現在2冊目の著書『メモの魔力』がかなり話題になっていますが、ここは敢えて1冊目の『人生の勝算』を取り上げたいと思います(『メモの魔力』も後日取り上げます!)。
著者の前田裕二さんと言えばライブ配信サービス「SHOWROOM」を世に送り出したイケメン社長で、某有名女優さんと交際していることでも有名な方です。
で、そんな人が20代で『人生の勝算』なんていう大それたタイトルの本を出すなんて完全に「おだってる」感じがしたのですが・・・。
実際に読んでみるとまぁむちゃくちゃ努力の人ですね。
外資系投資銀行で働いていたというのは知らなかったのですが、圧倒的努力によってぶっちぎりの営業成績を叩き出しているんですね。
「そりゃ20代でそこまで成果を出してたら何も言えねぇ」という感じ。
ただ、「何も言えねぇ」だと記事になりませんので笑、そんな中でも学びポイントを書き出してみます。
①コミュニティ作りがビジネスの鍵
「コミュニティが大事」「絆が大事」というのはもう何年も前から言われていることですが、それは「モノ消費」から「ヒト消費」へのシフトを意味しています。
「ヒト消費」というとピンとこないかもしれませんが、選択理論で言うところの「愛・所属の欲求(の特に所属の欲求)」や「力の欲求(の承認欲求)」を満たしたいという願望かなと思います。
私は仕事柄そもそも「モノ消費」型のビジネスではありませんが、ではどのようにしてコミュニティを作っていこうか?
しかも当たり前ですが、自分が儲けるため、ということではなく、そのコミュニティに集まる人にとっても上記欲求が満たされるWin-Winの関係になるものです。
今年はコミュニティ作りというのを一つのテーマとして取り組んでみたいと思います。
皆さんも意識してみてはいかがでしょうか?
②人を好きになる能力を高める
”よくビジネス書では、人に好かれる能力を磨きなさいと説かれていますが、僕は逆だと思っています。人を好きになる能力の方が、よっぽど大事だと思います。”
「人を好きになる能力」という考え方が斬新ですね。
”人を好きになることは、コントローラブル。自分次第で、どうにもなります。でも人に好かれるのは、自分の意思では本当にどうにもなりません。コントローラブルなことに手間をかけるのは、再現性の観点でも、ビジネスにおいて当然でしょう。”
まさに「コントロールできることに集中する」考え方ですね。
今年は人を好きになる能力を高めたいと思いますが、急に「好き好きオーラ」を出しても引かないでください(笑)。