9月24日放送の「ガイアの夜明け」は「秋の拡大スペシャル コンビニ 大変革時代」というテーマでした。
コンビニと言えば最近なにかとマイナスの話題で注目されています。
「人手不足」、それに関連しての「24時間営業問題」「食品ロス問題」。
さらにはセブンイレブンの「ドミナント戦略」という名の加盟店同士の競合などフランチャイズオーナーの不満は募る一方と言えます。
特に人手不足は深刻です。
アルバイトの募集をかけても全然反応が無く、オーナー夫妻が長時間労働でカバーするしかなく過労で倒れてしまうケースも。
そして人手不足はコンビニ業界だけの話ではありません。
とにかく日本は少子高齢化による人口減少社会に突入しているわけですから働き手は減っていく一方です。
普段お客様と打ち合わせをしていてもどの業界も人手不足に悩んでいるという話を聞きます。
もちろん税理士業界も例外ではありません。
なにせ税理士自体が「AIに仕事を奪われる職業」の代表格ということもあり、税理士を目指そうという人自体がかなり減っています。
一昔前であれば拡大志向でどんどんクライアントを増やし、担当者もどんどん採用してとガンガラと回すビジネスモデルもアリだったのですが、この人手不足によりそれも難しくなってきました。
この「ガンガラと回す」というビジネスモデルは他の業界でも見受けられますが、おそらくは業界問わず、このモデルは近い将来破綻してしまうでしょう。
となると、今後は少ない人材でも仕事を回していけて、かつ、きちんとビジネスとして成り立つような仕組みを考えていく必要があります。
ここでもしも今まで仕事をどんどん取ってきたのが、価格戦略によるもの、つまり安さで勝負していたというケースであれば方向転換にはかなり苦労するはずです。
それまで単価1万の仕事を100件受注していたのであれば売上は100万ということになりますが、理論上はこの単価を10万に引き上げれば10件受注すれば同じ売上をキープすることができます。
しかし、もうお気づきの通り取引先にとって10万円を支払う価値が無いと判断されてしまえば受注件数は0件、つまり売上は0になってしまいます。
もしも自社のウリが「価格の安さ」だけだったとしたらこのガンガラ回すビジネスモデルからの脱却は難しいことでしょう。
でも、ご安心ください。そこから脱却する方法を学ぶことができる場があります。
それが戦略マーケティング・ブートキャンプです。
確かに価格の安さだけがウリで今まで仕事をしてきたということであれば、そこから値上げしてガンガラ回すビジネスから脱却するというのは難しいことでしょう。
しかし、そうは言ってもそうやって結構な数の仕事を回してきたのであれば、それによって形成された「隠れた資産」が必ずあるはずです。
ブートキャンプは単なるインプットの場ではなく、高田先生が受講生に色々とヒアリングをすることによってこの「隠れた資産」が見つかるということも結構あります。
「〇〇さんは当たり前と思って気づいていないかもしれませんが、××という点は隠れた資産です。価格競争はやめてこの××を武器にビジネスモデルをガラッと変えませんか?」
そんな一言によってビジネスモデルの転換を行った方も実際にいらっしゃいます。
もちろんすぐにうまくいくことはなく、試行錯誤、トライ&エラーの繰り返しとなりますが、でもここで方向転換を図っておかないと将来のさらなる人手不足問題に対応できません。
実際すでに人が集まらないため仕事をさばけなくて倒産してしまう「人手不足倒産」が社会問題となっています。
人手不足時代にも生き残っていけるビジネスモデルを構築するためにも、ぜひブートキャンプにご参加ください。
≪2019年10月開催 戦略マーケティング・ブートキャンプ≫
〇日時:2019年10月30日(水)13時~18時
〇会場:当事務所
〇参加費:55,000円(税込・要事前振込)
〇お申し込みはコチラから