先日読んだ樺沢紫苑先生の最新刊『学びを結果に変えるアウトプット大全』が非常に読み易く、かつ、分かりやすいものでした(そのときの記事はコチラ)。
この本を読んで改めてアウトプットの大切さに気付き、こうやって先月から再開したブログも基本的に毎日更新できるようになりました。
学んだことをこうやって書き残すことで、記憶の定着が図られますし、私がどんなことに関心を持ちどんな考えを持っているのかを知ってもらうことができ、とその効果をじわじわと実感している今日この頃です。
ということで、せっかくならもっと樺沢先生の本を読もう!ということで次に手に取ったのが『脳のパフォーマンスを最大まで引き出す神・時間術』です。
時間術に関する本は今までも色々と読んでおり、実践しているもの、していないもの様々あるのですが、今一度科学的なエビデンスも示しながら網羅的に紹介している本で、これまた非常に多くの学びを得ることができたのでシェアしたいと思います。
学びその1「時間術は集中力を中心に考える」
まず仕事には高い集中力を要するものとそうでないものがあり、かつ、脳のコンディション的に集中できる時間帯とそうでない時間帯があります。
であれば、集中力を要する仕事は集中できる時間帯に、そんなに集中力を必要としない仕事はあまり集中できない時間帯に割り振るのが効果的です。
今までその日の仕事は優先順位の高いものからこなしていましたが、ここに「集中度」という概念を取り入れることで、より効果的に仕事をできることになります。これは今日からでも取り掛かれそうです。
ちなみに集中力が高い時間帯は「起床後の2~3時間」「休憩した直後」「終業間際の時間帯」「締め切りの前日」だそうです。
やはり朝を制するものは人生を制すると言えそうです。
学びその2「昼休みには集中力をリセットする」
朝に集中力を要する仕事をこなすと効率的に仕事をすることができますが、そのように集中力を使うと当然に疲れます。
なので、昼休みに行うべきことは「しっかりと休み、集中力をリセットすること」です。
適度な昼寝は非常に効果的です。
逆にやってはいけないことが「スマホをいじること」だそうです。
スマホをいじるということはメールチェックをしたり、SNSをチェックしたり、ニュースをチェックしたりと何らかの情報に接することになります。
そして情報に接していると脳が休まりません。
そうすると当然に集中力も回復しません。
う~ん、なるほど。私は昼食時にも時間を効果的に使おうとメールチェックをしたりしていましたが、逆効果だったわけですね。
ここは改めたいと思います。
学びその3「寝る前の生活習慣で人生が決まる」
集中力をリセットするために最も重要なのが睡眠。よって夜寝る前の生活習慣は質の高い睡眠から逆算されたものである必要があります。
「寝る前2時間のリラックス時間は、すべてに優先して確保せよ」とおっしゃっているぐらい、この時間帯の過ごし方が非常にキモとなります。
私は朝や日中行うことについては結構しっかりと習慣化できている方なのですが、夜寝る前については微妙な部分もあります。
日記を書くなど習慣化しているものもあるのですが、まだまだ定まっていません。
しかし「寝る前の生活習慣で人生が決まる」わけですから、これを機に「何をやり、何をやらないのか」を考えたいと思います。
皆さんも本書を読んで「神・時間術」を身に付けてみませんか?