして著者である中野氏に質問をすることができます。

ぜひこの機会に経済常識が180度変わる体験をしませんか?

≪『目からウロコが落ちる 奇跡の経済教室【基礎知識編】』Expert Caffe≫

〇日時:2020年2月18日(火)19時~21時(開場:18時45分)

〇会場:寄りそうコンサルタントグループ

〇参加費:3,000円(当日会場にてお支払いください)

〇持ち物:『目からウロコが落ちる 奇跡の経済教室【基礎知識編】』中野剛志著、筆記用具

※会場での書籍のお貸し出し、販売は行いませんので必ずお持ちください

〇詳細・申し込みについてはRead For Actionの公式サイト(コチラ)よりお願いします。