以前にもご案内した通り今月25日に『人生100年時代の稼ぎ方』による読書会を開催します。
前回にも書きましたが「人生100年時代」と聞いて「やった~!長生きできるってことはそれだけ人生を楽しめるぞ!」とポジティブに捉える人は少数派で、多くの人は「長生きしたらそれだけ病気で医療費がかかりそうだから嫌だな」とか「年金が2,000万円も足りないと言われているけどお金のことどうしよう…」とか「AIに仕事を奪われると言われているけど、職を失わないだろうか…」などかなりネガティブに捉えています。
よく生命保険の営業トークで「長生きのリスク」というフレーズを耳にしますが、「長生きすることがリスク」だなんて悲しいではありませんか。
とは言え、実際健康のこと、お金のこと、そしてそのお金を生み出す仕事のことについて不安に思ってしまうのは分からないでもありません。
その不安から解放されるヒントを与えてくれるのが本書『人生100年時代の稼ぎ方』です。
お金のプロ・勝間和代さん、キャリアのプロ・久保明彦さん、人付き合いのプロ・和田裕美さんの3人の対談をベースとした内容で、上記の不安を取り除くための心構えや具体的にどのような行動を取れば良いのかが詳細に書かれています。
私が読んでみての印象ですが、結構サラリーマンの方を対象とした内容だなと感じました。
と言っても無闇に起業をすすめるというものでなく、サラリーマンとしてでも組織から離れた個人としてでもどうやってきちんと稼ぎ、将来のお金の心配をしないでも良くなるためにはどうすれば良いのかという視点で書かれています。
ということで、本書はぜひ会社にお勤めの方に読んでいただきたいですし、読書会にも参加していただきたいと思います。
では経営者はあまり関係ないのか?というとそんなことはありません。
経営者にとっては自社の人材育成やキャリアプランを考えるにあたって本書に書かれている内容は押さえておくべきでしょう。
これを知らずに一昔前の感覚で人材育成をしていると「うちの会社にいたら人生100年時代を生き残れない」と判断され優秀な人材に辞められてしまうかもしれません。
なので、経営者にもぜひ読書会に参加して欲しいと思います。
実は今回の読書会には私の妻もファシリテーターとして参加するのですが、妻は人事労務のプロです。
人事労務のプロのファシリテーションのもとで経営者とサラリーマンが1冊の本を媒介として対話をすることによって面白い化学反応が起こるのではないかと期待しています。
事前に読む必要はありません。本だけ用意していただければOKのハードルの低い読書会。一人でも多くの方のご参加を楽しみにしています。
≪『人生100年時代の稼ぎ方』読書会≫
○日時:2019年8月25日(日)13時~15時(開場12時45分)
○会場:札幌市中央区南1条西5丁目 愛生舘ビル6階 愛生舘サロン
○定員:20名
○参加費:2,000円(税込・当日現金にてお支払ください)
○持ち物:課題図書『人生100年時代の稼ぎ方』、筆記用具
※会場にて本の貸し出しや販売は行いませんので忘れずにお持ち願います
参加申込はコチラにてお願いします(無料の会員登録が必要となります)