さて、日曜日も非常に閲覧数が少ないので、今回も趣味100%でお届けしたいと思います。
札幌市民にとって一番メジャーな神社と言えば、やはり北海道神宮。
初詣の際には最寄駅である地下鉄円山公園駅から長い行列ができますし、外国人観光客の観光スポットとしても人気が高く、団体客もよく見かけます。
また、エリア的に北海道神宮で神前結婚式を行い、円山にあるレストラン等で披露宴を行うという流れで結婚式を挙げる人も多いです。
私の弟もそのパターンですし、知人でも結構います。
一般的には「神宮」と言えば伊勢神宮のことを指します(厳密には伊勢神宮の正式名称が「神宮」となります)が、道民にとって「神宮」と言えば北海道神宮のことを指す、というぐらいの存在です。
そんな存在ですから、あまり神社に興味が無くても初詣などで一度は参拝したことがある人も多いのではないでしょうか?
しかし、大抵の人は普通に本殿(拝殿)でお参りして帰ってしまっているかと思います。
それではもったいない!
せっかく北海道で一番メジャーな神社を参拝するわけですから、こんな形で堪能してみてはいかがでしょうか?
①第一鳥居から攻める
敷地の広い神社ですといくつも鳥居があったりしますが、北海道神宮にも複数鳥居があります。
さて、この表参道入口にある鳥居、実は「第二鳥居」です。
では「第一鳥居」はどこにあるのか?
これは知っている人も多いと思いますし、何よりも存在感があるので分かりやすいと思うのですが、北1条通りに車道をまたぐ形で建てられている大きな鳥居が第一鳥居となります。
徒歩だとちょっと遠いのでなんですが、車でお越しの際にはあえて北1条通りを通って第一鳥居をくぐってみてもいいのではないでしょうか?
そのかわり北海道神宮の駐車場から第二鳥居までまた多少距離がありますので、そこは頑張りましょう。
②第三鳥居から攻める
裏参道にも駐車場があるのですが、駐車場から境内に入るところに第三鳥居があります。
この第三鳥居をくぐると金運がアップすると言われているらしいです。
このブログではあまり「〇〇運アップ」とかスピリチュアルなこととかに触れるつもりはありませんので、これ以上は言及しませんが、気になる方は是非ネットで調べてみてください。
③本殿が珍しい北東向き
普通神社の本殿は南向きや東向きに建てるのが習わしですが、北海道神宮は北東向きとなっています。
これは建立された明治初期、ロシアが北海道進出を目論んでいるという警戒感から睨みをきかすという意味で、このような向きになったと言われています。
さて、北東というと陰陽道では鬼門と呼ばれています。
そのため、夫婦やカップルが同時に鳥居(つまり第二鳥居)をくぐると破局する、なんて言われていたりします。
ホントかどうか分かりませんが、気を付けるに越したことはありませんね。
④是非一緒に参拝したい開拓神社
北海道神宮には「穂多木神社」「札幌鉱霊社」「開拓神社」という境内社があります。
本殿から2~3分ぐらいの距離のところにあるにも関わらず、こちらまで足を運ぶ人は極少数です。
しかし、せっかく円山まで来たのに本殿の参拝だけで帰ってしまうのはもったいない!
ぜひこれらの境内社も参拝して欲しいところなのですが、特におススメなのが開拓神社。
3つの境内社の中でもひときわ立派な社殿で存在感があります。
開拓功労者を祀っているので、仕事運や勝負運にご利益があると言われています。
北海道神宮と言えば大自然に囲まれた静謐な空間・・・と言いたいところですが、前述の通り、近年では外国人観光客が増えています。
ことさら外国人のことを悪く言うつもりは全く無いのですが、人(国)によっては大声で話したりするので、ちょっと落ち着かない雰囲気になってきたかな、と感じています。
その点、開拓神社まで参拝する人は少なく、静謐な空間を堪能することができるので、私は北海道神宮を参拝する際にはこちらも必ず参拝するようにしています。
ちなみに開拓神社の御朱印も北海道神宮の祈祷受付でいただくことができます。
ということで道民はもちろん、道外から北海道観光にいらっしゃる方で北海道神宮を参拝される際には、こんなことも意識しながら参拝していただくとより楽しめるのではないかと思います。