先日「100億円キャンペーン」の第2弾を発表したPayPayですが、このタイミングで当事務所もPayPayの取り扱いを開始しました。

と言っても、今回のキャンペーンに合わせた訳ではなく、昨年末に加盟店の申請をしていたのがやっとOKが出たのがたまたまこのタイミングだったというのはここだけの話しです。

とは言え、私は普段そんなに現金で報酬をいただくことはありません。

顧問料は自動引落にさせていただくか、振り込みしていただくようにしていますので。

ただこの時期、単発の確定申告料については現金でお支払いいただくこともままあります。

ちょっきり用意いただくのも面倒ですし、といって細かいお釣りが発生するとそれも面倒です(釣り銭は用意してますけどね)。

また、現金でいただくと会計ソフトに入力する必要があります(クラウド会計でも)が、もしも入力し忘れてしまうと税理士なのに「売上計上漏れ」というかなりダサい事態となってしまいます。

現金を扱わないならそれに越したことはないんだけどな~と思いながら早何年・・・というタイミングで現れたのがPayPayです。

キャッシュレス決済のプラットフォームは沢山ありますが、PayPayの加盟店としてのメリットは導入コストがかからないという点です。

端末などを購入する必要がないので、私みたいに「扱うとしてもそんなに件数があるわけではない」という事業者にとってはありがたい話しです。

またくだんの100億円キャンペーンもそうですが、後発組であるPayPayがシェアを獲るために向こう何年かは決済手数料も無料となっているので、加盟店にとって負担が無いというのもありがたい話しです(数年後には有償になる予定)。

実はPayPayの存在は前回の100億円キャンペーンで知り、「ここで加盟店になれば、お客様に還元されるので喜ばれるな」と思い加盟店の申請をしたのですが、残念ながらキャンペーンがあっという間に終わってしまったためそれは実現しませんでした。

その後クレジットカードの不正利用問題などもありましたが、一応そのようなセキュリティ問題もクリアになったタイミングで正式に加盟店となり、また第2弾の100億円キャンペーンが始まったというのはいいタイミングなのではないでしょうか。

なんにせよ、私がキャッシュレスを推進する最大のポイントは「現金のやり取りをすることによる煩わしさからの開放」です。

現在政府主導でキャッシュレス化が推進されていますが、まだ全然浸透していません。

でも少なくとも会計処理の観点からするとカード決済なりQRコード決済なりを活用してキャッシュレスにした方が圧倒的に便利なわけですから、当事務所も微力ながら推進に貢献していきたいと思います。