ご存知のように日韓の関係が悪化の一途をたどっています。

政治的な話しはここではしませんが、とにかくこの影響により日本を訪れる韓国人の数が激減しているそうです。

大韓航空はそれを踏まえて9月から釜山―札幌線(新千歳空港)の運行停止を決定しましたし、それ以外にも日韓の直行便の運航停止が決まっています。

ところで、訪日外国人客に占める韓国人の割合は全体の約25%で、中国人に次いで2番目に多い数となっています。

※2018年の日本政府観光局のデータで754万人

ということは、そこが激減してしまうことでインバウンド消費に与えるインパクトは結構なものになります。

そしてインバウンドによる経済効果が大きい地域の筆頭格がここ北海道です。

私は日常的に外国人観光客と接しているわけではないのであくまでも肌感覚ですが、確かに韓国人の数は減ったように思われます(あまり韓国語を聞かなくなりました)。

こうなってくると大変なのが、インバウンドを主なターゲットとしたビジネスです。

ホテル、飲食店、お土産屋などで特にインバウンドに特化したようなビジネスはかなり売上が厳しくなることが予想されます。

ここ北海道は外国人観光客の人気が高いエリアではあるのですが、だからといってそこだけに特化してしまうと、今回のような事態になるとめちゃくちゃ影響を受けてしまいます。

北海道にそういうお店があるのか分かりませんが、仮に韓国人観光客に特化したお店があるとしたら、下手したら潰れるレベルだと思います。

実は一番化戦略コンサルタントの髙田先生はいつもブートキャンプの際に「インバウンドに頼り過ぎたビジネスモデルは危険!」とおっしゃっています。

やはり今回のような政治的な要因で人が減ってしまう危険性がありますし、昨年発生した北海道胆振東部地震のように自然災害が要因で人が減ってしまう危険性もあります。

実際、昨年の地震の際にはしばらく観光客が激減し、多くのビジネスが打撃を受けました。

もちろん訪日観光客を増やすというのは国を挙げた方策であり、今後確実に伸びていく分野であることは間違いないのですが、その一方でインバウンド消費は水物であり、政治的要因や自然環境的要因によって大きく変動するという不安定要素も抱えています。

今回は分かりやすい事例としてインバウンドを取り上げましたが、どんなビジネスも外部環境の影響を受けています。

それをどのように分析し、対応・変化していくのか?

それを考えるためにはその土台となる原理原則を学ぶ必要があります。

その原理原則を身に付けずにどれだけ考えても「下手の考え休むに似たり」となってしまいます。

ではどうやってその原理原則を学べば良いのか?

その1つが前回もお知らせした『競合他社と圧倒的に差別化する「アイデアの出し方」セミナー』です。

2時間のセミナーですのでエッセンスとはなりますが、髙田先生にコンパクトにお話しいただく予定です。

そしてもう1つがご存知『戦略マーケティング・ブートキャンプ』です。

こちらは5時間かけて戦略マーケティングの代表的なフレームワークについてガッチリと学ぶことができるセミナーとなります。

様々なフレームワークを学んでいただきつつ、それらをどうやって有機的に使いこなすのかという部分まで掘り下げて解説していただきます。

インバウンド向けのビジネスをしている方はもちろん、そうじゃない方にもこの機会にぜひ身に付けていただきたいと思います。

≪競合他社と圧倒的に差別化する「アイデアの出し方」セミナー≫

○日時:2019年8月26日(月)15時~17時

○会場:札幌市中央区南1条西5丁目 愛生舘ビル6階 愛生舘サロン

○参加費:3,000円(当日現金にてお支払ください)

○主な内容

どんな時代でも使える「考え方のフレームワーク」とは?

・業界1位のヒントは他業界にあり

・自社の強みが「収益」に変わる一番化戦略とは?

・「アイデアの出し方」の重要な9つのポイントとは?など

詳細・お申し込みはコチラから

≪戦略マーケティング・ブートキャンプ≫

○日時:2019年8月27日(火)10時~16時

○会場:札幌市中央区南1条西7丁目12番地 都市ビル7階 宮治理陽税理士事務所

○参加費:5万円(要事前振込)

詳細・お申し込みはコチラから