今年の6月に受検した神社検定壱級ですが、めでたく合格し、認定証である絵馬が送られてきました。

昨年の弐級合格時に届いた絵馬が参級のものよりも大きかったので、壱級の絵馬はもっと大きいのかな?と思っていたら、やはりちょっと大きく、並べてみるとちょっとマトリョーシカっぽい感じです(笑)。

神社検定は神社界の重鎮が集う一般財団法人日本文化興隆財団が主催となり、神社の総元締めである神社本庁監修のもと開催される由緒ある検定試験となります。

平成24年にスタートし、今年が8回目。私は6回目に参級、7回目に弐級、そして8回目に壱級に合格したことになります。

毎回こうして「合格しました!」と発信していると、「そんな検定試験があるんだ~、気になる!」という反応も多く、実際に私の発信で神社検定の存在を知り、受検する人も増えているようで嬉しい限りです。

さて、そもそも私がこの検定試験を受けようと思ったのは、「何となく神社や日本の神話に関心があるものの、よく知らない」からでした。

例えば毎年お正月には初詣をしているのですが、手水の作法や二礼二拍手一礼の作法などが毎回うろ覚えで「どうやってやるんだっけ?」とスマホで確認しているような有様でした。

もちろんその神社に祀られている神様なんて知りません。

うろ覚えの作法で、どこのどなたか分からない神様にお願い事をしてもまぁ叶わないですよね笑。

そして何よりも日本の神話、成り立ちを日本人である自分が全然知らないというのも情けない話しです。

神話では日本はどうやってできたことになっているのか?

天皇陛下を遡っていくとどなたに繋がるのか?

そんな日本人として知っていて当たり前なのに、今までちっとも教えられてこなかったことを学ぶのに検定試験というのは学びの変態である私にとっては丁度良いとっかかりだった訳です。

まぁなにせ私の親にしたって大して知らないぐらいですからね。

先日念願の出雲大社を参拝する機会があり、親にお土産として可愛らしいウサギのおみくじを買っていったのですが、いわゆる干支みくじでウサギをチョイスしたと思ったようで、「違う、違う。因幡の白ウサギのウサギだから!」という話しになったぐらいです。

最近はパワースポットブームということで神社仏閣を訪れる人が増えており、有名な神社では御朱印を求める行列もよく見かけます。

それはそれで良し。私も御朱印をいただいていますし。

でもその神社の御祭神を知らなかったり、御朱印集めを単なるスタンプラリー程度にしか考えていないようでは、せっかく参拝しても神様の御利益をいただくことは難しいんじゃないかな~と思ったりするわけです。

ということで、別に神社本庁の回し者ではありませんが笑、神社や日本の神話の基礎を体系的に学ぶのにもってこいの神社検定を一度受検してみませんか?

参級を受検するだけでも基本を押さえることができますよ。