以前のブログで価格設定について言及しました(コチラ)が、その中で
”と言ってる私自身が税理士業界一筋の人間で、「税理士報酬はこんなもの」というパラダイムを持っていますので、自分自身がパラダイムシフトをする必要がありますが。”
と書きました。
サラリーマンを経て独立起業する場合、大抵はそのサラリーマン時代に扱っていた商品・サービスを扱います。
私なんかは税理士事務所に勤務していて、税理士として独立しているので典型例ですね。
当然ながら過去に自分が扱っていた商品・サービスであればある意味価格設定は楽です。
顧問料や決算料などの定期的な報酬のほか、年末調整などの単発業務の報酬についてもいちいちいくらにしようか悩むことなく過去の勤務経験を生かして価格設定をすることができます。
しかしその一方で、自分が勤務していたときの価格設定に強く影響を受けてしまうという一面もあります。
私の場合、最初に勤務した事務所は医療機関に特化していたこともあって比較的報酬は高価格帯でした。
当然最初に勤務した事務所でしたので「税理士報酬の相場はこれぐらいなんだ」という価値観が生まれます。
その後税理士試験勉強のこともあって別の税理士事務所に転職することになったのですが、その事務所は起業支援に特化した事務所でした。
いわゆる新会社法により独立する人は増えたものの大半は小規模な会社のため、報酬は低価格帯でした。
おそらく医療特化事務所と起業支援特化事務所の顧問料の差は倍ぐらいあったのではないかと思います(今どうなっているのかは全く分かりませんが)。
そして、私も独立当初、この2つの事務所の価格設定を参考にして自分の事務所の価格設定を行いました。
そうすれば相場とかけ離れた価格にはならないですから。
しかし、これも過去何度も言及していますが、税理士業界の価格競争も厳しさを増しています。
しかもほとんどが前回の記事でいうところの「根拠のない値下げ」です。
そのため、サービスの質を下げて帳尻を合わせようとするのでクライアントが不利益を被るか、サービスの質を下げないで帳尻を合わせようとするので職員が不利益を被るかのいずれか(下手すると両方とも)となってしまいます。
ここで「税理士報酬はこんなもの」というパラダイム(価値観)が発動すると「まぁでも相場が相場だから高い価格設定は難しいよなぁ」という考えになってしまいます。
今まで価格設定についてさんざん偉そうなことを言ってきましたが、私自身も高価格帯を目指しながらも実際の価格設定には悩んでいた過去があるわけです。
なので、価格設定に悩んでいる人の気持ちはよ~く分かります!
しかし、「そうですよね~。大変ですよね~。分かります」と単に共感するだけでは現状は何も変わりません。
私自身価格設定についてパラダイムシフトできたのはやはり一番化戦略コンサルタント・高田先生の存在が大きいです。
税理士報酬ではありませんが、現在5万円に設定している戦略マーケティング・ブートキャンプの受講料も最初は12,000円でした。最初私自身「12,000円だと高いかな?」なんて思っていましたが、コンテンツを考えるとむしろ安いぐらい。
そこで「安いけど、いい商品」から「高いけど、さすがだ」にポジションチェンジを図った次第です。
今はこの考え方を税理士報酬にも取り入れるようにしています。
目指すは「高いけど、さすがだ」の領域。
業界を席巻している価格競争に付き合っている場合ではありません。
みなさんもご自身の勤務経験から来る相場感に囚われていませんでしょうか?
パラダイムシフトを起こし、そこから抜け出すきっかけを掴むためにもぜひとも戦略マーケティング・ブートキャンプを活用いただければと思います。
≪戦略マーケティング・ブートキャンプ≫
〇日時:2019年2月27日(水)10時~16時
〇会場:寄りそうコンサルタントグループ(札幌市中央区南1条西7丁目12番地 都市ビル7階)
〇料金:5万円(税込/要事前振込)
〇参加特典:
①テキストとして使用する高田先生の著書『中小企業の「売上思考」を身につける一番化戦略』をプレゼント
②次回のグループコンサル(5万円相当)を無料で受講いただけます
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